目次
- 塩水でぬらして絞った布で鏡を拭いてから捨てる
- 生花や植物を鏡に映してから捨てる
- 白い布で鏡を包んで捨てる
- 鏡の一部を割った状態で捨てる
1. 鏡の正しい捨て方

鏡の正しい捨て方を5つ解説する。鏡のサイズや、自分にあった方法で処分しよう。
大きい鏡は粗大ゴミに出す
一般的に、1mを超える大きさのものは粗大ゴミ扱いとなるケースが多い。全身鏡のような大きな鏡は、自治体のルールに従って粗大ゴミとして出せる。処分費用がかかるが、もっともオーソドックスな捨て方だ。ただし粗大ゴミとして出す場合は、自力で収集場所まで運ぶ必要がある。運び出しの際のけがや事故に注意してほしい。
小さい鏡は不燃ゴミに出す
粗大ゴミに該当しない小さい鏡は、不燃ゴミとして自治体に回収してもらおう。収集の際に割れると危険なため、ほかのゴミと別にして厚紙などで包み、袋に「危険」と記載して出すといった細かいルールを定めている自治体もある。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼し、鏡を回収してもらう方法もある。処分費用はかかるが、大型の鏡でも簡単に処分できる点が魅力だ。自分で運び出す必要がなく、ほかにも不要なものがあればまとめて回収してもらえる。費用がかかっても、手間をかけずにスピーディに処分したいときにおすすめの捨て方だ。
リサイクルショップに売る
鏡が新品のように状態がよい場合や、ブランド品であれば、リサイクルショップで売れるかもしれない。買い取ってもらえれば処分費用がかからず、反対にお金になるのが利点だ。ただし基本的に自力で持ち込む必要があり、買い取りを断られる可能性もある。
フリマやオークションに出品する
フリマアプリやネットオークションに出品して売る方法もある。リサイクルショップのように直接持ち込む必要がなく、スマホやパソコンから簡単に出品できる手軽さが魅力だ。フリマアプリは自分で価格を設定でき、ネットオークションは思わぬ高値がつくこともある。ただし必ず売れるとは限らず、売れるまで時間がかかる可能性がある点がデメリットだ。
2. 鏡の処分にかかる費用の相場

大きな鏡は粗大ゴミや不用品回収業者に依頼するのが一般的な捨て方だ。これらの捨て方は処分の際に費用がかかる。鏡の処分にかかる費用の相場を見ていこう。
粗大ゴミとして出す場合
自治体や鏡のサイズによって異なるが、400円~700円ほどが処分費用の相場となっている。
不用品回収業者に依頼する場合
不用品回収業者に依頼する場合は、最低料金として8,000~10,000円ほどが相場となっている。不用品回収業者によって大きな差が出ることもあるため、事前に見積もりを出してもらい、比較するのがおすすめだ。
3. 鏡の捨て方の注意点

鏡は捨て方によってはけがをするおそれがあるため、安全に配慮して慎重に処分してほしい。とくに割れた鏡には注意しよう。
割れた鏡は捨てる前に処理をする
割れた鏡は、新聞紙や厚紙などでぐるぐると包み、ガムテープやビニールひもでしっかりと固定してからゴミ袋に入れよう。自治体によって異なるが、ゴミ袋に「危険」「ワレモノ注意」といった表記や、品物名の記載が必要なケースもある。ゴミ収集業者のけがを防ぐため、必ず自治体のルールに定められた捨て方を守ろう。
風水が気になる場合は供養する
風水が気になる場合は、上記の捨て方で供養してから処分しよう。中でも、塩水でキレイに拭いたあとに生花を映す方法がおすすめだ。
結論
鏡はほとんどのご家庭にあり、身だしなみのチェックには欠かせない。しかし身近なアイテムでありながら、捨て方については意外と知られていないことも多い。鏡の捨て方はサイズや状態によっていくつかの方法があるが、処分する際にけがをしないよう、安全に配慮して慎重に行おう。