- 1. 調理器具の収納方法のポイント
- 2. 調理器具の収納アイデア | 立てる・掛ける編
- 3. 調理器具の収納アイデア | 引き出し編
- 4. 調理器具の収納アイデア | シンク下編
- 5. 調理器具の収納アイデア | 棚編
1. 調理器具の収納方法のポイント
コツを実践すれば調理器具がスッキリと収納できる。使いやすく収納する3つのポイントを解説しよう。
サイズごとにまとめる
異なるサイズの調理器具が混ざると雑多な印象になりやすい。出し入れもしにくくなるので、まずはサイズで分類するところから始める。鍋やフライパンなど大きなものと、おたまやフライ返しなど小さなものに分けよう。
サイズごとに収納する
サイズごとに分類した調理器具を、それぞれに適したスペースに収納する。コンロ下のような深く広いスペースには鍋やフライパン、浅く仕切りがある引き出しにはお玉やフライ返しなどを収納するのがおすすめだ。
立てる収納や掛ける収納を活用する
フライパンや鍋を重ねると下の物が取り出しにくい。アイテムを使用して立てる収納にすれば出し入れが簡単だ。また、よく使用する調理器具は掛ける収納にすると、必要なときサッと手に取れる。
2. 調理器具の収納アイデア | 立てる・掛ける編
調理器具を使いやすく収納したいなら、立てる収納と掛ける収納を上手に取り入れよう。簡単に実践できる4つのアイデアを紹介する。
ボックスに大きな調理器具を立てる
フライパンや鍋など、大きな調理器具はファイルボックスで立てるのがおすすめだ。調理器具や、収納スペースにあったサイズのアイテムを選ぶのがポイント。色を統一して並べればスッキリとした印象になる。
レンジ周りに壁面収納
コンロで使用する調理器具はレンジ周りに掛けて収納しよう。レンジフードに取り付けるタイプのアイテムを上手に活用する。取り付けが簡単なマグネットタイプのアイテムもあるので、ぜひチェックしてほしい。
100均マグネットを利用
冷蔵庫や電子レンジ、レンジフードなど、キッチンにはマグネットを貼り付けられる場所が多い。ヘラやおたまに接着剤で100均のマグネットを貼れば、そのまま貼り付けられる。また、100均で購入できるマグネットフックを使って、掛ける収納にしてもいいだろう。
ラダーに掛けて収納
ラダーラックとは梯子のような形をした収納アイテムだ。狭いスペースにも置くことができ、調理器具を掛けて収納できる。狭いキッチンに収納を追加したいときにおすすめだ。
3. 調理器具の収納アイデア | 引き出し編
引き出しは中身が散らかりやすいため、スッキリと整理してほしい。調理器具を使いやすく収納するアイデアをまとめた。
トレーで仕切って小分け収納
引き出しの中にトレーを置いて混ざらないよう仕切りにする。仕切り付きのトレーもあり、伸縮タイプなら引き出しのサイズにあわせて調整することが可能だ。100均で購入したトレーをキレイに収まるよう並べてもいいだろう。
ファイルケースごとに分けて収納
深いタイプの引き出しにファイルケースを並べて、鍋やフライパンを収納しよう。引き出しを開閉しても調理器具が動きにくく、出し入れがしやすいのがメリットだ。手前から出し入れするなら前が空いているタイプ、上から出し入れするなら空いていないタイプがいい。
包丁を収納すれば安全
スタンドに立てた包丁を作業台に置くと、お子さんやペットが触れる可能性がある。安全に収納したいなら、引き出しに横置きタイプの包丁スタンドを入れて収納しよう。ホコリ対策になり、衛生的に使えるといったメリットもある。
4. 調理器具の収納アイデア | シンク下編
シンク下は無駄な空間ができやすいので、収納には工夫が必要だ。デッドスペースを活かす3つの収納アイデアを紹介しよう。
100均グッズで2段収納を実現
引き出しタイプのシンク下収納は、100均のコの字ラックや整理棚で2段収納にする。引き出しの奥行きに、ピッタリのアイテムを選ぶのがポイントだ。2段収納は引き出しの一部だけにしよう。下に入れたものが見え、ラックを移動させれば下段のものが楽に取り出せる。
伸縮ラックを設置
引き出し用の伸縮ラックを使用するアイデアだ。シンク下にある引き出し上部の空間を有効に活用でき、収納力がアップする。引き出しのサイズにあわせて幅を調整できるのがメリットだ。
スタンドに立てて並べる
鍋やフライパンを立てて収納できるスタンドを活用する。立てられる数やサイズはそれぞれ違うため、収納する調理器具やスペースにあわせて選ぼう。幅を調整できるタイプもあるのでぜひチェックしてほしい。
5. 調理器具の収納アイデア | 棚編
棚を使った調理器具の収納アイデアをまとめた。棚を上手に活用することで、使いやすいキッチンになる。
専用棚を手作り
キッチンに収納が不足しているなら専用棚をDIYしてみよう。壁や天井を傷つけず、2×4材の柱を取り付けられるディアウォールがおすすめ。棚受けと棚板を好きな場所に取り付ければ、賃貸でも手軽に壁面収納を増やせる。手に取りやすい作業台の奥に棚を設置すると、使いやすい調理器具収納になるだろう。
突っ張り棒でスペースを有効活用
突っ張り棒を棚の上部に取り付けて、デッドスペースを有効活用する。手前と奥に2本並べて棚板を置けば、簡易的な棚として活躍。鍋のフタや小さな調理器具など、薄くて収納に困りやすい物を置くといい。
収納ケースで引き出し風を実現
棚に収納ケースを置けば引き出しのように出し入れできる。奥の物が取り出しやすく、分類してわかりやすく整理できるのが特徴。オープンタイプのラックに並べて隠す収納にしてもいいだろう。高い位置にある吊り戸棚には取っ手付きの収納ケースがおすすめだ。
結論
調理器具収納のコツを実践すれば使いやすいキッチンになる。サイズごとにまとめたら、それぞれ適したスペースに収納しよう。立てる収納や掛ける収納を上手に取り入れることが大事だ。引き出しやシンク下、棚などの収納アイデアを参考に、理想の調理器具収納を実現してほしい。