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洗濯機のオキシ漬けのイメージ写真

オキシクリーンで洗濯槽を掃除!オキシ漬けのやり方と注意点を解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年3月27日

オキシクリーンが洗濯槽掃除に使えるのをご存じだろうか?本稿では粉末のオキシクリーンを使って洗濯槽を「オキシ漬け」する方法について、縦型洗濯機とドラム式洗濯機に分けて解説する。分量やつけ置き時間といった注意点および、オキシ漬けでも汚れが浮いてくる場合の対処方法、オキシ漬けすら不要な洗濯槽クリーナーなどの情報も掲載しているので、ぜひそちらも参考にしていただきたい。

  

1. 洗濯槽の掃除ができる「オキシ漬け」とは?

オキシクリーンの写真
今回のテーマである洗濯槽掃除で使用する「オキシクリーン」そして「オキシ漬け」とは何かについて、まずは簡単に説明しておこう。

「オキシクリーン」とは?

オキシクリーンはグラフィコが販売する酸素系漂白剤である。ラインアップはさまざまだが、粉末タイプが代表的だ。弱アルカリ性で油など酸性の汚れ落としに高い効果を発揮する。漂白や消臭、除菌効果などもあるため、洗濯や掃除など幅広い用途がある。

「オキシ漬け」とは?

粉末のオキシクリーンをお湯に溶かして漬け置きするのが「オキシ漬け」である。頑固な汚れに効果がある。洗濯機にたまった汚れを除去したいときにもおすすめだ。なお、通常のオキシクリーンでも洗濯機のオキシ漬けはできるが、専用の洗濯槽クリーナーもあるので、ぜひチェックしてほしい。

2. そもそもオキシ漬けすら不要の洗濯槽クリーナーもある

ドラム式洗濯機の洗濯槽の写真
本稿では粉末のオキシクリーンで洗濯槽を掃除する方法について解説するわけだが、そもそもオキシ漬けすら不要の「「オキシクリーン洗濯槽クリーナー」も販売されている。後出しにならないよう先に紹介しておく。より手っ取り早く洗濯槽を掃除したい方はこちらをチェックしておこう。

全量投入して1サイクル回すだけで洗濯槽がキレイに

使い方はいたって簡単だ。空になった洗濯槽に1回分(1袋)を全量投入し、洗濯槽洗浄コース(なければ標準コース)で1サイクル回すだけでよい。脱水まで完了したら洗濯槽内に残った汚れなどをキレイに拭き取れば終了する。
なお水よりもお湯(40〜50度)を使うとより効果的だ。ただし洗濯槽の耐熱温度は事前に確認しておくことも忘れないようにしていただきたい。

3. オキシ漬けで洗濯槽を掃除する方法

オキシクリーンをイメージした粉末とドラム式洗濯機の写真
それでは、実際に粉末のオキシクリーンを使って洗濯槽を掃除する方法を解説していこう。

オキシ漬けをする前の確認事項

【オキシクリーンが使えるかどうか】

取扱説明書やメーカーのホームページなどで、お使いの洗濯機が、酸素系漂白剤(オキシクリーン)の使用を禁止されていないかどうか確認しておこう。禁止されていた場合は、残念だがやめた方がよい。

【ステンレス製の洗濯槽はつけ置き時間に注意】

ステンレス槽の場合、オキシ漬けする時間にも注意しよう。長時間つけ置きすると変色するおそれがあるためだ。最長6時間までにすることと、オキシクリーンの成分が残らないように作業後はしっかり洗浄することも覚えておいていただきたい。

【オキシクリーンの使用量を正しく量る】

使用量はお湯4Lに対して28gが目安である。オキシクリーンなら付属のスプーンで1杯、オキシクリーンEXならライン2にあたる。たとえばお湯が68Lだとスプーン17杯、ラインでは4×4杯くらいが目安だ。
洗濯機の最大水量を確認してからオキシクリーンの使用量を求めよう。付属のスプーンを使用する場合は、最大水量を4で割れば使用量(杯)が分かる。

縦型洗濯機の洗濯槽をオキシ漬けする方法

  • 槽洗浄コースを選んで注水する
  • 水4Lに対して28gの分量でオキシクリーンを入れる
  • 数分回して撹拌したのち、一時停止を押して2〜4時間放置する
  • 浮いてきたゴミをごみ取りネットですくい取る
  • 運転を再開して終わるまで待つ
  • 終了したら洗濯槽に残った汚れを取り除き、ふたを開けてよく乾かす
オキシ漬けの効果を高めたいなら、40〜50度くらいのお湯を使うのがおすすめだ。なお槽洗浄コースの使用方法については、お使いの洗濯機の取扱説明書などで確認してほしい。

