目次
- 1. マットレスは洗濯したほうがいい?
- 2. マットレスの正しい洗濯方法
- 3. 洗濯できないマットレスの汚れの落とし方
- 4. マットレスの洗濯を業者に依頼するメリット
- 5. 洗濯後のマットレスを清潔に保つコツ
- マットレスのカバーを外し、洗濯表示に従ってマットレスとは別に洗濯する
- マットレスの洗濯表示に従い、水または40度以下のお湯で流し洗いする※中性洗剤が使用可能なものは、適切量を使用して、洗剤成分を十分に洗い流す
- マットレスの水をきり、風通しのよい日陰に干して十分に乾燥させる
- 1.マットレスのカバーを外し、洗濯表示に従ってマットレスとは別に洗濯する
- 2.中性洗剤を水量に応じて適量溶かした中にマットレスを浸し、優しく押し洗いする※水を含んだウレタンは非常に脆弱であるため、ひねったり、引っ張ったりしないように注意する
- 3.マットレスの水をきり、風通しのよい日陰に干して十分に乾燥させる※天日干しでは、ウレタンが劣化するため注意する
- 消毒用のエタノールをスプレーボトルに入れ、カビのある部分に吹きかけ、1時間ほど放置する
- ぬるま湯で絞ったタオルを用いて、消毒用のエタノールを吹きかけたカビのある部分を叩くように拭き取る
- マットレスのカバーを外し、洗濯してから50度以上の温度で20分ほどを目安に乾燥機にかける
- マットレスは、ダニ退治機能のある布団クリーナーや布団乾燥機などを使用し、ダニを死滅させ、掃除機で死骸を取り除く
- 水で固く絞ったタオルを用いて、汚れの外側から中心へ叩くように拭き取る
- 水だけで汚れが取れない場合は、中性洗剤を適量水に溶かしたものを含ませたタオルを固く絞り、それを用いて再度拭き取る
- 洗剤がマットレスに残らぬようにしっかりと拭き取り、乾燥させる
- マットレスのカバーを外し、洗濯表示に従ってマットレスとは別に洗濯する
- マットレス本体の汚れた部分に乾燥したタオルを押し当ててしっかりと水分を取り除く
- 汚れた部分に準備したクエン酸水をスプレーする
- 乾燥した清潔なタオルなどで水分を吸い取る
- においがなくなるまで、手順の2から3までを繰り返す
- マットレスに湿気が残らぬようにしっかりと乾燥させる
- 重曹水または、セスキ炭酸ソーダ水を入れたスプレーボトルを用意し、汚れ全体にスプレーして5分ほど放置する
- スプレーした部分の上から乾燥した清潔なタオルを押し当て、マットレスの汚れとスプレーの水分を吸水する
- 汚れがなくなるまで、手順の1から2を繰り返す
- マットレスに湿気が残らぬようにしっかりと乾燥させる
- セスキ炭酸ソーダ水を入れたスプレーボトルで、汚れの全体が湿る程度にスプレーして5分から10分ほど放置する
- スプレーした部分の上から乾燥した清潔なタオルを押し当て、優しく叩きながら汚れを移し取る
- 汚れがなくなるまで、手順の1から2を繰り返す
- マットレスに湿気が残らぬようにしっかりと乾燥させる
1. マットレスは洗濯したほうがいい?

マットレスには、さまざまな素材やサイズのものがあるため、洗濯すべきか迷うこともあるだろう。マットレスの表面には汗や髪の毛、フケ、皮脂の汚れなどが付着しているので、できれば洗濯するのが望ましい。まずはマットレスの洗濯の可否とメリットを解説しよう。
マットレスは洗濯できる?それともできない?
マットレスの洗濯が可能か否かは、まず洗濯表示タグを見て確認することが大切である。家庭で洗濯できるのは、手洗いや洗濯マークの表示があるものだ。洗濯表示タグのないものは、取扱説明書を確認するようにしよう。
家庭で洗濯できない素材は、金属が入っているスプリングマットレスや水に弱いウレタンが採用されたマットレスである。エア系ファイバーは、自宅で丸洗い可能である場合が多く、メッシュ素材の3次元構造体のものは、分解して別々に洗濯できる場合もあるので説明書を確認してほしい。
2. マットレスの正しい洗濯方法

こちらでは、マットレスの正しい洗濯方法について紹介しよう。
エア系ファイバーの洗濯方法
高反発ウレタンの洗濯方法
3. 洗濯できないマットレスの汚れの落とし方

こちらでは、洗濯できないマットレスの汚れの落とし方について解説しよう。
カビ
ダニ
※ウレタンは熱に弱いため、布団乾燥機を使用する前に取扱説明書を確認してほしい
ジュースなどのシミ
※擦り拭きすると汚れが広がるため、必ず叩くように拭き取る
おねしょ汚れ
尿独特のにおいを防ぐために、水200mlに小さじ1杯のクエン酸を溶解し、スプレーボトルに入れたものを準備しておくと便利だ。
寝汗のシミ
寝汗による汚れには、脂質が含まれているため、重曹水やセスキ炭酸ソーダを用いると効率的に取り除くことができる。水100mlに小さじ1杯の重曹を溶解した重曹水または、水500mlに小さじ1杯のセスキ炭酸ソーダを溶解したセスキ炭酸ソーダ水が役立つだろう。
血液汚れ
血液の汚れにも、水500mlに小さじ1杯のセスキ炭酸ソーダを溶解したセスキ炭酸ソーダ水を用いると効率的に汚れを落とすことができる。
4. マットレスの洗濯を業者に依頼するメリット

マットレスの洗濯を業者に依頼する最大のメリットは、大きくて重さのあるマットレスを持ち運びする必要がない点である。デメリットは費用がかかることだ。業者へ依頼する費用はマットレスのサイズや素材によっても異なる。たとえば、キッズ・ベビーサイズのマットレスでは1万円前後が相場であり、サイズが大きくなるほど3,000円から4,000円程度、洗濯費用が高くなっていく。サイズの大きいクイーンサイズやキングサイズでは、1万5,000円から2万円ほどを目安に考えておくとよいだろう。
5. 洗濯後のマットレスを清潔に保つコツ

洗濯後のマットレスを清潔に使用するためには、月に1回ほどの頻度を目安にお手入れをする必要がある。
掃除機がけをする
マットレスに付着した髪の毛やほこりなどの汚れを掃除機を用いてしっかりと吸い取ろう。表だけでなく、できれば裏も掃除機がけをするのが望ましい。
陰干しする
マットレスに湿気が溜まったままでは、マットレスを傷めたり、カビが発生したりする危険性がある。ラテックスやウレタンは熱に弱いため、天日干しせずに通気性のよい場所で陰干しをして、湿気を十分に取り除くことが大切だ。
表裏や上下を入れ替える
マットレスを同じ面ばかり使用していると、体重のかかりやすい腰や頭の部分だけへこんでしまう。また、マットレスの向きを入れ替える際には、マットレスを陰干して湿気を飛ばしてから行うと、清潔に使用できるだろう。
結論
今回は、素材や汚れ別にマットレスの洗濯方法、マットレスの洗濯を業者に依頼するメリット、洗濯後に清潔に使い続ける方法などについて詳しく解説した。マットレスは毎日使用するものであるため、当記事を参考に汚れを効率的に取り除き、清潔かつ快適な睡眠に役立ててほしい。