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除光液

除光液の正しい捨て方 | 安全な処分方法や有効活用法を解説

投稿者:ライター 西村七海 (にしむらななみ)

鉛筆アイコン 2022年6月11日

ネイルを楽しむ人にとって欠かせない除光液。身近なアイテムではあるが、余った除光液の正しい捨て方をご存知だろうか。除光液には消防法上で危険物に当たる成分が含まれており、取扱いに注意が必要だ。今回は安全な処分方法や有効活用法を含めた、除光液の正しい捨て方を解説する。

  

1. 除光液はそのまま流して処分していい?

除光液
除光液の捨て方として、そのまま水道に流してしまえばよいだろうと考えている方もいるかもしれない。しかし除光液に含まれているアセトンは、引火点が低く揮発性が高い成分であり、消防法で危険物に該当する。環境破壊につながるうえ、除光液特有のにおいが残ってしまうため、排水口に流すのはやめよう。
とくにマンションやアパートのような集合住宅は、排水管がほかの部屋と共通になっていることも多い。除光液による水の汚染やにおいがほかの部屋にまで及び、トラブルになるおそれもある。安易に水道で洗い、排水口に流す捨て方は避けよう。

2. 除光液の正しい捨て方

除光液
除光液の正しい捨て方には2種類ある。以下の捨て方から、自分にあった方法で安全に処分しよう。

布や新聞紙に吸収させる

布や新聞紙に残った除光液を吸収させてから捨てる方法だ。牛乳パックなどの容器に布や新聞紙を詰め、除光液を流し込めばよい。しっかりと吸収させたあと、ふたをしてからビニール袋に入れて燃えるゴミに出そう。

中身を蒸発させる

中身を蒸発させて捨てる方法だ。除光液は揮発性が高いため、ふたを開けておけば中身が蒸発する。可能であれば夜間の屋外で行うのが望ましい。家の中で蒸発させるのであれば、キッチンの換気扇の下またはお風呂場で換気扇を回した状態で行い、忘れずに換気も行おう。

容器の処分方法

除光液を捨てたあとの残った容器は、素材に応じて自治体のルールに従い捨ててほしい。プラスチックやビンなどの記載を確認し、正しく分別しよう。

3. 除光液の捨て方の注意点

換気
除光液を処分する際は、捨て方に加えて以下のポイントにも注意してほしい。処分する前に、しっかりと把握しておこう。

換気しながら作業を行う

アセトンを含む除光液は、揮発したものを吸い込むと人体に悪影響を及ぼすおそれがある。アセトン中毒や肺炎などを引き起こす危険性があるため注意が必要だ。(※1)処分する際は、必ず換気をしながら作業を行ってほしい。

火の気のない場所で作業する

除光液に含まれるアセトンは第一石油類に分類され、引火しやすく揮発性が高い。キッチンやライターなどの火が引火すると危険だ。火の気のない場所で作業しよう。

4. 余った除光液の使い道

除光液
実は除光液には、ネイルを落とす以外にも使い道がある。余った除光液は捨てるのではなく、以下のような使い道で有効活用してもよいだろう。

シールやテープを剥がす

シールやテープがうまく剥がれないときに除光液が使える。子どもがイタズラで貼ったシールや、テープを剥がしたあとのベタベタを取るときに活用してみよう。

書けなくなったペンが復活

油性のマジックペンが書けなくなるのは、インク切れまたはインクの乾燥が原因。インクの乾燥であれば、除光液にペン先をつけるだけで復活する。乾いて固まったインクを溶かすことで、また書けるようになるのだ。

鏡の掃除

意外な使い道だが、除光液は鏡の掃除にも使用できる。洗面所や浴室の鏡は、水垢がついて白く汚れやすい。鏡を乾燥させてから、ティッシュや布に除光液を染み込ませて拭き取ってみよう。ただし鏡によっては使用できない素材の場合もある。注意書きがないか、しっかりと確認してから作業を行ってほしい。

結論

除光液は布や新聞紙などに吸収させてから燃えるゴミとして処分するか、中身を蒸発させてから処分するのが正しい捨て方だ。除光液に含まれるアセトンは引火しやすく揮発性が高い成分で、人体に悪影響を与える毒性もある。環境汚染やにおいによるトラブルなどにつながるおそれがあるため、安易にそのまま水道で洗い流すような捨て方は避けよう。
(参考文献)
※1出典:公益財団法人 日本中毒情報センター「中毒事故の問い合わせが多い家庭内の化学製品」
  • 更新日:

    2022年6月11日

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