目次
- 1. 換気扇のファン掃除のポイント
- 2. 換気扇のファン掃除に必要な道具と洗剤
- 3. 換気扇のシロッコファン掃除の方法
- 4. 換気扇のプロペラファン掃除の方法は?
- 5. 換気扇のファン掃除は半年に1回を目安に
- ゴム手袋
- 新聞紙
- スポンジ
- 古い歯ブラシ
- 雑巾
- 45Lゴミ袋(2枚)
- タオル
- フィルターを手前に引いて取り外す
- 中心にあるスピナーを「ゆるむ」の方向に回して外す
- プロペラファンを取り外す
- パネルの下部を持ったら手前に引き上げるように取り外す
- パネル下部の油たまりを取り外す
- 洗剤を使って外したパーツをつけ置きする
- 壁側の本体を拭き掃除でキレイにする
- つけ置きしたパーツをこすり洗いしてからすすぐ
- しっかりと乾燥させたら取り付ける
1. 換気扇のファン掃除のポイント

換気扇の汚れを効率よく落とすポイントをまとめた。ファン掃除の基本としてチェックしておこう。
油汚れに効果的な「アルカリ性洗剤」を用意する
換気扇に付着する油汚れには酸性の性質がある。アルカリ性の洗剤で中和すれば、効率よく落とすことが可能だ。セスキ炭酸ソーダや重曹もアルカリ性の性質があるので、ファン掃除に活用してほしい。
ファンは洗剤を溶かした液につけ置きする
換気扇のファン掃除にはつけ置きが有効だ。洗剤を溶かした液につけることで、汚れが浮いて落としやすくなる。油汚れは熱でゆるむため、45~50℃くらいのぬるま湯を使用するのがおすすめだ。
2. 換気扇のファン掃除に必要な道具と洗剤

換気扇のファン掃除をする前に、必要な道具を揃えておこう。洗剤の選び方とあわせて解説する。
必要な道具
ゴミ袋2枚はつけ置きに使用する。大きな桶やバケツでもよいが、ファンやパーツが入らない場合があるので確認しておこう。細かい部分の掃除に役立つ歯ブラシは、子ども用や毛を半分にカットしたものがよい。
使用する洗剤
キッチン換気扇のファン掃除には、油汚れ用や換気扇用のアルカリ性洗剤がおすすめだ。アルカリ性の重曹やセスキ炭酸ソーダは洗浄力がやや劣るが、安全性が高く使いやすい。キッチン以外の換気扇の汚れはホコリが主なので、洗浄力が穏やかな中性洗剤でも十分に落とせるだろう。
3. 換気扇のシロッコファン掃除の方法

キッチン換気扇に多い、シロッコファンの掃除方法を紹介する。洗い方の詳しい手順を解説するので、ぜひ参考にしてほしい。
1.電源を切りブレーカーを落とす
ファン掃除中の誤作動による怪我や感電を防止するため、電源を切ったあとにブレーカーを落とす。
2.シロッコファンを取り外す
換気扇の下に新聞紙を敷いたら、フィルターとカバーを取り外そう。それから真ん中のネジを時計回りに回して、シロッコファンを外してほしい。
3.洗剤を溶かした液にシロッコファンをつけ置きする
タオルを敷いたシンクに2枚重ねたゴミ袋を置き、ぬるま湯を入れて洗剤を溶かす。シロッコファンやフィルターなどのパーツをつけたら、口を結んで10~20分ほどつけ置きしよう。
【注意!塗装が剥がれるおそれがある場合は中性洗剤を】
一部のシロッコファンは、アルカリ性洗剤を使うと塗装が剥がれる可能性がある。また、アルミはアルカリ性に弱いので注意が必要だ。黒色に塗装されていたりアルミ製だったりする場合は、中性洗剤でファン掃除をしてほしい。
4.換気扇本体を拭き掃除する
ファンなどのパーツを外した換気扇本体は、洗剤をつけたスポンジで掃除しよう。汚れが落ちたら水拭きをして、残った洗剤をキレイに拭き取る。あとは仕上げに乾拭きをすればOKだ。
5.つけ置きしていたシロッコファンをこすり洗いする
つけ置きが終わったら、ゆるんだ汚れをスポンジでこすり洗いする。羽の間など、細かい部分の汚れは歯ブラシでこすっておとそう。
6.流水ですすぎ、完全に乾いたのを確認してから元へ戻す
洗剤を流水で流したら乾拭きで水気を除去する。完全に乾燥したのを確認してから、外したときと逆の手順で取り付けて欲しい。
4. 換気扇のプロペラファン掃除の方法は?

トイレや洗面所に多い、プロペラファンタイプの換気扇の掃除方法をまとめた。基本の手順とポイントを解説しよう。
プロペラファンの掃除方法
汚れが軽度の場合は、ぬるま湯で流しながらこすり洗いをするだけでよい。フィルターは変形しやすいので、手洗いするときは優しくこすろう。
5. 換気扇のファン掃除は半年に1回を目安に

換気扇のファンに付着した汚れを放置すると、落とすのが難しくなる。換気効率が悪くなったり故障の原因になったりするので、定期的にキレイにしよう。半年に1回を目安に、換気扇のファン掃除をしてほしい。
結論
換気扇のファン掃除には、アルカリ性洗剤がおすすめだ。パーツを取り外してつけ置きすれば、頑固な油汚れがスッキリと落ちる。シロッコファンとプロペラファンの掃除方法を確認して、半年に1回の頻度でキレイにしよう。小まめに汚れを落とすことが、掃除の手間を軽減することにつながる。