- 1. エアコンは自分でどこまで掃除できる?
- 2. エアコンの吹出口やルーバーを自分で掃除する方法
- 3. エアコンのフィルターを自分で掃除する方法
- 4. エアコンの内部を自分で掃除したいときは?
- 5. エアコンを徹底的に掃除するならプロのクリーニングがおすすめ
- ルーバーを開く
- ルーバーや吹き出し口を布で優しく拭き取る
- ルーバーを閉じる
- 掃除機
- 台所用の中性洗剤
- 布やスポンジ
- 電源プラグを抜いて本体カバーを開ける
- 掃除機を弱にしてフィルターのホコリを吸い取る
- フィルターを手で持って手前に引いて取り外す
- フィルターの表側から掃除機でホコリを吸い取る
- フィルターの裏側からシャワーをかける
- 汚れがひどい場合は、薄めた台所用の中性洗剤を使ってスポンジや布で優しく擦る
- よくすすいだら陰干しをして、乾燥させてから取り付ける
1. エアコンは自分でどこまで掃除できる?
エアコンを自分でキレイにしたいときは、どこまで掃除できるのか確認しよう。自分でできる範囲と、業者に依頼したほうがよい範囲を紹介する。
自分で掃除できる範囲
目に見える外側やフィルターであれば、自分で掃除することが可能だ。見える部分とは本体カバーや吹き出し口、ルーバーを指す。フィルターはとくに汚れやすいので、2週間~1ヶ月に1回は掃除をしたい。
業者に掃除を依頼したほうがよい範囲
エアコン内部の掃除には専門的な技術が必要になる。方法を間違えると、部品の破損や電気部品の絶縁不良、水漏れが発生する可能性があるので注意。ファンやフィン、ドレンパンなど内部部品の掃除は、クリーニング業者に依頼しよう。
2. エアコンの吹出口やルーバーを自分で掃除する方法
エアコンの吹き出し口やルーバーは自分で掃除できる。用意するものと掃除の方法をまとめたので、ぜひ実践してほしい。
用意するもの
エアコンの吹き出し口を自分で掃除する場合は布を用意しよう。硬い布だと傷が付く可能性があるので、柔らかいものを用意する。
掃除方法
ルーバーの開き方は機種によって違うので、説明書やメーカーの公式サイトで確認しておくと安心だ。お手入れ用としてルーバーの開閉ボタンがある機種もある。また、ルーバーや吹き出し口と一緒に、全面のパネルも簡単にから拭きしておくとよい。
3. エアコンのフィルターを自分で掃除する方法
汚れやすいエアコンのフィルターは、自分で小まめに掃除しよう。なお、フィルターの自動お掃除機能がある機種なら、日常的な掃除は必要ない。定期的にチェックして汚れがひどいときだけキレイにする。
用意するもの
掃除方法
フィルターを傷めないように、優しく掃除するのがポイントだ。湿っているとカビの原因になるので、完全に乾いてから取り付けてほしい。
4. エアコンの内部を自分で掃除したいときは?
エアコン内部の掃除は業者に依頼する必要があるが、汚れを軽減することはできるだろう。自分で掃除をしたい場合の対策をまとめた。
そっとホコリを取り除く程度にしておこう
エアコン内部の掃除には専門的な技術が必要になる。自分で掃除をすると故障するリスクがあるので注意。吹き出し口から目に見える範囲のホコリを、雑巾やハンディクリーナーで簡単に取り除くくらいにしておこう。
内部クリーンや送風といった機能も効率的
内部クリーンとはエアコンの内部を乾燥させる機能だ。冷房や除湿のあとに発生する結露を乾燥させて、カビやにおいの発生を抑える。
内部クリーン機能がない場合は送風を活用しよう。冷房や除湿のあと、1時間ほど送風運転をすればカビやにおいを予防できる。ただし、内部クリーン機能や送風には汚れやカビを除去する効果はないので、定期的な掃除が必要だ。
スプレータイプのクリーナーは注意が必要
エアコンの内部を自分で掃除する場合、スプレータイプのクリーナーを使用する方法がある。しかし、多くのメーカーでは、このような洗浄スプレーの使用を推奨していない。内部部品の破損や故障の原因になり、最悪の場合は発火につながるケースもある。トラブルや事故を防ぐためにも、使用には注意が必要だ。
5. エアコンを徹底的に掃除するならプロのクリーニングがおすすめ
エアコンを隅々まで掃除したいなら、プロのクリーニング業者に依頼する。自分では掃除するのが難しい内部の汚れまで、スッキリと除去できるのが魅力だ。
プロによるエアコンクリーニングの内容は?
エアコンの周りを養生して分解、高圧洗浄機で丸洗いする。抗菌や防カビといった処理をしてくれる業者も多い。詳しい掃除内容は業者によって違うので、事前に確認しておくとよいだろう。
プロにお願いした場合の料金は?
一般的な壁掛けエアコンの場合、1~2万5千円ほどが料金の相場だ。フィルター自動お掃除機能付きだと、料金は高めになることが多い。複数の台数を依頼することによる割引やオプションがあるケースもある。
結論
目に見える範囲であればエアコンは自分で掃除できる。吹き出し口やルーバーはから拭きをして、フィルターのホコリは掃除機で吸い取ろう。ただし、エアコンの内部は自分で掃除するのが難しい。方法を間違えると故障の原因になるので、プロのクリーニング業者に依頼するのがおすすめだ。