目次
- 傘の露先(つゆさき)にある小さなプラスチックのパーツを外す
- 傘の先端にある石突(いしづき)というプラスチックのパーツを外す
- 傘の持ち手を外す
- ニッパーを使って傘の露先から3~4cmほどの骨組みを切断する
- ペンチを使って「1」で切断した露先に刺さっている骨組みを抜き取る
- ペンチで石突を挟んで半時計回りに回しながら引っ張る
- ペンチで傘の持ち手を取り外す
- リサイクルショップで売る
- フリーマーケットやフリマアプリで売る
- 寄付する
1. 傘の正しい捨て方は自治体によって異なる

傘は、自治体によって捨て方に違いがある。以下に、いくつかの自治体における正しい傘の捨て方を紹介するので参考にしてほしい。
北海道札幌市
北海道札幌市では、傘は「燃やせないごみ」となっている。ただし手数料は有料だ。
東京都大田区
東京都大田区では、傘は「不燃ごみ」となっている。
東京都世田谷区
東京都世田谷区では、傘(ビニール製含む)は「不燃ごみ」となっている。
東京都中野区
東京都中野区では、傘は「陶器・ガラス・金属ごみ」となっている。
神奈川県横浜市
神奈川県横浜市では、傘の骨組みは「小さな金属類」、布部分は「燃やすごみ」となっている。
神奈川県川崎市
神奈川県川崎市では、傘は「小物金属」となっている。
神奈川県相模原市
神奈川県相模原市では、傘の骨組みは「金物類」、布部分は「一般ごみ」となっている。布が外せない、骨組みが金属製ではない傘については、長さ50cm以上であれば「粗大ごみ」、50cm未満のものは「一般ごみ」だ。
愛知県名古屋市
愛知県名古屋市では、傘は「不燃ごみ」となっている。
京都府京都市
京都府京都市では、傘は1袋2本までであれば「燃やすごみ」だ。3本以上まとめて出す場合は「大型ごみ」となっている。
大阪府大阪市
大阪府大阪市では、傘は「普通ごみ」となっている。
大阪府堺市
大阪府堺市では、傘は「不燃小物類」となっている。
兵庫県神戸市
兵庫県神戸市では、傘は「燃えないごみ」となっている。
2. 傘を分解する方法は?

傘をそのまま捨てられる自治体もあるが、中には骨組みと布部分を分解しなければならない地域もある。捨て方とともに、傘の分解方法についても知っておくと便利だ。分解ができたら、各自治体で定められた捨て方に沿って処分しよう。
ビニール傘の分解方法
これで傘の骨組みと布部分を分解することができる。安価なビニール傘であれば、素手でも簡単に分解が可能だ。しかし中にはペンチなどの道具を使わなければ分解できない傘もある。素手で分解できない傘については、以下の手順を確認してほしい。
素手で分解できない傘は?
ペンチやニッパーを使った傘の分解は、骨組みなどの金属でケガをするおそれがある。滑り止め付きの軍手などを使用し、安全に傘の分解を行おう。
3. まだ使える傘は「リサイクル」する方法もある

いくら傘が増えても、まだ使えるものまで捨ててしまうのはもったいない。そのようなときは、傘をリサイクルしてはいかがだろう。
傘をリサイクルに出す方法とは?
有名ブランドの傘であれば、リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性がある。フリーマーケットやフリマアプリで出品してもよいだろう。高値での買取は難しいかもしれないが、捨てるよりも環境にやさしい。
しかし安価なビニール傘では買い取ってもらえない可能性がある。そのような場合は、発展途上国などに寄付するのもおすすめだ。傘の寄付を募っている団体や組織を探して、使わない傘を寄付してみよう。
4. 傘の正しい捨て方は自治体のホームページで確認を

傘の正しい捨て方は自治体によって異なる。お住まいの地域のホームページで確認するのが確実だ。傘の骨組みと布部分の分別が必要な地域もある。面倒に感じるかもしれないが、決まったルールをしっかりと守ろう。まだ使える傘については、環境にやさしく社会貢献につながることもあるリサイクルがおすすめだ。
結論
傘は無駄に増やさないよう、定期的に見直してみよう。壊れていたり、長らく使っていない傘を放置していたりするかもしれない。壊れた傘は正しい捨て方で処分し、まだ使える傘はリサイクルしてみよう。傘の捨て方や分解方法などは、ぜひ当記事を参考にしてほしい。