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洗剤

お風呂の正しい掃除方法 | 必要な道具や効果的なやり方を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年8月20日

お風呂には水垢や皮脂汚れ、ぬめりなどが発生しやすい。これらを放置すると落としにくいカビを招く場合もあるので、お風呂はこまめに掃除してキレイに保つことが大切だ。この記事ではお風呂の正しい掃除方法を紹介する。換気扇・天井・壁・窓などの場所別に掃除のやり方を解説するので、お風呂場を清潔にキープするための参考にしてほしい。

  

1. お風呂の汚れとは?

お風呂
まずはお風呂の汚れの種類とそれぞれの原因から押さえておこう。原因を知ることで、汚れをスッキリ落とすヒントが見えてくるはずだ。

カビ

お風呂につく黒い汚れはカビの可能性が高い。カビは高温多湿な環境で活発になるうえ、皮脂や石鹸カスを養分とするので、お風呂場は絶好の繁殖場所となりやすい。

ぬめり

ピンク色のぬめりは酵母菌の一種である「ロドトルラ」だ。カビと同様、高温多湿な場所で繁殖しやすく、放置すると同じところにカビも発生しやすい。

皮脂

お風呂の床や浴槽には体から出る皮脂汚れも付着しやすい。ぬるぬるとした汚れで、放っておくと不衛生なだけでなく、カビを増殖させることにもつながるので要注意だ。

水垢

白くてざらざらとした汚れは水垢の可能性がある。水垢は水道水に含まれるミネラルが結晶化したもので、放置すると頑固で落ちにくい汚れになる。

2. お風呂掃除の頻度や手順

風呂掃除
お風呂は上記のような原因で汚れやすいため、こまめに掃除することが望ましい。お風呂を衛生的に保つためには、どれくらいの頻度で掃除すればよいのだろうか?

お風呂掃除の頻度

お風呂の排水口や浴槽には皮脂汚れや髪の毛などがたまりやすいので、できれば毎日掃除するのが理想だ。壁や床、ドア、鏡、お風呂の蓋などは1~2週間に1回ほど掃除しよう。天井や窓の掃除は1~2ヶ月に1回、換気扇やエプロンの掃除は年1回の頻度が目安だ。

お風呂掃除に必要な道具や手順

必要なもの

  • お風呂用洗剤
  • クエン酸や重曹
  • カビ取り用洗剤(塩素系漂白剤など)
  • スポンジ
  • お風呂掃除用ブラシ
  • ゴム手袋
お風呂掃除に使う洗剤は、基本的に中性などのそれほど強くないものから試そう。汚れの種類によってはクエン酸や重曹も用いるとよいだろう。どうしても汚れが落ちない場合にのみ、塩素系漂白剤などの強力な洗剤を使うのがおすすめだ。普段の掃除から強力な洗剤を使い続けていると、浴槽やタイルなどを傷めるおそれがあるので注意したい。

お風呂掃除の流れ

汚れは上から下へと流れていくため、お風呂は上から下へ掃除するのが効率的だ。まず天井を掃除し、次に壁や窓、ドア、鏡など、最後に床を洗うのが適している。

3. お風呂掃除の具体的なやり方

風呂
ここからは、お風呂掃除の具体的なやり方を場所別に解説する。先ほど述べたように上から下へ掃除するためには、以下の項目を上から順番に行うとよいだろう。

換気扇の掃除方法

換気扇の電源を切り、外した部品を洗剤で浸け置きして掃除する。汚れが取れない場合はブラシでしっかりこすろう。あとは全体を洗い流し、部品を元の場所に組み立て直せばOKだ。

天井の掃除方法

お風呂の天井を掃除するには、柄の長いブラシやワイパーを使おう。ブラシやワイパーのシートにカビ取り用の洗剤をつけ、天井全体を拭き掃除する。30分ほど置いたらシャワーで流し、ドライシートや雑巾で乾拭きしよう。

