このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
ボールペンの染み

ボールペンを洗濯した!落とし方や書けなくなったときの復活方法は?

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年1月10日

ボールペンを誤って洗濯すると、衣服にシミが付く可能性がある。油性や水性などインクの種類によって適した落とし方は違うので、基本的な知識を確認しておきたい。この記事では、ボールペンを洗濯してできたシミの落とし方と応急処置の方法を紹介する。洗濯で書けなくなったボールペンの復活方法と併せて解説するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. ボールペンを洗濯してしまった!シミ抜きの前にやるべきことは

洗濯タグ
ボールペンを洗濯したときは「液性」や「洗濯表示(※1)」を確認してほしい。ここでは、シミ抜き前にやるべきことと、クリーニングに出したほうがよいケースについて説明しよう。

インクの液性を確認する

ボールペンの液性は「油性」「水性」「ゲル」の3種類だ。種類によって落とし方が違うので、あらかじめチェックしておこう。ボールペンに記載がない場合は、プラスチックに書くことで見分けられる。にじまず書けるなら「油性」、こすると伸びるなら「水性」や「ゲル」だ。

服の洗濯表示を確認する

洗濯表示で、服が水洗いできるかチェックする。ボールペンを洗濯して服に付いた場合は、すでに水洗いをしているため確認は不要だ。ボールペンを使っていたときに誤ってインクが服に付着したときだけ、桶のマークにバツ印がないかチェックしよう。
また、手のマークは「手洗いが必要」、下の先が2本あれば「中性洗剤を使って優しいコースで洗う」といった意味だ。細かい洗濯方法を調べたいときは、やはり洗濯表示を確認したほうがいい。

最初からクリーニングに出したほうがよいケースは?

水洗いがNGのものや革製品は自宅で洗濯できない。無理にインクのシミ抜きをすると、変色したり傷んだりするだろう。クリーニングによるプロのシミ抜きなら素材を傷める心配がない。水洗いが可能でも大事な衣服であれば、キレイに仕上がるクリーニングの利用を検討しよう。

2. 油性ボールペンを洗濯してしまったときのシミの落とし方

ボールペンの染み
正しい方法を知っておけば、油性ボールペンのインクを落とすのは簡単だ。誤って洗濯してしまったときは、以下の方法を試してほしい。

シミ汚れの落とし方

  • 机の上にビニール(印刷がないもの)を敷く
  • 汚れを下向きにして衣類を置いたらシミの下に布を敷く
  • 無水エタノールを少しずつかける
  • もう一枚布を用意してシミを軽く叩く
  • 3~4を繰り返してシミが落ちたら洗濯機でまわす
インクを上と下の布に移すのがポイントになる。無水エタノールの代わりに、プロピレングリコール類を含んだ除光液を使ってもいい。作業の前に色落ちしないか目立たない場所で試しておくと安心だ。

3. ジェルや水性ボールペンを洗濯してしまったときのシミの落とし方

ボールペンの染み
ジェルや水性のボールペンを洗濯した場合の、シミの落とし方を解説する。油性ボールペンとは方法が違うので、両方チェックしておこう。

シミ汚れの落とし方

  • 汚れた部分に石鹸と水をつける
  • シミが落ちるまでもみ洗いをする
  • 流水ですすいでシミが落ちてるか確認する
  • 1~3の手順をシミが落ちるまで繰り返す
  • 最後によくすすいだら洗濯機でまわす
油性ボールペンのときと同様に、目立たない場所で試してから作業してほしい。ジェルや水性のインクは乾くと落ちにくくなるので、すぐにシミ抜きをすることが重要だ。時間がたったシミは落とすのが難しいため、クリーニングに出したほうがいいだろう。

4. 洗濯して書けなくなったボールペンは復活させられる?

ボールペン
洗濯したボールペンは書けなくなる可能性が高い。では復活させることはできるのだろうか。

復活させられる可能性はある

ボールペンが書けなくなる原因は、主にインクが逆流したり固まったりすることにある。まずは手で握って温めて、インクが柔らかくなるか確認してみよう。逆流を直したい場合はビニール袋に入れてグルグルと回転させる。
ほかにはティッシュを四つ折りにして円を書く、といった方法もあるので試してみてほしい。ただし、上記の方法でもボールペンが復活しないことがある。書けないようなら諦めて、新しいボールペンを用意しよう。

5. 外出先などでボールペンのシミを洗濯できないときの応急処置

ボールペンの染み
外出先でボールペンのシミができてしまうと、その場で洗濯するのは困難だ。もしものときのための、応急処置の方法を解説する。

油性ボールペンのインクが付いたときの応急処置

油性ボールペンのインクが付いたら、乾いた布でつまむようにシミに当てておく。汚れを浮かしておき、帰宅後に無水エタノールを使ってシミ抜きしよう。中性洗剤が使える場合は少しだけ塗布して、ティッシュで軽く叩いておくと汚れが浮きやすい。なお、繊維の中にインクが染み込んでしまうので擦るのはNGだ。

ジェルや水性ボールペンのインクが付いたときの応急処置

汚れた部分の裏側にティッシュペーパーを敷いたら、上から水拭きをする。硬く絞った布を使って、軽く叩きながらインクを移そう。布を洗いながらこの作業を繰り返すことで、シミは少しずつ薄くなる。このように応急処置をしておき、帰宅したあとになるべく早く洗濯しよう。

6. ボールペンを洗濯してしまったときはまず「液性」の確認を

ボールペン
ボールペンのインクの落とし方は種類によって異なる。洗濯して衣服にシミが付いた場合、まず液性を確認しよう。油性ボールペンには無水エタノール、ジェルや水性ボールペンには石鹸を使用してほしい。
時間がたつと落ちにくくなるので、早めに対処することが重要だ。もし外出先でシミが付いた場合は、その場で使える道具で応急処置をする。帰ったあとはすぐにシミ抜きをして洗濯すれば、落ちる可能性が高くなるだろう。

結論

ボールペンを洗濯すると、衣服にインクが付着する可能性がある。インクの液性と洗濯表示を確認してから、正しい方法で落とそう。水洗いがNGのものや革製品はシミ抜きができないので、クリーニングに出してほしい。また、洗濯で書けなくなったボールペンは、温めたり遠心力を加えたりすることで復活する可能性がある。諦める前に紹介した方法を試してみよう。
(参考文献)
※1出典:消費者庁「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」
  • 更新日:

    2022年1月10日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