目次
- アクリル100%毛糸
- かぎ針
- とじ針
- はさみ
- 人さし指~小指まで、4本の指に毛糸をぐるぐると巻きつける
- 輪っかの状態を崩さないように指から毛糸を外す
- 半分の位置に余った毛糸を1周巻きつけて結ぶ
- 10cm程度余らせて毛糸をカットする
- 巻きつけた毛糸の輪に糸端を通して結ぶ
- 5.の手順をもう一度繰り返す
- 束をほぐして完成
1. アクリルたわしとは?

アクリルたわしとは、その名のとおりアクリル100%の毛糸でできたたわしのことである。
アクリルたわしの特徴
アクリルたわしの大きな特徴は、軽い油汚れであれば使用時に洗剤がいらない点だ。食器洗いのほかにも、シンクや洗面所など、水回りの掃除にも活躍する。アクリル毛糸で簡単に作れることから、お気に入りのデザインを手作りすることも可能だ。
アクリルたわしで汚れが落ちる理由
アクリルの繊維は細かく、毛糸の弾力性と通気性、通水性によって汚れを取ることができる。アクリルたわしの使用時に洗剤が不要なのは、アクリル繊維の特性によるものだ。
2. アクリルたわしの選び方

アクリルたわしの選び方は、以下の3つのポイントをチェックしてみよう。
使いやすい形
毎日出る洗い物や掃除に使うなら、使いやすい形を選びたい。ストレスなく快適に家事を行うためにも、手にフィットして使いやすいものがおすすめだ。
コスパ
アクリルたわしは繰り返し使えるが、消耗品である。あまりに高価なものは、買い替えの際に躊躇してしまうかもしれない。コスパも考えて選ぼう。
デザイン
デザインにこだわることで、いつもの家事が少し楽しみになるかもしれない。アクリルたわしはシンプルなものからかわいいものまでデザインが豊富なため、お気に入りが見つかるだろう。自分で好みのデザインに手作りするのもおすすめである。
3. アクリルたわしの使い方

アクリルたわしは洗い物に使うイメージが強いが、実際は掃除にも活用できる。お手入れの仕方も含めて、アクリルたわしの使い方を解説しよう。
キッチンでの使い方
洗い物に使用する場合、アクリルたわしの使い方は通常のスポンジやたわしと変わらない。少しの油汚れであれば、洗剤を使わずこすり落とそう。油がたっぷりと付いてしまっている場合は、少量の洗剤をつけてこすり洗いするとキレイに落とせる。やわらかいアクリルたわしは、一般的なたわしで洗うと傷が付きやすいテフロン加工されたフライパン、ホーロー鍋にも使用可能だ。落ちづらい茶渋取りにも活躍してくれる。洗い物のほか、キッチンの軽い油汚れや焦げ付き、水あか掃除にも使ってみよう。
キッチン以外での使い方
アクリルたわしは、窓ガラスのくもりやフローリングのほこり取りにも使える。から拭きでも汚れをキレイに落とせるのだ。浴槽や洗面器などの湯あかには、水でぬらしたアクリルたわしを使ってみよう。
お手入れの仕方
アクリルたわしは使用後に水で洗って絞り、干して乾かそう。ぬれている状態が長いほど雑菌が繁殖しやすいため、できるだけ短時間で乾くよう工夫するのがポイントだ。
アクリルたわしに汚れが付着した場合は、中性洗剤で洗ってから干す。月に一度は洗濯ネットに入れて、洗濯機で洗うとさらに清潔だ。約2~3ヶ月が寿命の目安となるため、新しいものと交換しよう。
4. アクリルたわしの作り方

すでに解説したとおりだが、アクリルたわしは手作りを楽しむのもおすすめだ。アクリルたわしに必要な材料や道具、作り方を見ていこう。
必要な材料や道具
初心者でも簡単な作り方
毛糸とはさみだけで簡単にできるぽんぽんのアクリルたわし。巻きつける回数でボリュームが変わるため、お好みで調整してみよう。
丸いアクリルたわしの編み方
かぎ針を使い、こま編みで丸いアクリルたわしを編む。くさり編みで輪の作り目をし、6目ずつ増やし目をしながらお好みの大きさになるまで編み進めていく。シンプルな丸いアクリルたわしは、完成後に刺繍を入れて楽しむのもおすすめだ。
四角いアクリルたわしの編み方
かぎ針を使い、こま編みの往復編みで四角いアクリルたわしを編む。お好みの大きさになるようにくさり編みで作り目をし、段ごとに編み地を裏返して編み進めていく。最後にくさり数目のループを作り、編み地に引き抜いて完成だ。慣れてきたら、色を変えていろいろなデザインのアクリルたわしを編んでみよう。
結論
洗い物や掃除に使えるアクリルたわし。アクリルの細い繊維が汚れを落としてくれるため、洗剤がいらず手肌にやさしい。豊富なデザインで、使わないときはオシャレなインテリアとしても活躍してくれる。手芸初心者でも比較的簡単に手作りを楽しめるため、ぜひ自分好みのアクリルたわしを作ってみよう。