目次
1. イヤホンの正しい捨て方とは?

イヤホンをごみとして処分するときには、どのように分別すべきなのだろうか。正しい捨て方や処分方法を解説しよう。
不燃ごみとして処分する
有線のイヤホンは電池を含まないため、多くの自治体では不燃ごみとして処分することができる。自治体によっては「燃えるごみ」として分別される場合もあるため、事前に自治体のホームページなどを参考に捨て方を確認してほしい。しかし、リチウムイオン電池を含む無線のイヤホンは、小さなものでも発火の危険性があるため、有線のイヤホンと同じ捨て方はできない。
小型家電として回収してもらう
イヤホンは、小型家電の音響機器に分類されており、主に2通りの手段で回収してもらうことができる。
回収ボックスに持ち込む
各区役所や大型スーパーなどに設置されている小型家電回収ボックスに持ち込むと、回収してもらうことができる。
事業者に回収してもらう
使用可能な状態のイヤホンを処分したい場合は、業者やフリマアプリを利用して回収してもらう方法もある。
2. ワイヤレスイヤホンの捨て方には注意が必要

ワイヤレスイヤホンを誤った捨て方でごみに出すと、発火などの事故の危険性がある。そのため、有線のイヤホンとは異なる分別方法と捨て方で処分する必要がある。
リチウムイオンなど小型充電式電池は処分方法が異なる
イヤホンを含め、リチウムイオンなどの小型充電式電池が内蔵される小型家電は、捨て方に注意が必要だ。燃えるごみとして出してしまうと処理するときに発火する危険性がある。そのため、処分するときには、家電量販店や自治体などに設置されている「小型家電回収ボックス」を利用するようにしてほしい。
リチウムイオン電池には、レアメタルのコバルトや鉄、アルミ、銅などが含まれているため、回収ボックスに持ち込むことで資源を再利用につなげることが可能だ。
3. イヤホンのそのほかの処分方法

まだ使用可能なイヤホンの捨て方に悩むこともあるだろう。ほかの処分方法を紹介しよう。
フリマアプリやネットオークションなどで売却する
使用可能なイヤホンを処分するには、フリマアプリ、ネットオークションを利用して売却する方法もある。低価格であっても換金できるのがメリットだが、ブランド製品でなければ売却が難しいことも理解しておこう。
リサイクルショップやオーディオ専門店に買取を依頼する
リサイクルショップやオーディオ専門店に使用可能なイヤホンの買取を依頼する方法もある。手っ取り早く処分したい場合におすすめの方法だ。しかし、買取価格は業者が決定するため、自分の希望価格で買取してもらえない場合もある点に注意が必要だ。
4. イヤホンはルールに沿って正しく処分しよう

イヤホンの捨て方は、イヤホンの状態や種類、自治体の規則によっても異なる場合もある。そのため、イヤホンの捨て方に悩むときには安全のためにも、まず自治体の規則を確認し、正しい方法で処分してほしい。まだ使用可能な場合は、人に譲ることや、売却や買取も検討してみよう。
結論
今回は、イヤホンの正しい捨て方をはじめ、処分するときの注意点、そのほかの処分方法などについて詳しく解説した。イヤホンの捨て方に悩んだときには、当記事を参考にイヤホンの状態や種類を確認したうえで最適な方法を選択してほしい。