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エアコン

業務用エアコンを自分で掃除する方法!クリーニング料金の相場も紹介

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2022年4月29日

自宅のエアコンは掃除をしたことがあっても、お店や会社で使っている業務用エアコンの掃除はしたことがないという方は多いだろう。業務用エアコンは、ある程度自分で掃除することができる。掃除方法や注意点を紹介しよう。また、業者に掃除してもらうタイミングや相場もぜひ参考にしてもらいたい。

  

1. 業務用エアコンは掃除が必要?

エアコン
会社の備品である業務用エアコンは家のエアコンとタイプが違うため、掃除をためらっている方も多いだろう。しかし、掃除を怠ってしまうと、冷暖房の効率が低下する、カビやホコリなどをまき散らすなどのいろいろな弊害が出てくる。

業務用エアコンは自分で掃除できる?

業務用エアコンは、専門の業者でないと掃除ができないと思っていないだろうか。業務用エアコンは、内部までの掃除はできないとしても、フィルターや外側部分の掃除は自分でできる。フィルターをこまめに掃除するだけでも冷暖房効率を上げることができ、さらにホコリやカビ、嫌なにおいも防止することができる。

適切な掃除の頻度

一般的には、フィルターは月に1回程度、業者によるクリーニングは2~3年に1回程度を目安に掃除をする。しかし、業務用エアコンの掃除頻度は、業種や部屋の広さによっても変わってくる。飲食店や喫煙OKのスペースなら、よりこまめな掃除が必要になるだろう。

2. 業務用エアコンの掃除方法

エアコン
業務用エアコンで掃除ができる場所は「フィルター」と「外側」だ。それぞれの掃除方法を説明しよう。

エアコンタイプを確認

まず、使っている業務用エアコンのタイプを確認しよう。タイプによってフィルターの外し方が違うので、取扱説明書は事前にチェックしておくことだ。
業務用エアコンは以下のようなタイプが主流だ。
  • 本体が天井内に埋め込まれ、化粧パネルだけが表面に出ている「天井埋め込みカセットタイプ」
  • 本体が天井内に埋め込まれ、吹き出し口と吸い込み口だけが表面に出ている「天井埋め込みダクトタイプ」
  • 本体が天井や壁面に出ている「天井吊りタイプ」
  • 床に置かれる「床置きタイプ」

フィルターの掃除の仕方

フィルターの掃除の仕方
  • 掃除機
  • 中性洗剤
  • スポンジ
  • 使い古しの歯ブラシ
  • ドライヤー
掃除の手順
  • 電源プラグを外す。
  • フィルターを外す。
  • 掃除機でフィルターの表裏についているホコリを丁寧に吸い取る。
  • 油汚れなどがひどい場合には、スポンジや使い古しの歯ブラシに少量の中性洗剤をつけてこすり洗いする。このとき、力を入れすぎるとフィルターが破損してしまうリスクがあるので、やさしくこすり洗いをし、最後に水ですすぐ。
  • ドライヤーである程度乾かしたら、天日干しでしっかりと乾燥させる。湿気がある状態で取りつけてしまうとカビの原因になるので注意しよう。

外側部分の掃除の仕方

掃除の手順
  • エアコンの外側を布で水拭きする。
  • 水拭きだけでは落ちない油汚れやヤニ汚れがある場合には、中性洗剤を水で薄めて布を濡らし、拭き掃除をする。

3. 業務用エアコンを掃除する際の注意点

エアコンの点検
業務用エアコンを掃除する際には、いくつか注意したい点がある。

電源プラグを抜く

業務用エアコンを掃除する前には、必ず電源プラグを抜こう。電源プラグがついたままだと、フィルターを外すときに漏電・感電する恐れがあるためだ。もし電源プラグの場所がわからない場合、ブレーカーを落としてから掃除をすると安心だ。

分解しすぎない

業務用エアコンを掃除していると、エアコンの内部の汚れが気になってしまう。ついつい分解してキレイにしたくなるが、知識がないまま分解すると元に戻せなくなる可能性がある。さらに、無理をして分解すると部品が破損してしまうこともあるため、注意しよう。

鋭利な道具は使わない

業務用エアコンの内部は細かいパーツに分かれていることも多く、ドライバーなどの鋭利な道具で汚れを掻き出したくなる。しかし、手元がくるってエアコンの重要なパーツを破損してしまう可能性もある。業務用エアコンを掃除するときには、使い古しの歯ブラシなど、柔らかい道具を使用しよう。

フィルターは丁寧に扱う

エアコンのフィルターは、非常にデリケートにできている。汚れが落ちないからといってゴシゴシと力任せにこすってしまうと、フィルターの破損や変形につながってしまう。取り外すときも強引にはせず、取扱説明書で取り外し方をしっかり確認しよう。

4. 業務用エアコンを本格的に掃除する方法

エアコンの点検
業務用エアコンを自分で掃除するのには限界がある。フィルターや外側だけでなく、内部も掃除するためには、専門の業者に依頼しよう。

業者に依頼したほうが良いケース

業者に業務用エアコンの掃除を依頼するのは以下のようなタイミングが考えられる。
  • エアコンの本格的なクリーニングを2年以上行っていない。
  • エアコンを使うと「異音」「異臭」がする。
  • フィルターを掃除してもエアコンの効果があまり感じられない。

業者に依頼した場合の料金相場

業務用エアコンの掃除を業者に依頼した場合、どれくらいの費用がかかるのだろう。
料金の相場は1台につき25,000?30,000円程度だが、業務用エアコンのスペックによっても変わってくる。また、何台かまとめてクリーニング依頼することで1台当たりの料金を安くしてくれる場合もある。

ダスキン

ダスキンの業務用エアコンクリーニングの料金は次のようになっている。
  • エアコンクリーニング(1台につき):38,500円(税込)~
  • エアコンクリーニング+抗菌コート:43,120円(税込)~
  • フィルター自動お掃除機能付きエアコンクリーニング:44,000円(税込)~

おそうじ本舗

お掃除本舗の業務用エアコンクリーニングの料金は次のようになっている。
  • エアコンクリーニング(1台につき):33,000円(税込)~
  • 急ぎの依頼の場合には、プラス3,300円することで依頼から3日以内にクリーニングしてもらえる。

結論

業務用エアコンは、フィルターや外側なら自分で掃除することができる。フィルターの掃除頻度は1カ月に1度程度が望ましい。掃除をするときに注意したいのが、分解しすぎないこと、鋭利な道具は使わないこと、フィルターは丁寧に扱うことだ。2~3年に1度くらいは業者に依頼して、エアコン内部までクリーニングすることをおすすめする。
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  • 更新日:

    2022年4月29日

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