目次
1. Wi-Fiルーターを収納する際の注意点

Wi-Fiルーターの収納方法を間違えると、トラブルにつながるので注意が必要だ。快適に利用するために、基本的な知識を確認しておこう。
放熱できる場所に置く
Wi-Fiルーターに熱がこもると不具合が発生することがある。寿命が短くなる可能性もあるので注意しよう。壁や家具、家電から適度に離して、放熱できる環境を整えることが大切だ。
また、直射日光が当たらない、風通しのよい場所を選んで収納しよう。布やカバーをかけるときは、十分な通気性を確保してほしい。
電波の届きやすさを考える
Wi-Fiルーターは部屋の中央の、床から1~2mほど高い場所に収納するのが理想だ。中央に置くと部屋全体に電波が広がりやすい。また、高い位置に置けば2階まで電波が届きやすくなり、床による反射も防げる。
電波は全方向に飛ぶため、周囲に家具や壁といった障害物がない場所を選ぶといい。電波が逃げる窓際も避けたほうがいいだろう。電波を反射する鏡や金属、電波に干渉しやすい家電製品からも遠ざけることが重要だ。
湿気の多い場所は避ける
水は電波を吸収するため、近くに置くと回線が不安定になりやすい。シンクや洗面所、お風呂場など水道管が通っている場所は避け、水槽や花瓶の近くには置かないようにしよう。
土壁や本なども水分を吸収しやすいので、同様のことがいえる。また、水気を避けることで、水濡れによる故障を防ぐことにもつながるだろう。
2. Wi-Fiルーターのおすすめ収納方法

Wi-Fiルーターをスッキリと収納する方法を紹介する。おすすめの理由と、収納のポイントを詳しくまとめた。
カゴやバスケットに収納
おしゃれなかごやバスケットにWi-Fiルーターを収納する方法だ。外側から見えなくなるので、スッキリと隠すことができる。インテリアにあったアイテムを選ぶのがポイントだ。
ただし、適度に放熱させる必要があるので、通気性は十分に確保してほしい。フタがついていないものや、網目が荒いタイプがおすすめだ。熱を逃がすためのスペースが必要なので、Wi-Fiルーターよりやや大きめがいいだろう。
ボックスやケースに収納
シンプルなボックスやケースに収納すれば、部屋に馴染みやすくなる。ファイルボックスなら、デスクに並べても違和感がない。カゴやバスケットと同様に、穴が空いているタイプを選ぶなど十分な通気性を確保しよう。
また、Wi-Fiルーター専用のボックスもあるので、ぜひ活用してほしい。見た目がおしゃれでスッキリと収まるのが魅力だ。コードをキレイに整理できたり上部がサイドテーブルになったりと、機能性に優れたアイテムが多い。
紙袋に収納
おしゃれな紙袋をWi-Fiルーターの収納に活用するアイデアだ。デパートなどで貰った紙袋が再利用できるほか、100均などでも手軽に購入できる。紙製で自由にカットできるのがメリットだ。下部にコード類を引き出す穴を開けたり、上部をカットしてアンテナを出したりすれば、キレイに収納できるだろう。
家具やカーテンで隠す
Wi-Fiルーターをラックに置き、突っ張り棒でカフェカーテンを取り付ける方法もある。裏側から配線ができる、背面が開いたタイプのオープンラックがおすすめだ。金属は電波を吸収するので、金属製の棚を使用するのは避けよう。適した家具がないなら、テレビやフォトフレームの裏にWi-Fiルーターを置いて隠すだけでもOKだ。
3. Wi-Fiルーターのおしゃれな収納アイデア

簡単に試せるWi-Fiルーターの収納アイデアを紹介しよう。上手に取り入れておしゃれに収納してほしい。
100均アイテムを活用する
前が開いた立ち上がりのないファイルボックスを、2つ使用するアイデアだ。片方を逆さにして、もう片方のファイルボックスに互い違いに重ねよう。長方形のボックスのようになり、中にWi-Fiルーターを収納できる。メッシュタイプのような隙間が開いたタイプのファイルボックスが、通気性を確保しやすいのでおすすめだ。
ニトリのグッズを利用する
ニトリの「積み重ねバスケット」がWi-Fiルーターの収納に使える。取っ手の部分に穴が開いているため通気性が確保でき、配線を通すことも可能だ。別売りのライド用フタや、好きな布をかぶせればスッキリと隠して収納できる。
IKEAのボックスが便利
シンプルなデザインの「TJENA収納ボックスふた付き」を使ったアイデアだ。フタ付きなのでWi-Fiルーターを隠すことができ、持ち手の穴から配線できる。カラーは5色あるのでインテリアにあわせて選ぼう。
PCデスク下を有効活用
PCデスク下に机下用の棚やワゴンを置いて、Wi-Fiルーターを収納するアイデア。後ろから配線ができる、背面が開いたタイプがおすすめだ。横置きにできるWi-Fiルーターなら、高さがあまりない棚にもスッキリと収まる。
収納ラックをDIY
すのこを使って収納ラックをDIYしてみよう。すのこには隙間があるので、そもまま組み立てると通気性を確保できる。小さなすのこなら、カットして箱型に組み立てるだけでもOKだ。
壁掛けでコードもすっきり収納
壁にウォールシェルフを取り付けてWi-Fiルーターを収納するアイデア。隠したいなら、すのこを柵のように組み立てて置型のカバーをDIYするのがおすすめだ。壁掛けタイプのWi-Fi収納やケーブルボックスもあるので、こちらもあわせてチェックしてほしい。
収納棚をDIY
カラーボックスを使って、Wi-Fiルーターの収納棚をDIYするアイデアだ。裏面や天板など、配線しやすい場所に穴を開けてコードを通そう。扉をつければ隠す収納の完成だ。ちなみに、カラーボックスは横置きにして使ってもいい。
結論
Wi-Fiルーターは工夫次第でスッキリと収納できる。かごやボックス、紙袋など基本の収納方法をチェックしよう。おしゃれな収納アイデアも紹介したので、ぜひ取り入れてほしい。ただし、Wi-Fiルーターの収納には注意点がある。放熱できる通気性を確保する、電波の届きやすい場所に置くなど、正しい知識を確認しておくことが重要だ。