目次
1. ぬいぐるみをゴミ処分するのは風水的に良くない?

ぬいぐるみをゴミとして処分しても、風水的には問題ない。風水では古いものは運気を下げるとされているため、購入してから時間がたったぬいぐるみをため込むのはNGだ。
さらに人や動物の形をしたぬいぐるみは、人と運気を分ける存在とされる。数が多すぎると人の運気が減るので注意。古いぬいぐるみや多すぎるぬいぐるみは、正しい捨て方で処分したほうがいい。
2. ぬいぐるみのゴミとしての捨て方

ぬいぐるみをゴミとして処分する捨て方をまとめた。処分に抵抗がある場合の捨て方とあわせて紹介する。
自治体のルールを確認してゴミに出す
自治体のルールを確認したうえで、袋に入れて収集場所に出そう。プラスチックや金属の飾りがある場合は、ぬいぐるみから取り外して分別する。公式サイトで細かい捨て方と、分別方法をチェックしておくことが大事だ。
多くの自治体では燃えるゴミとして分類するが、大きさによっては粗大ゴミに分別されることがある。30cm角が基準となるケースが多い。電話や公式サイトで収集を申し込み、購入した粗大ゴミ券を貼って指定の収集場所に出そう。
処分するのが怖い場合の対処法
お塩をかけてから捨てる
塩にはお清めの効果があるとされている。ぬいぐるみを拭いてキレイにしたあと、感謝の気持ちをこめて塩をふろう。あとは白い紙につつんでからゴミ袋に入れるだけでOKだ。なお、お清めに使用する塩には、添加物が入っていない海水由来のものが適している。
ぬいぐるみに目隠しをしてから捨てる
片付けコンサルタントのこんまりさんが推奨する捨て方だ。視線を感じるといった理由で抵抗を感じるなら、目や顔を隠してあげるよう。
顔や目だけを隠すのが難しい場合は、紙袋に入れたり包装紙につつんだりしてからゴミ袋に入れるといい。この捨て方なら、収集所に置いたときに子どもを驚かせずにすむ。
3. ぬいぐるみのゴミ以外の捨て方

ゴミとして処分する以外にもぬいぐるみの捨て方はある。ゴミとして捨てるのに抵抗がある方は、こちらの捨て方をチェックしよう。
神社やお寺で供養してもらう
神社やお寺でお焚き上げをしてもらう捨て方だ。宿った魂を供養してもらえるので、受け付けている神社やお寺を探してみよう。郵送での人形供養に対応している神社やお寺もある。
持ち込む場合でも予約が必要なケースが多いため、問い合わせで確認しておこう。なお、神社やお寺によって異なるが、お気持ちとして1,000~3,000円くらいをつつむのが一般的だ。
欲しい人に譲る
ぬいぐるみがキレイな状態なら、欲しい人に譲ってもいいだろう。ただし、ぬいぐるみはホコリを吸いやすく汚れも付着しやすいため、そのまま渡すのは失礼だ。中性洗剤を使って優しく手洗いをするか、ぬいぐるみクリーニングに出してから譲るといいだろう。
寄付する
ぬいぐるみを寄付すれば小さなお子さんに届く。ワールドギフトやエコトレーディング、セカンドライフなど、オンラインで受け付けている団体なら手軽に寄付できる。寄付が可能なぬいぐるみの条件や必要な送料はそれぞれ異なるので、事前に確認してから寄付してほしい。
不用品回収業者に頼む
大量のぬいぐるみを処分したいなら、不用品回収業者に依頼する捨て方がおすすめだ。その他の不用品が一度に片付くので、断捨離や引っ越しのときに活躍する。自宅に引き取りにきてもらえるため、手間がかからない。
ただし、無許可の不用品回収業者に注意する必要がある。高額な費用を請求されたり、不法投棄されたりする可能性があるので、必ず「一般廃棄物処理業許可」があるかを確認しておこう。(※1)
フリマやリサイクルショップに売る
フリマアプリやオークションサイトなら、手軽にぬいぐるみを売却できる。キレイにしておけば売れる可能性は高くなるだろう。一方で売れない可能性があり、送料などもかかるので、詳細を調べてから利用してほしい。
リサイクルショップで売る方法もあるが、高値での買い取りはあまり期待できない。クレーンゲームの景品やノーブランド品など、一部買い取りを受け付けていないケースがあるので確認が必要だ。
結論
ぬいぐるみを処分する場合は、まず自治体の分別と捨て方を確認する。そのまま処分することに抵抗があるなら、塩で清めたり目隠しをしたりするといいだろう。神社やお寺で供養してもらう、寄付をするなどその他の捨て方も紹介したので、自分にあった方法を選んでほしい。
(参考文献)
※1:環境省「いらなくなった家電製品は正しくリユース・リサイクル!」