目次
- イヤホンからイヤーピースを外す
- イヤーピースをウェットティッシュ(アルコール入り)で拭き取る
- 歯間ブラシで本体のメッシュ部分とイヤーピースの汚れを落とす
- ウェットティッシュを使ってケーブルを拭く
- ティッシュでイヤホンプラグを拭く
- 装着部分を歯ブラシで優しく擦る
- ウェットティッシュを使ってケーブルを拭く
- ティッシュでイヤホンプラグを拭く
1. イヤホンの汚れの原因

一見するとキレイに見えるイヤホンでも、汚れが付着している可能性がある。まずは、イヤホンが汚れる原因について確認しよう。
耳垢や手垢
イヤホンは耳に入れて使用するため、耳垢が付着しやすい。また、耳にふたをするため内部が湿り、より付着しやすい状態になる。とくに、耳の深くまで入れるカナル型のイヤホンは汚れやすいので、小まめな手入れが必要だ。さらに、手で触ることで手垢がつくため、装着部分以外の汚れにも注意しよう。
ゴミやホコリ
イヤホンをポケットやカバンに入れて持ち運ぶと、細かいゴミやホコリが付着する。収納ケースを使わずにイヤホンを持ち運ぶ方は、とくに注意が必要だ。装着部分にゴミやホコリがつくと衛生面で問題があるので、小まめに掃除をしてキレイにしてほしい。
2. イヤホン掃除の必要性

なぜイヤホンの掃除が必要なのか解説しよう。汚れを放置するリスクについて確認しておくことが重要だ。
音が聞こえにくくなる
イヤホンを汚れたままにすると、接触不良が発生する可能性がある。音質の悪化やノイズなどの原因になり、そのまま放置すれば故障することも考えられる。イヤホンを長く使い続けるためにも定期的に掃除したい。
耳の中にカビが発生する恐れも
汚いイヤホンを使用することは、汚れを耳の中に入れることと同じだ。そのうえ、耳にふたをした状態になるので内部が湿りやすい。汚れと多湿という条件が揃うことで、耳の中に雑菌やカビが繁殖しやすい状態になる。
これにより、「外耳道真菌症」になる可能性があるので注意が必要だ。かゆみや痛み、耳垂れといった症状が発生し、さらに難聴の原因になるケースもある。耳の健康のためにもイヤホンを清潔に保つことが重要だ
3. イヤホンの正しい掃除方法

イヤホンの正しい掃除方法を詳しく解説する。「カナル型」「インナーイヤー型」「ワイヤレス」「イヤホンジャック」に分けて紹介しよう。
カナル型イヤホンの掃除の仕方
歯間ブラシでメッシュ部分を掃除をする際、中に汚れを押し込まないように注意する。イヤホンを傷つけないよう、優しく掃除するのがポイントだ。
インナーイヤー型イヤホンの掃除の仕方
力を入れすぎると破損する可能性があるので、柔らかい歯ブラシで表面の汚れを丁寧に払う。水拭きや、楊枝のような尖ったものの使用は避けてほしい。
ワイヤレスイヤホンの掃除の仕方
イヤホンの種類を確認し、上記の掃除方法を参考に掃除しよう。また、ワイヤレスイヤホンを清潔に保ちたいなら、充電ケースも一緒に掃除しておこう。綿棒を使ってケース内のゴミや汚れを拭き取ればOK。綿棒に無水エタノールをつければ、より効果的だ。
イヤホンジャックの掃除の仕方
イヤホンを接続するイヤホンジャックは、綿棒や歯間ブラシを使って掃除する。力を入れすぎないように注意しながら優しく擦ろう。空気を噴射してホコリを飛ばすエアダスターを使えば、奥まで入り込んだ細かい汚れでもスッキリ落とせる。
4. イヤホンを汚れから守るコツ

日頃の対策でイヤホン掃除の手間を減らすことができる。イヤホンを清潔に保つコツをまとめた。
ケースに入れて保管する
イヤホンをケースに入れて保管すれば、ゴミやホコリの付着を防げる。バッグなどに入れる場合は、持ち運び用のケースを用意しておこう。コードの絡まりや故障の予防にもなるので、ぜひ活用してほしい。
長時間使用しない
イヤホンを長時間つけっぱなしにすると、蒸れて雑菌が繁殖しやすい。長時間の使用をやめ、休憩を挟むことが重要だ。1時間に1回外して15分ほど耳を休める習慣をつけよう。
専用アイテムを活用する
耳垢ガードつきのイヤーピースを使用する方法もある。使用中のイヤホンに取りつけることで、耳垢やホコリなどの付着を防げる。ただし、イヤホンの種類やサイズによって対応するアイテムが異なるため、確認してから購入してほしい。
結論
耳に直接装着するイヤホンは汚れやすい。音が聞こえなくなったり、耳の中にカビが発生したりする原因になるので、定期的に掃除をすることが重要だ。使用しているイヤホンの種類を確認し、適した掃除方法をぜひチェックしてほしい。日頃からの対策で汚れは防げるので、こちらもあわせて実践しよう。