目次
- 掃除機や粘着クリーナーでゴミを取り除く
- シミや汚れがあれば洗剤を塗布してなじませる
- 汚れが外側にくるようにジャバラ状(屏風たたみ)にたたんで丸める
- 専用のネットに入れる
- 洗濯機に入れたら大物洗いコース(毛布コース)に設定する
- 脱水時間を30秒に設定して運転する
- 風通しがよい場所で陰干しする
- 掃除機や粘着クリーナーでゴミを取り除く
- 浴槽にラグがつかるくらいの水をはったらオシャレ着用洗剤を溶かす
- ラグを浴槽に入れて1~2時間ほど放置する
- 浴槽の中でラグを踏み洗いする
- 汚れが落ちたら浴槽の水を抜いて踏みながら脱水する
- 新しい水をはって踏み洗いをしながらすすぐ
- 3回ほどすすいだら水を抜いて踏みながら脱水する
- 浴槽のフチにかけてしばらく水切りをする
- 風通しがよい場所で陰干しする
- 汚れが外側にくるようにジャバラ状(屏風たたみ)にたたんで丸める
- 適した容量の洗濯機を選んで入れる
- 洗濯が終わったら乾燥機に移して40分ほど乾燥させる
- 取り出して少し冷ましてから乾燥しているか確認する
- 十分に乾いてない場合は追加で乾燥する
1. ラグは洗濯できる?できない?

ラグが洗濯できるのかどうかは洗濯表示で確認しよう。詳しい見分け方を解説する。
洗濯機で洗える場合
まずはラグの洗濯表示(※1※2)にある「洗濯処理記号(洗濯桶のマーク)」をチェック。洗濯桶のマークに、手やバツ印がついていなければ洗濯機で洗える。なお、数字は使える液温の上限を、下の線は洗濯処理の強さを表す。線の数が多いほど弱い処理が必要だ。
また、洗濯機の容量が不足しているとラグは洗えない。130×190cm(約1.5畳)のラグは8kg以上、190×190cm(約2畳)だと10kg以上、190×240cm(約3畳)なら14kg以上の容量が必要になる。無理に洗濯すると洗えなかったり生地が傷んだりするので、大容量の洗濯機があるコインランドリーの利用を検討しよう。
手洗いで洗濯可能な場合
洗濯処理記号に手のマークがついていれば、手洗いで洗濯が可能だ。洗濯機は使用できないので、浴槽に水をはって踏み洗いをしてほしい。
洗濯できない場合
洗濯処理記号にバツ印がついていると洗濯はできない。小まめにお手入れをして清潔に保つか、クリーニングに出す必要がある。
2. ラグの正しい洗濯方法

ここでは、ラグの洗濯方法を洗濯機と手洗い、コインランドリーに分けて解説する。詳しい手順とポイントをまとめた。
洗濯機での洗い方
洗剤はオシャレ着用の中性洗剤を使用する。ラグが入る大きな洗濯ネットを用意しよう。きれいに仕上げたいなら、洗濯前にブラッシングして毛並みを整えておくといい。柔軟剤を使用するのもおすすめだ。
手洗いでの洗濯方法
水を含んだラグはとても重いので、しっかりと水切りをしてから干そう。また、柔軟剤を使用する場合は、汚れをすすいだあとに水をはって柔軟剤を入れるといい。そのまま20~30分ほどつけ置きしてから脱水しよう。
コインランドリーでの洗い方
洗濯ができるラグでも乾燥機は使えないケースがあるため、洗濯表示(タンブル乾燥記号)(※1※2)で確認しよう。乾燥が使えない場合は濡れたまま持ち帰る必要があるので、大きなビニール袋を用意しておくといい。
3. 洗濯できないラグをきれいにする方法

洗濯ができないラグでも、手入れをすれば清潔に保つことが可能だ。汚れをきれいにする2つの方法を紹介しよう。
掃除機や拭き掃除をする
週に1~2回の頻度で掃除機をかけて、ホコリやゴミを吸い取ろう。1平方メートルに20秒を目安に、さまざまな角度からかけるのがポイントだ。においが気になる場合は、重曹を全体にまいて2時間ほど放置したあと掃除機で吸い取るといい。
掃除機でも取れない汚れには拭き掃除が有効だ。硬く絞った雑巾で水拭きをしたあと、乾いたタオルで水気を拭き取り陰干しをする。汚れが酷い場合は、ぬるま湯にオシャレ着用洗剤を溶かして拭き掃除をしよう。洗剤が残らないようにしっかり水拭きをしてから、乾拭きをしてほしい。
クリーニング店に依頼する
手入れをしても汚れがとれなかったり、高級なラグだったりする場合は、クリーニング店に依頼しよう。専門的な技術によって汚れがスッキリ落ち、生地も傷みにくい。
ただし、ラグの洗濯に対応していない店舗もあるので注意してほしい。近くに対応している店舗がないなら、宅配クリーニングの利用を検討しよう。
4. 洗濯後のラグを早く乾かすコツ

竿を2本使用してラグがM字になるように干せば、空気が通り乾くのが早い。竿が1本しかない場合は、A字になるよう内側にハンガーを並べて風の通り道を作ろう。
なるべく天気がよく乾燥した日を選んで洗濯するのがポイントだ。直射日光に当たるとラグが傷むので、裏側を表にして陰干ししてほしい。
結論
ラグは汚れやすいので定期的な洗濯が必要だ。しかし、洗濯できないラグもあるので、まずは洗濯表示を確認しよう。桶のマークに何もついていなければ洗濯機、手のマークがついていれば手洗いで洗濯する。紹介した洗濯方法とポイントをぜひ参考にしてほしい。桶のマークにバツ印がついている場合は洗濯できないので、掃除機がけや水拭きで清潔に保とう。
(参考文献)
※1出典:消費者庁「洗濯表示(平成28年12月1日以降)」
※2出典:消費者庁「洗濯表示(平成28年11月30日まで)」