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洗濯機

洗濯機の掃除方法は?おすすめの洗剤や黒カビを落とす方法を解説!

投稿者:ライター ブルーナ明子 (ぶるーなあきこ)

鉛筆アイコン 2022年2月 1日

洗濯機は、毎日使用する家電製品の1つであるが、実は知らぬ間に汚れが溜まりやすいので注意が必要だ。今回は、洗濯機に溜まる汚れの正体から適切な掃除方法や使用する洗剤、掃除の注意点、カビを防ぐ方法などについて詳しく解説しよう。

  

1. 洗濯機に溜まる汚れとは

洗濯機
洗濯機は毎度洗剤を使用するため、洗濯機も常に清潔である印象をもっていないだろうか。しかし、実際にはさまざまな汚れが溜まっているため洗濯機の掃除は欠かせない。

黒カビや洗剤のカスなどさまざまな汚れが溜まる

水を使用する洗濯機は、湿気を帯びやすい電気製品だ。そのため、知らぬ間に黒カビが生えていることも多い。その他にも、衣類に付着した食べカス、皮膚のたんぱく質や皮脂、洗剤や柔軟剤のカス、水垢などの汚れも溜まっていく。この汚れを放置したまま洗濯機を使用すると、洗濯機の汚れが衣類にも付着する可能性があり、非常に不衛生だ。

2. 洗濯機の掃除に使用する洗剤

洗濯機
洗濯機の掃除に使用できる洗剤には、主にハイター 、 重曹、オキシクリーン、塩素系漂白剤などがある。こちらでは、それぞれの洗剤の特徴を解説しよう。

ハイターなどの「塩素系漂白剤」

塩素系の洗剤は、鼻をつくような刺激臭と強力な殺菌力をもつのが特徴だ。塩素系漂白剤はカビや汚れが分解されるため、洗濯機の掃除の途中で浮いてきたカビやごみを取り除く必要がない。ほかの洗剤よりも、短時間で洗濯機の掃除を終えることができる。

オキシクリーンなどの「酸素系漂白剤」

酸素系の洗剤は、塩素系の洗剤よりも殺菌力は劣るが、鼻をつくような刺激臭がないのが特徴だ。洗濯機の掃除で浮いてきたカビやごみは分解されないため、取り除く必要がある。それゆえ、洗濯機の掃除には6時間から7時間が必要といわれている。また、洗濯機に採用される素材によっては、酸素系漂白剤の使用が禁止されている場合もあるため、注意して確認してほしい。

ナチュラルクリーニング派には「重曹」

重曹は、塩素系や酸素系の洗剤と比較すると殺菌力が低く、洗浄力も低いため、酸素系漂白剤同様にカビやごみを取り除く必要がある。また、掃除には6時間から7時間ほどかかる。しかし、食品にも使用される成分であるため、環境への影響に配慮したい場合におすすめの洗剤だ。

3. 洗濯機の掃除方法と注意点

洗濯機
こちらでは、塩素系漂白剤、酸素系漂白剤、重曹を洗濯機の掃除に使用する方法と注意点について解説しよう。

塩素系漂白剤を使う場合

洗濯槽に、適量の塩素系漂白剤を入れて「槽洗浄コース」または「通常コース」で運転させるだけである。コース修了後にも塩素系漂白剤の臭いが気になる場合は、洗剤や洗濯物を入れずに「通常コース」でしっかりと成分をすすぐとよい。

酸素系漂白剤を使う場合

成分機能を発揮する40度から50度のぬるま湯を注ぎ、そこに適量の酸素系漂白剤を溶解するとよい。通常コースで10分ほど運転させた後、4時間から6時間ほど放置し、その間に浮いてきたカビなどの汚れをこまめに取り除く。汚れが残っていると洗濯機に詰まる恐れがあるので注意しよう。放置後にはすすぎと脱水を繰り返し、汚れが浮かなくなったら掃除を終了する。

