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クローゼット

ウォークインクローゼットの収納アイデア | スペースの活用が重要

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年4月10日

ウォークインクローゼットの収納力を生かすには、コツが必要だ。スペースを上手に活用することで、使いやすい収納になる。この記事では、ウォークインクローゼットに関する基礎知識と収納のコツをまとめた。種類やメリット、デメリット、収納アイデアとあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. ウォークインクローゼットとは?

クローゼット
ウォークインクローゼットは、名前の通り歩いて入れる広さがあるクローゼットのことだ。寝室と隣接していることが多く、衣服などの収納スペースとして活用する。中でコーディネートのチェックができ、そのまま着替えることができるのがメリットだ。

2. ウォークインクローゼットの種類

クローゼット
ウォークインクローゼットは形によって4つに分類できる。収納の基礎知識として、それぞれの特徴をチェックしておこう。

Ⅰ型

壁の1面だけが収納スペースになったウォークインクローゼットだ。収納できる量は少なめだが、通路が広く衣服の出し入れや移動がしやすい。衣類ケースや収納ボックスを置けば、不足しがちな収納力を補える。

Ⅱ型

向かい合った壁面が収納スペースになっているため、かけられる衣服の数が多い。家族分のワンピースやコートなど、丈が長い衣服も十分に収納できるのがメリットだ。奥のスペースには、吊るせない衣服や小物を収納するラックを置くといい。

L字型

隣接する2つの壁面が収納スペースになっている、ウォークインクローゼットだ。収納が重なった角の部分は、デッドスペースになりやすいので注意。ここに衣類ケースや収納ボックスを置くなら、サイズと配置を十分に検討する必要がある。

U字型

壁面を囲うような収納スペースになっているため、もっとも収納力が高い。一方で、衣類ケースや収納ボックスが置きにくいといったデメリットがある。L字型と同様に角がデッドスペースになるので、ここにはあまり使わないものを置くといいだろう。

3. ウォークインクローゼット収納のメリットとデメリット

洋服
ウォークインクローゼットのメリットとデメリットを解説。どのようなアイテムの収納に向いているか、確認しておくことが重要だ。

収納に向いているもの

ウォークインクローゼットは、かける収納や大きなものの収納に向いている。型崩れやシワを防ぎたい衣類や、スーツケースやシーズンが終わった家電を収納するといい。着用したジャケットやコートなどの、一時的な置き場としてもおすすめだ。洗濯した服と混ざらないように、専用のスペースを設けておくといい。

収納に向いていないもの

Tシャツや下着など、たたんで収納したい衣服はウォークインクローゼットに向いていない。とくにニットはハンガーにかけると伸びるので注意しよう。別の場所に収納するか、下部や隙間に引き出しタイプの衣類ケースや収納ボックスを置く必要がある。ポールより引き出しのほうが収納できる量は多いので、上手に使い分けることが重要だ。

4. ウォークインクローゼット収納のコツ

クローゼット
使いやすいウォークインクローゼットにするための収納方法を紹介しよう。5つのコツを実践して、スッキリと整理してほしい。

収納する位置を決める

分類して定位置を決めておけば、どこに何があるかひと目でわかる。まずは収納方法で分類して位置を決めよう。ポールには吊るす衣服、下部の衣類ケースにたたむ衣服、上部の棚にはバッグや帽子などの小物を収納するといい。さらに衣服は、丈の長さや種類、シーズン、色などで分けて収納するとわかりやすい。

シーズンによって配置を変える

よく着用する衣服は、手に取りやすい位置に収納しよう。着る衣服は季節によって変わるため、シーズンごとに配置を変えると使いやすい。シーズン中の衣服は入り口の近くに、シーズン以外の衣服は奥に収納するといいだろう。

ものを詰め込まない

詰め込みすぎると、出し入れしにくくなったり衣服が傷んだりしやすい。ウォークインクローゼット全体の、7~8割くらいを目安にするのがポイントだ。適度な隙間を空けると風通しがよくなり、防湿や防虫にもつながる。1年に1回ほど見直して、不要なものは処分することが重要だ。

動線を塞がない

衣類ケースや収納ボックスで動線を塞ぐと、出し入れや出入りがしにくくなる。サイズや奥行きを測って、邪魔にならないか確認しておこう。また、引き出し収納や戸棚を置く場合、開けたときに出し入れがスムーズにできるか考える。狭いウォークインクローゼットなら、引き出しや扉がないオープンタイプの収納が使いやすい。

空きスペースを有効活用する

ウォークインクローゼットに衣服をかけたあとの、空きスペースを上手に活用しよう。下のスペースには衣類ケースや収納ボックスを置く。空いたスペースの奥行きと高さにピッタリのアイテムを選ぶことが重要だ。積み重ねられるタイプの収納なら、手軽に高さの調節ができる。なお、L字型やU型の角には、シーズン外の家電やスーツケースなど大きな荷物を置くといい。

5. ウォークインクローゼットの収納アイデア例

クローゼット
便利なアイテムを使った収納アイデアをまとめた。ニトリとIKEA、100均に分けて紹介しよう。

ニトリグッズを使った収納アイデア

ニトリの「吊り収納」をウォークインクローゼットのポールに取り付ける。伸びやすい衣服をたたんで収納でき、出し入れもしやすい。高さがある下段には、大きめのバッグも収納できる。

IKEAグッズを使った収納アイデア

IKEAのSKUBB(スクッブ)シリーズは、ウォークインクローゼットの収納に役立つ。種類やサイズが豊富で、収納したいものに適したアイテムが見つかる。衣服はもちろん、小物やバッグなどの収納にも活躍するだろう。

100均グッズを使った収納アイデア

ポールに取っ手付きのバッグやベルトを吊るしたいなら、S字フックを活用する。また、バッグを上部の棚や収納ケースの上に置きたい場合は、ブックエンドを仕切りにすると倒れる心配がない。

結論

使いやすいウォークインクローゼットにするために、収納方法を見直そう。まずは種類別に特徴や収納に適したものをチェック。基本的な知識を確認してから、定位置を決める、動線を塞がないなどのコツを実践しよう。紹介したおすすめのアイテムも取り入れて、ウォークインクローゼットを整理してほしい。
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  • 更新日:

    2022年4月10日

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