目次
- 自治体の公式サイトや電話で申し込む
- コンビニなど対応する店舗でごみ処理券を購入する
- 椅子にごみ処理券を貼り付ける
- 指定された日時に回収場所に持っていく
1. 椅子の正しい捨て方

椅子の基本的な捨て方について説明する。燃えるごみと粗大ごみに分けて、それぞれの捨て方をチェックしていこう。
解体して燃えるごみに出す
椅子をゴミ袋に入るサイズまで解体して、燃えるごみや不燃ごみとして出す捨て方だ。自治体によって異なるが、一片が30cm以上だと粗大ごみとするケースが多い。そのため30cm以下のパーツに分ければ、燃えるごみや不燃ごみとして捨てられる。
解体したら指定の袋に入れて収集場所に出すだけだ。木材や金属など、素材によって分別方法が異なるので注意してほしい。家庭ごみとして出せる大きさや素材の分別方法は自治体によって違うので、捨て方のルールを事前に確認しておこう。
ただし、椅子の材質やサイズによっては解体するのが難しい。組み立て式の椅子なら比較的簡単だが、座面など一部が大きければノコギリなどでカットする必要がある。解体するのが難しい椅子は、粗大ごみとして処分したほうがいい。
粗大ごみに出す
自治体によって回収方法など捨て方が異なるケースはあるが、基本的な流れは上記の通りだ。ごみ処理券の料金は自治体の公式サイトで確認できる。たとえば横浜市の場合、椅子は200円、応接用椅子(1人用)は500円だ。
事業所の椅子は廃棄物処理する
一般家庭で使用していれば、オフィスチェアであっても粗大ごみとして処分できる。しかし、事業所で使用していた場合、粗大ごみではなく廃棄物として処分するのが捨て方のルールだ。廃棄物処理場に持ち込むか、一般廃棄物処理業者に回収を依頼する必要がある。
2. 椅子のお得な捨て方

椅子をお得に処分できる捨て方をまとめた。それぞれの捨て方やメリットを解説する。
買取業者に売る
新しい椅子を処分したいときは、買取業者に見積もりを依頼しよう。状態がいい有名ブランドの椅子なら、高額買い取りが期待できる。一方で傷がついている椅子や、安価で購入した椅子だと買い取りが難しい。セットで購入した椅子はすべて揃えておく必要があるだろう。椅子の種類や状態にあわせて捨て方を選んでほしい。
不用品回収業者に引き取ってもらう
一部の不用品回収業者では、椅子の無料引き取りや買い取りを実施している。申し込めば自宅まで引き取りにきてもらえるので、回収日まで待つ必要がない。しかし、こういった不用品回収業者は無許可である可能性が高い。あとから高額の費用を請求されたり、不法投棄されたりするケースもあるので十分に注意しよう。
フリマやオークションに出品する
フリマやオークションに出品すれば、自分で価格を決めることが可能だ。買取業者で売却できないような椅子でも、買い取ってもらえる可能性があるだろう。一方で写真の撮影や購入希望者とのやりとりなどの手間がかかる。梱包や発送も必要なので、フリマやオークション初心者にはややハードルが高いかもしれない。
譲ったり寄付したりする
状態がいい椅子に限るが、知人に譲るという捨て方がある。椅子を欲しがっている知人がいないなら、「ジモティー」など中古品を譲る相手を探せるサービスを利用してもいい。また、家具の寄付を受け付けている団体もあるので調べてみよう。引き取りの方法や受け付けている椅子の条件をよく確認したうえで、寄付することが重要だ。
結論
椅子を処分する場合、粗大ごみとして出すのが一般的だ。自治体の捨て方のルールを確認して、電話や公式サイトから申し込みをしよう。簡単に解体ができる椅子なら、小さくして燃えるごみや不燃ごみとして捨ててもいい。そのほかには、買取業者に売ったり知人に譲ったりする方法がある。椅子の状態を確認したうえで、適切な捨て方で処分しよう。