重曹を使う場合

重曹も40度から50度のぬるま湯で成分が効果を発揮するため、洗濯層にぬるま湯を注ぎ、そこに適量の重曹を溶解する。通常コースで10分ほど運転させ、その後4時間から6時間を目安に放置し、その間に浮いてきたカビなどの汚れを取り除く。放置後には、すすぎと脱水を繰り返し、汚れが浮かなくなったら掃除を終了する。重曹掃除不可の機種もあるため、あらかじめ説明書等で確認してほしい。重曹の溶け残りがないよう、すすぎはしっかりと行おう。

4. 洗濯機の掃除は業者にお願いすることも可能

洗濯機の掃除
こちらでは、洗濯機の掃除を業者に依頼するメリットと分解掃除などの相場を紹介しよう。

洗濯機を分解洗浄をしてくれる

家庭で洗濯機を掃除するときは、洗剤を用いて洗浄する方法しかできない。しかし、プロの業者は洗濯機をパーツごとに分解できるため、家庭用の洗剤だけでは取り除くことのできない汚れを掃除できるのが大きなメリットだ。

分解洗浄なしでキレイにする方法もある

プロに依頼する場合、分解洗浄なしの方法を選ぶこともできる。その場合は、専用の洗浄液を使用して長時間浸け置き洗いすることで、洗濯槽をキレイに掃除してもらえる。

洗濯機の掃除を業者に頼んだ場合の料金の目安

洗濯機の掃除を業者に依頼する場合の料金は、洗濯機の種類や地域によっても差が見られるが、12000円前後から4万円ほどを目安に考えておくとよいだろう。

5. 洗濯機の各種パーツの掃除方法

汚れた洗濯機のパーツ
こちらでは、洗濯機の各種パーツの掃除方法を解説しよう。

洗剤投入口(洗剤ケース)

  • 洗剤投入口を取り外す
  • 40度から50度のお湯で汚れを柔らかくする
  • 台所用中性洗剤と歯ブラシなどを使用し、洗剤投入口と洗濯槽の接続部分を掃除する

糸くずフィルター(縦型洗濯機)

  • 糸くずフィルターを取り外し、中のごみを取り除く
  • 台所用中性洗剤と歯ブラシなどを使用し、フィルターと洗濯槽の接続部分を掃除する

乾燥フィルターと排水フィルター(ドラム式洗濯機)

  • 乾燥フィルターを取り外し、付着したごみを取り除く
  • 乾燥フィルターの奥に残るごみがあればすべて取り除く
  • 乾燥フィルターの汚れが強い場合は、ぬるま湯で洗って乾燥させる
  • 完全に乾燥フィルターが乾燥してから、洗濯機に取り付ける

洗濯パンや隙間など

  • ハンガーにストッキング巻きつけたものを準備する
  • 洗濯機の下を準備した道具で拭きとる

6. 洗濯機のカビを防いでキレイに保つには?

洗濯機と掃除道具
洗濯機の掃除後には、できるだけカビを防いでおきたい。ここでは、キレイな状態を維持する方法を解説しよう。

洗濯槽に湿気を溜め込まない

洗濯機の使用後は、槽乾燥やふたを開けた状態にして湿気を取り除こう。ただしドラム式の場合、ふたを開けておくと子どもが入ってしまう可能性があるため十分注意してほしい。

定期的に洗濯槽を洗浄する

1か月に1度を目安に洗濯槽を掃除する習慣をもち、カビの繁殖を抑えよう。

洗濯槽内に洗濯物を入れたままにしない

洗う前の洗濯物を洗濯槽に入れておいたり、洗濯後の湿気を帯びた洗濯物を長時間放置したりするのはやめよう。脱水が終わったら速やかに洗濯物を取り出して干すことが大切だ。

7. 洗濯機は定期的に掃除をして清潔に保とう

洗濯機の掃除
洗濯機は、知らぬ間にさまざまな汚れが溜まっている。掃除せずにそのまま洗濯すると、洗濯槽に溜まった汚れが洗濯物に移る原因になる。洗濯機は定期的に掃除して、清潔に保つことが大切だ。

結論

今回は、洗濯機に溜まる汚れの原因から適切な掃除方法、洗剤、掃除の注意点、カビの発生予防方法、キレイな状態の維持の仕方などについて詳しく解説した。当記事を参考に洗濯機をキレイに保持し、衣類を清潔に洗濯してほしい。
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  • 更新日:

    2022年2月 1日

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