目次
1. 服を捨てるかどうかの判断ポイント

まだ着られるからもったいない、いつか着るかもしれないから、と服を手放せずに悩んでしまう方も多いことだろう。正しい捨て方の前に、服を捨てるかどうかの判断ポイントから見ていこう。
使用頻度が低い
仕事着や外出着、パジャマなど、収納してある服をまずはカテゴリーごとに分類してほしい。同じような服があった場合は、使用頻度が低いものを処分するとよい。
サイズが合わない
長く収納している間に体型が変わり、サイズが合わなくなった服があるかもしれない。ダイエットすれば着られると考えてしまうかもしれないが、サイズが合わないものは思い切って処分しよう。
着たいと思えない
着たいと思えない服は、あまり出番がないはずだ。中でも1年以上着ていない服は今後も着ない可能性が高いため、処分するとよい。
傷みや汚れがひどい
服は着用しているうちに、傷みや汚れが気になってくるものである。部屋着にできるかもしれない、と取っておきたくなるが、すっきりと片付けるためには手放す決断をしよう。
2. 服の正しい捨て方

手放す服を決めたら、正しい捨て方で処分しよう。ゴミの日に出す以外にも、服の捨て方にはさまざまな方法がある。以下を参考に、自分にあった服の捨て方を選んでほしい。
燃えるゴミに出す
不要になった服の捨て方は、燃えるゴミに出すのが基本である。処分に費用がかからないのがメリットだ。状態が悪い服は、燃えるゴミに出してしまおう。
衣類回収ボックスを利用する
大手衣料品店には、いらない服の回収ボックスが置かれていることがある。回収された服はリサイクルやリユース、リデュースされるほか、必要としている人へ寄付されるなど、捨て方の中でも環境にやさしい方法だ。
不用品回収業者に依頼する
捨てる服の量が多く、処分に労力がかかりそうな場合には、不用品回収業者へ依頼するのも方法のひとつ。整理が面倒であれば、不要な服でいっぱいになったタンスやクローゼットごと回収してもらえる。
寄付する
いらなくなった服は、必要としている人や場所へ寄付するのもおすすめだ。国際寄付団体や施設に寄付すれば、直接貧しい国に届けられたり、ワクチンの購入費用に当てられたり、さまざまな支援につながる。
リサイクルショップに売る
リサイクルショップに持ち込めば、買い取ってもらえる服もある。ただし状態が悪いものは買取を拒否される場合もあり、ブランドでなければあまりよい価格はつかない可能性が高い。
フリマやオークションに出品する
フリマアプリやネットオークションに出品するのもよいだろう。出品や、購入してもらった場合に梱包、発送する手間はかかるが、服の状態やブランドによっては高値がつく可能性もある。
欲しい人に譲る
友人など、欲しい人に譲ってしまう方法もおすすめだ。まだ着られる状態のよい服は、捨ててしまうには惜しいものである。人に譲れば費用がかからず、服も無駄にならない。
3. 服の捨て方の注意点

服を捨てる際に注意しておきたいポイントがある。以下で解説する、服の捨て方の注意点3つを事前にチェックしておこう。
手放す前にポケットの中を確認する
服のポケットに物を入れたまま、忘れてしまうこともある。万が一大切な物を入れたまま捨てると、二度と返ってこない。手放す前にポケットの中を確認しておこう。
自分で燃やさない
服の捨て方として、自分で燃やしてしまおうと検討する方もいるかもしれない。しかし家庭ゴミを指定の施設以外で燃やすのは、法律で禁止されている。懲役や罰金といった罰則もあるため注意しよう。
寄付や売る場合はキレイにしておく
寄付や売って処分する場合は、前もって洗濯するなどしてキレイにしよう。汚れたものは寄付できなかったり、買い取ってもらえなかったりする。アイロンがけをしてシワも伸ばしておくのがおすすめだ。
結論
もったいない、いつか着るかもしれないと服を捨てられず、増える一方になるケースは多い。着ない服は思い切って処分してしまおう。処分に迷ったときは、当記事の判断ポイントが参考になるはずだ。不要な服は、正しい捨て方で処分するのが望ましい。注意点を把握したうえで、正しく捨てよう。