目次
- 1. すり鉢の代用品と使い方|ごまやスパイスなどをすりたいとき
- 2. すり鉢の代用品と使い方|とろろを作りたいとき
- 3. すり鉢の代用品と使い方|離乳食を作りたいとき
- 4. 代用が利かないすり鉢の優れたポイントとは?
- 5. すり鉢の代用品は身近にある!もしものときに備えて覚えておこう
1. すり鉢の代用品と使い方|ごまやスパイスなどをすりたいとき

ごまやスパイスなどをすりたいとき、すり鉢の代用にはジッパー付き保存袋やラップが役立つ。ここではそれぞれの代用方法を解説しよう。
ジッパー付き保存袋
ごまやスパイスをすりつぶす際は、ジッパー付き保存袋を使うのがよい。まずはごまやスパイスを保存袋に入れ、ジッパーで密閉する。あとは保存袋の上からめん棒ですりつぶせばOKだ。めん棒を袋の上でコロコロと転がすだけで、簡単にごまやスパイスをすれるだろう。
ラップ
少量のごまやスパイスをすりたいときは、ラップもすり鉢の代用品となる。ラップにごまやスパイスを包み、スプーンの裏や瓶の底など硬いものを使ってすりつぶそう。ごまやスパイスは軽くて飛び散りやすいので、ラップを二重にして包むのがおすすめだ。
2. すり鉢の代用品と使い方|とろろを作りたいとき

とろろはヌルヌルとしているためめん棒などで力を加えにくく、ジッパー付き保存袋やラップですりつぶすのは不向きだ。とろろを作る場合は、すり鉢の代用品としてフードプロセッサーやおろし金を使おう。
フードプロセッサー
フードプロセッサーがあれば大量の山芋や長芋でも簡単にすりつぶせる。包丁で一口大に切り、フードプロセッサーに入れてスイッチを入れるだけでOKだ。なお材料を出し入れする際や手入れの際は、くれぐれも刃の取り扱いに注意しよう。
おろし金
フードプロセッサーがない場合は、おろし金を使えばすり鉢の代用になる。大根おろしのように、おろし金で山芋や長芋をすりつぶすと、とろろが作れる。素手でとろろを触ると手がかゆくなる場合もあるので、ビニール手袋を着用するのがおすすめだ。
3. すり鉢の代用品と使い方|離乳食を作りたいとき

離乳食は赤ちゃんが食べやすいよう、野菜や肉などをすりつぶして作る。すり鉢がない場合は味噌こしを使ったり、おろし金などで代用したりできる。
味噌こし
すり鉢の代用には味噌こしが便利だ。味噌こしの下に器をセットし、味噌こしの中にすりおろしたい食材を入れよう。あとはめん棒やスプーンなどで上から力を加えていけばよい。ジャガイモやかぼちゃ、豆腐などさまざまな食材をすりつぶすのに活躍するだろう。
おろし金などほかの代用品でもOK
野菜や果物をすりおろしたいときは、おろし金など、ほかの代用品を使うのももちろんOKだ。肉や魚、野菜を細かくしたいときはフードプロセッサーを活用するとよい。
4. 代用が利かないすり鉢の優れたポイントとは?

ここまですり鉢の代用品を紹介してきたが、すり鉢にはメリットが数多くある。食材によっては代用が利かない場合もあるので、使う機会が多いなら1つ用意しておくのも手だろう。すり鉢の優れたポイントを解説するので、購入の参考にしてほしい。
食材を滑らかにつぶせる
すり鉢があれば、食材を滑らかにすりつぶせる。フードプロセッサーでは食材を細かく切り刻めて、おろし金では食材をすりおろせるが、すり鉢はつぶして滑らかな食感にする調理法に向いている。それによってペースト状のものが作りやすく、食材の粘りや風味を引き出しやすいのがメリットだ。
自分好みに調節できる
すり鉢では自分の手で食材をすりつぶすため、つぶし具合を自分好みに調節できる。食感を残したいときや、細かくつぶしてペーストのようにしたいときなど、レシピや食材に応じて自由なつぶし方ができ便利だ。
オシャレなすり鉢はそのまま食器として使える
オシャレなすり鉢なら、食卓にそのまま出して食器として使える。とくに陶器製や石製のものはぬくもりのある風合いで、趣のある和食器として食卓になじみやすい。素材のほか、カラーや絵柄、縁のデザインなどにも注目し、オシャレで使い勝手のよいものを選ぼう。
5. すり鉢の代用品は身近にある!もしものときに備えて覚えておこう

すり鉢の代用品となるものは、ジッパー付き保存袋やラップ、フードプロセッサー、おろし金など身近に数多くある。すりごまやとろろ、離乳食などを作りたいときにスムーズに対応できるよう、代用できるアイテムをいくつか覚えておくのがおすすめだ。
結論
すり鉢がない場合はほかの調理器具で代用できるので、すりつぶしたい食材に合わせて選んでみよう。ごまの場合は保存袋、山芋や長芋の場合はおろし金など、食材ごとに適した器具が異なる。すり鉢自体にもさまざまなメリットがあるので、使う機会が多い方は購入を検討してみてほしい。