【槽洗浄コースがない場合は?】

  • 40〜50度のお湯を最高水位まで入れ、オキシクリーンを適量投入する
  • 5分ほど運転したら停止して6時間ほど放置する
  • 浮いてきた汚れをごみ取りネットですくい取ってから排水する
  • 標準コースで1サイクル回す(まだ汚れが浮く場合は上記の手順を繰り返す)
  • 終了したら洗濯槽に残った汚れを取り除き、ふたを開けてよく乾かす

ドラム式洗濯機の洗濯槽をオキシ漬けする方法

  • 40〜50度のお湯と計量したオキシクリーンを混ぜる
  • 洗濯機にその溶液を入れる
  • 通常の洗濯コースを選んで1サイクル回す
  • 終了したら洗濯槽に残った汚れを取り除き、ふたを開けてよく乾かす
あらかじめ40〜50度のお湯で粉末のオキシクリーンを溶かしておく。量は洗濯槽から溢れない程度にしておこう。オキシ漬けが終わったら、洗濯槽の中やゴムパッキンの汚れをキレイに拭き取ることも忘れないようにしたい。

4. オキシ漬けでも洗濯槽からゴミや汚れが浮いてくるときは?

洗濯槽に浮いているゴミをネットですくっているところの写真
オキシ漬けを試してみたものの、すくってもすくっても果てしなくワカメのような汚れが浮き続ける、カビ臭いといった場合は、残念ながらオキシクリーンの洗浄能力をもってしても取り除けないほど汚れが溜まっていると考えられる。その場合は次の方法で洗濯槽をキレイにしよう。

市販の塩素系(アルカリ性)クリーナーで洗濯槽を洗浄する

オキシクリーンは酸素系漂白剤だが、より洗浄力が強い塩素系(アルカリ性)の洗濯槽クリーナーを使うとよい。「洗濯槽カビキラー」「洗濯槽カビおちーるNEO」などさまざまな商品が販売されている。
縦型洗濯機用、ドラム式洗濯機用などがあるため買い間違えないように注意しよう。また使用方法も商品ごとに異なるためパッケージの使用方法と注意点はよく読んでおいてほしい。なお洗濯機によってはアルカリ性がNGというケースも考えられる。取扱説明書も確認しておこう。

5. 洗濯槽をキレイに保つコツ

洗濯槽の写真
オキシ漬けしたあとは、キレイな状態をできるだけ長く保つことが大切だ。簡単に実践できる3つの方法をお伝えしよう。

洗剤や柔軟剤は適量を守る

洗剤や柔軟剤を適量以上使用した場合、溶け残って洗濯槽に付着しカビの原因となる。多く入れても汚れ落ちや柔軟剤の効果は変わらないので、適量を守ることが大切だ。

使用後は洗濯機のふたを開けてよく乾燥させる

洗濯機を使用したあとはカビが生えるのを防ぐため、ふたを開けて自然乾燥させよう。ただし小さな子どもやペットが誤って入ってしまう危険もあるため、そのへんの管理は十分おこなっていただきたい。お使いの洗濯機に槽乾燥コースがあれば活用するのも手だ。

汚れた衣類や濡れた衣類を洗濯機に入れっぱなしにしない

洗濯前の汚れた衣類、あるいは脱水まで終わった濡れた状態の衣類は洗濯槽に入れっぱなしにしないように心がけよう。これらも雑菌の繁殖やカビの発生を招く要因となる。汚れた衣類を入れるカゴを用意すること、脱水が終わったら速やかに干すことなどを徹底しよう。

結論

洗濯槽の汚れやにおいが気になるのであれば、ぜひオキシ漬けを試してみよう。ただし半年など長い間洗濯槽のお手入れをしていない場合は、先に塩素系(アルカリ性)の洗濯槽クリーナーで汚れを一掃したほうが効率がよい。オキシ漬けをしたあとは、洗濯槽を少しでも長くキレイに保つコツを実践しよう。
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  • 公開日:

    2022年7月19日

  • 更新日:

    2023年3月27日

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