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トイレ

トイレ修理の費用相場は?業者を呼ぶ基準と高額請求など注意点も解説

投稿者:ライター 西村七海 (にしむらななみ)

鉛筆アイコン 2022年2月 2日

毎日何度も使うトイレは、つまりや水漏れといったトラブルに見舞われることも少なくない。費用を考えると業者を呼ぶべきか、自分で修理ができないかと悩むこともあるだろう。そこで今回は、トイレの修理にかかる費用相場や、業者を呼ぶ基準を解説する。高額請求などの被害に遭わないための注意点も解説しているため、しっかりチェックしてほしい。

  

1. トイレ修理が必要な症状とは?

トイレの水漏れ
まずはトイレ修理が必要な症状と、業者を呼ぶかどうかの判断基準について解説する。

修理が必要なトイレのトラブル

  • トイレのつまり
  • 水漏れ
  • 水が流れない
  • 水が止まらない

トイレの修理業者を呼ぶかどうかの判断基準

  • 原因不明
  • 自分では直せない
  • 自分で修理するのは不安
  • 自分で修理を試みたが直らない
  • 一刻も早く修理したい
  • 修理に労力をかけたくない
トイレの修理業者を呼ぶか迷ったときは、上記のポイントを基準にしてみよう。原因が不明、自分で直せない場合は修理業者に依頼するほかない。無理に修理をすると状況を悪化させてしまうおそれもあるため、注意が必要だ。原因が判明しており、自分で直せる場合であっても、トラブルの度合いによって修理にかかる労力や時間が異なる。一刻も早く修理したい、労力をかけたくないといった方は、業者に依頼するのがおすすめだ。

2. トイレ修理の料金相場

電卓
トイレの修理を業者に依頼する際に気になるのが料金相場だ。トイレのトラブルごとにかかる料金の相場を見ていこう。ただし業者や状況によっても異なるため、あくまでも参考としてほしい。

トイレのつまり

  • トイレのつまり:4,000~8,000円
  • 配管のつまり:8,000~15,000円
  • 高圧洗浄:15,000~100,000円

トイレの水漏れ

  • トイレのパッキン交換、調整作業:6,000~15,000円
  • 温水洗浄便座からの水漏れ:8,000~16,000円

トイレの水が流れない

  • タンク内の部品交換(タンクの着脱が必要):6,000~10,000円
  • タンク内の部品交換(タンクの着脱が不要):11,000~30,000円

トイレの水が止まらない

  • タンク内の部品交換(タンクの着脱が必要):6,000~10,000円
  • タンク内の部品交換(タンクの着脱が不要):11,000~30,000円

便器交換

  • 便器交換:30,000円~50,000円

基本料金や出張料、早朝・夜間料金などがかかる場合も

上記の金額とは別に、出張料や早朝・夜間料金、追加作業費、部品代などが加算される場合もある。キャンセル料や見積もり料がかかることもあるため、依頼する前に確認しておこう。

3. トイレのつまりを自分で修理する方法

トイレの詰まりを修理する
自分でトイレを修理する方法として「ラバーカップを使う方法」と「真空式パイプクリーナーを使う方法」を解説する。前者は便器に水がたまっている場合、後者は水がたまっていない場合の方法だ。自分で修理すると状況を悪化させてしまうことも考えられるため、不明な点や難しいと感じたときは、すぐに修理業者を呼ぼう。

ラバーカップを使う方法

  • トイレ用ラバーカップを便器の排水口にぴったりと付ける
  • ラバーカップをゆっくりと押し付ける
  • ラバーカップを勢いよく引き抜く
  • 「2」と「3」を複数回繰り返す
  • バケツで水を流し、しっかりと流れるか確認する
便器にたまっている水が少ない場合、上記手順「1」の前に、ラバーカップが隠れる程度の水を入れておく。反対に便器の水が上の方まできている場合はくみ出しておこう。ビニール袋の中心に穴を開けてラバーカップを通し、トイレにかぶせるようにすると、水の飛び散りを防ぐことができる。汚れが気になる場合は試してみよう。

真空式パイプクリーナーを使う方法

  • 真空式パイプクリーナーを便器の排水口に押し付ける
  • 真空式パイプクリーナーのレバーを上下させて吸引力を高める
  • 真空式パイプクリーナー本体を引き上げる
  • つまりが改善されなければ「2」と「3」を複数回繰り返す
  • バケツで水を流し、しっかりと流れるか確認する

自分で修理した場合の費用は?

  • ラバーカップ:400~3,000円
  • 真空式パイプクリーナー:1,000~3,000円
自分でトイレの修理をする場合は、ラバーカップや真空式パイプクリーナーといった道具を用意する際に費用がかかる。価格の目安は上記を参考にしてほしい。

4. トイレの修理費用の高額請求にも注意

請求書
自分でトイレの修理をするのが難しい場合、専門の業者に依頼することになるだろう。しかしトイレ修理を業者に依頼したところ、悪質なぼったくり被害に遭ったといったケースがある。修理費用の高額請求には注意が必要だ。

会計が明確かどうか

悪質な業者は、見積もりや請求書に合計金額だけを記載するなどし、作業内容や費用を曖昧にしているケースが多い。一見すると安い見積もりも、いざ作業が終わってみると追加費用の発生などを理由に高額請求されることがある。どのような作業を行い、どの程度の費用がかかるのか、事前の見積もりに記載して説明してくれる業者を選ぼう。また、電話での問い合わせに対し、おおよその料金目安すら説明しない業者にも注意しよう。

余計な交換を勧めてこないか

本来は簡単な作業で済む修理であっても、悪質な業者は依頼とは無関係なタンクなどの交換を勧めてくることがある。トイレのトラブルに対し、明らかに不要な作業内容や交換を勧めてこないかを注意しよう。

出張料やキャンセル規定も確認しておこう

出張料やキャンセル規定についても、事前に確認しておこう。一般的な修理業者であっても、規定によっては見積もり後のキャンセル料が発生することはある。悪質な業者であれば、キャンセルを認めない、高額なキャンセル料を請求されるといったケースがあるため、見分けるポイントになるだろう。出張料が数千円を超えるような高額な料金の場合も、悪質な業者である可能性があるため注意してほしい。

5. トイレの修理は信頼できる業者を選ぼう

業者にトイレ修理してもらう
毎日の生活になくてはならないトイレ。修理が必要になった場合は、専門の業者を呼ぶケースが多いだろう。しかし残念なことに、悪質なトイレ修理業者によるぼったくり被害に遭うといったトラブルが発生している。トイレの修理が必要になった場合は、高額請求などの被害に遭わないためにも、信頼できる業者を選ぼう。

結論

トイレの修理を自分で行うのは難しいことが多い。しかし費用面を考えると、業者を呼ぶべきか迷うこともあるだろう。判断に迷ったときは、当記事で解説している基準を参考にしてほしい。気になる費用の相場や注意したい高額請求などのトラブルについても、しっかりと把握してから依頼すると安心だ。
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  • 更新日:

    2022年2月 2日

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