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タオル

タオルがふわふわになる洗濯方法とは?嫌な臭いの落とし方も紹介

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年2月21日

タオルの洗濯方法を間違えると、嫌な臭いがしたり触感がごわごわしたりする。ふわふわに仕上げるために、正しい知識を確認しておこう。この記事では、タオルの正しい洗濯方法と適した頻度を紹介する。早く乾かす干し方や糸くずへの対処法とあわせて解説するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. タオルの臭いやごわごわする原因

タオル
タオルの嫌な臭いやごわごわの原因をチェックしよう。NGな洗濯方法を確認しておくことが重要だ。

こまめに洗濯していない

使用したあとのタオルには、汗や落としきれなかった体の汚れが付いている。そのうえぬれたまま放置することになるため、雑菌が繁殖しやすい。不潔な状態のタオルは洗濯しても雑菌が残りやすく、臭いの原因になる。こまめに洗濯をして清潔に保って、臭いを防ぐことが重要だ。

洗濯機に詰め込みすぎている

洗濯機にタオルや洗濯物を詰め込みすぎると、上手く回らない。洗浄力が低下して、汚れが落ちにくくなるので注意が必要だ。洗濯槽の7~8割くらいを目安に入れると、タオルの汚れがしっかりと落ちる。

柔軟剤の量が多い

タオルをふわふわにする効果がある柔軟剤だが、入れ過ぎはNGだ。吸水性が悪くなり、さらに汚れが落ちにくくなる。一方で使用量が少なすぎると効果が低くなるので、パッケージで適量を確認してから入れてほしい。なお、洗濯のたびに柔軟剤を使うと吸水性が悪くなるので、ごわごわになったときや10回に1回くらいを目安にしよう。

天日干ししている

タオルを長時間天日干しすると、繊維を傷めたり乾燥のしすぎで硬くなったりする。ふわふわに仕上げたいなら、風通しの良い場所で陰干ししよう。どうしても天日干しをしたいときは、乾いたらすぐに取り込むようにする。雨の日など乾燥させるのが難しい場合は、乾燥機の利用を検討してほしい。

2. タオルの適切な洗濯の頻度

タオルの洗濯
タオルを清潔に保ちたいなら、毎日洗濯することが大事だ。タオルに付着した雑菌の数は、3回使うと雑巾と、1週間後は排水口とほぼ同じという。そのままタオルで体を拭くと雑菌が体に移り、吹き出物やニキビ、体臭の原因になる。タオルにも臭いが付くため、洗濯をしてしっかりと落とそう。
どうしても洗濯するのが難しい場合は、乾燥させると雑菌の繁殖を抑えられる。タオル同士を離して、タオルハンガーなどで風通しの良い場所で干しておくといい。ベランダや庭など外に干せない場合は、窓を開けて室内で干すと乾きやすくなる。ただし、やはり雑菌の繁殖を完全には抑えることはできないので、なるべくこまめに洗濯してほしい。

3. タオルがふわふわになる洗濯方法

タオル
ちょっとしたコツを実践すれば、洗濯後もタオルをふわふわに保てる。実践してほしい4つのポイントをまとめた。

洗濯ネットに入れる

洗濯ネットに入れて摩擦を軽減すれば、ふわふわの触感を保ちやすい。多くのタオルにはパイル生地が使われており、パイルと呼ばれるループ状の糸がふわふわの元になっている。洗濯すると、ほかの洗濯物との摩擦によってこのループがつぶれてしまう。1枚ずつ洗濯ネットに入れてから洗濯するのがおすすめだ。

洗剤や水の量

洗剤は適量を守り、たっぷりの水で洗濯しよう。洗剤を入れすぎると溶け残ってしまい、石鹸カスがタオルに付着して雑菌が繁殖する。少なすぎても汚れが落ちないので、パッケージに記載された適量を守ってほしい。また、多めの水で泳がせるように洗濯すれば、パイルが倒れにくくなる。さらに繊維の奥に入り込んだ汚れまで、キレイに落とせるだろう。

十分にすすぎを行う

洗剤や柔軟剤のすすぎ残しがあると、石鹸カスが残ってタオルの繊維に付着する。乾燥すると固まってごわごわになるので、しっかりとすすぐことが重要だ。すすぎ1回コースがある洗濯機もあるが、ふわふわに仕上げたいなら2回に設定してほしい。

臭いが気になる場合は漂白剤を使う

タオルの臭いや汚れが落ちないときは「酸素系漂白剤」がおすすめだ。軽い汚れには液体タイプ、頑固な汚れには粉末タイプが向いている。洗濯用洗剤と一緒に洗濯機に入れるだけで使用できるが、汚れや臭いが落ちないときはつけ置きするといい。水やぬるま湯に適量を溶かして30分ほど放置したあと、すすぐか洗濯機で回せばOKだ。

4. 洗濯後のタオルの正しい干し方

タオルを干す
タオルをふわふわに仕上げるには干し方も重要だ。3つのコツを実践して柔らかく仕上げよう。

なるべく早く干す

洗濯後のタオルをぬれたまま放置すると、雑菌が繁殖して臭いの原因になる。脱水のあとはすぐに洗濯機から取り出して、素早く干すのがポイントだ。すぐ干すのが難しいなら乾燥機にかけてもいい。

バサバサと振ってから干す

脱水後のパイルは寝ており、そのまま乾かすとごわごわになってしまう。端を持ってバサバサと振って、パイルを立ててから干すとふんわりと仕上がる。

風通しを良くする

タオルを素早く乾かすためには、風通しを良くすることが重要だ。風通しが良い場所を選んで、空気があたる面積が広くなるように干す。片方を長めにして吊るすと乾きやすい。

5. タオルに糸くずが付くときの対処法

タオルと洗濯機
新しいタオルを洗濯すると糸くず(毛羽)が落ちて付着する。使用する前に洗濯して、余計な糸くずを落としておくことが重要だ。一般的なタオルは柔軟剤が付いた状態で販売するので、まずは洗剤だけで洗濯してほしい。
また、洗濯方法を間違えると摩擦で糸くずが落ちやすくなる。たっぷりの水で洗う、柔軟剤を使いすぎないなど、基本的な対策は上記で紹介した方法と同じだ。落ちた糸くずが残るとタオルに付くので、くず取りネットで除去するといいだろう。

結論

タオルをふわふわに仕上げたいなら洗濯方法を見直そう。柔軟剤や洗剤は適量を使って、洗濯機に詰め込みすぎないように注意する。タオルの臭い対策には酸素系漂白剤を活用してほしい。脱水が終わったらすぐに取り出してバサバサと振り、風通しの良い日陰で乾かすのがポイントだ。糸くずが付着するときの対処法も紹介したので、あわせてチェックしておこう。
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  • 更新日:

    2022年2月21日

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