目次
- 洗った靴の水分を清潔なタオルで十分に拭き取る
- 靴同士や洗濯機との摩擦を防ぐため、清潔なタオルで靴を1足ずつ包み、洗濯ネットの中に入れる
- 洗濯機の脱水コースを使用して脱水する
※脱水時間の目安は、スニーカーは3分、メッシュ素材のランニングシューズは1分だが、靴の素材に応じて調整してほしい - 脱水後に靴を干して完了する
1. 靴は脱水しないほうがいい?

靴を洗った後は、洗濯機で脱水すると乾きやすくなる。革素材の靴は傷む原因になるため、洗濯機で脱水しないほうがよい。上靴やスニーカーなどは工夫することで、ドラム式でも縦式でも靴を傷めることなく脱水できる。
靴も乾燥するまでに時間がかかれば、せっかくキレイに洗濯しても雑菌が繁殖し、嫌な臭いの原因にもなる。脱水可能な素材の靴はできる限り脱水し、できる限り早く乾燥するように工夫することをおすすめしたい。
2. 洗濯機を使った靴の脱水方法

こちらでは、洗濯機を使った靴の脱水方法を解説しよう。
靴の脱水の手順
洗濯機で脱水するときの注意点
洗濯機で靴を脱水するときには、洗濯機や靴を傷めないためにも使用する洗濯ネットはクッション性の高いものを選ぼう。一度の脱水に多数の靴を入れると、摩擦などにより洗濯機や靴を傷めてしまう。靴を脱水するときは2足程度までにしておくとよいだろう。
洗濯ネットなどがなく止む終えず靴のみで脱水する場合は、靴紐をしっかりと結び、絡まることのないように備えてほしい。
3. 洗濯機以外での靴の脱水方法

最後に洗濯機以外での靴の脱水方法を解説しよう。
新聞紙を詰める
洗濯機以外の靴の脱水方法の1つとして、靴に丸めた新聞紙を詰め、新聞紙に靴の水分を吸収させることで乾燥させる方法がある。新聞紙をつま先からかかとまで、すき間を埋めるように詰めるとより早く靴を乾燥させられる。なお、20分ほどを目安に観察し、新聞紙が水分を吸収できなくなれば、その都度新しい新聞紙に交換するとよいだろう。
ドライヤーや扇風機で乾かす
靴は、ドライヤーや扇風機の風を当てて乾燥させることも可能だ。ドライヤーや扇風機で風を生じさせ、靴の通気性を高めると水分を早く取り除ける。扇風機の風量は、そよ風程度で十分だ。扇風機がない場合は、エアコンの風の当たる位置に置いてもよいだろう。
ドライヤーを使用するときは、靴の接着剤やコーティングなどへの影響を避けるため、できる限り冷風を選択するとよい。どうしても短時間で乾燥させたいときは、低温の温風を使用してもよいが、その場合はできる限り靴から距離を離し、靴の状態を確認しながら乾燥させることが大切だ。
靴専用乾燥機を使う
靴は、家庭用やコインランドリーにある靴専用の乾燥機を使用して乾燥させられる。タイマー機能などを使用して、適宜状態を確認しながら使用すると無駄なく乾燥できる。
家庭用の靴専用乾燥機は、ホースで温風を当てたり、靴を本体に立てかけたりするタイプなどさまざまある。消臭機能や静音性の高いものなどがあるため、用途に応じて選ぶとよいだろう。
結論
今回は、靴を早く乾かすために欠かせない靴の脱水方法を詳しく解説した。洗濯機を使用する方法と洗濯機以外の方法について紹介したため、それぞれの靴の素材や天候、家庭にあるアイテムなどに応じ、適切な方法で靴を乾燥させてほしい。