壁の掃除方法

お風呂の壁にサッとお湯をかけ、洗剤をつけてスポンジでこすり洗いする。あとは洗い流せば完了だ。壁には皮脂がつきやすいので、お風呂を使ったあとに軽く流してからあがる習慣をつけたい。

窓の掃除方法

窓に軽くお湯をかけたら、洗剤をつけてスポンジで洗おう。汚れがたまりがちなサッシの隙間は、古くなった歯ブラシなどでこすり洗いするとよい。パッキンにはカビが発生しやすいため、カビ取り用の洗剤を使おう。

ドアの掃除方法

ドアも基本的にお湯をかけて洗剤をつけ、スポンジでこする掃除方法で問題ない。枠やレールなど凹凸がある部分は、古い歯ブラシや綿棒などで掃除しよう。

鏡の掃除方法

鏡にはアルカリ性の汚れである水垢がつきやすいので、酸性の性質をもつクエン酸で掃除するとよい。水200mlに小さじ1杯のクエン酸を溶かし、スプレーボトルに入れて吹きかけよう。30分ほど放置してから洗い流せばOKだ。

浴槽の掃除方法

浴槽にはとくに汚れがたまりやすい。まずは全体的に軽くお湯をかけ、中性洗剤を使ってスポンジで掃除しよう。皮脂汚れが気になるときにはアルカリ性の洗剤や重曹がおすすめだ。

エプロンの掃除方法

エプロンとは浴槽の外側についているカバーを指す。エプロンには湿気がこもりやすくカビが発生しやすいため、年に1回程度は取り外して掃除しよう。お湯をかけて洗剤とスポンジでこすり、カビがある場合はカビ取り洗剤も使うとよい。

床の掃除方法

お風呂の床には水垢、皮脂汚れ、ぬめり、カビなどあらゆる汚れが付着しやすい。中性洗剤やクエン酸スプレーでこすり洗いし、タイルの隙間や四隅など細かい部分も注意しよう。お風呂の使用後は床を軽く流してからあがるよう習慣づけるのがおすすめだ。

排水溝の掃除方法

排水溝にたまった髪の毛やゴミを取り除く。ぬめりがある場合は洗剤を吹きかけ、少し時間をおいてからブラシでこすり落とそう。

お風呂の蓋の掃除方法

つい忘れがちだが、お風呂の蓋もしっかり掃除してほしい。手軽なのは浴槽の残り湯に1カップほどの重曹を入れ、浸け置きする方法だ。一晩おいたらシャワーで流し、水気を拭くだけで簡単に掃除できる。

4. 掃除後のお風呂をキレイに保つコツ

シャワー
お風呂をピカピカにしたら、清潔な状態を長くキープしたいものだ。掃除後のお風呂をキレイに保つコツを3つ紹介するので、日々実践してお風呂を衛生的に使おう。

あがる前に熱い湯をかける

カビは熱に弱い。そのためお風呂からあがる前には、床や壁などに熱いお湯をかけておこう。床や壁についた皮脂汚れも同時に洗い流せて一石二鳥だ。

入浴後に水気を切る

白くてざらざらした水垢は水道水が原因なので、お風呂からあがる前に床や壁の水気をできるだけ取り除いておくと予防できる。水切りワイパーやマイクロファイバークロスなどを使って、お風呂に残った水を拭いておきたい。

小物の収納を工夫する

お風呂の床にシャンプーなどのボトルを直接置くと、底にぬめりなどの汚れがたまりやすくなる。ボトルや桶、椅子など小物の収納を工夫し、できるだけ床に置かないようにしよう。マグネットフックで壁に吊るす、通気性のよいボトルラックに置くなどの方法がおすすめだ。

結論

気持ちよく入浴するにはお風呂を清潔にキープすることが大切だ。排水口や浴槽は毎日掃除し、壁や床は週に1回などこまめに洗おう。基本的には中性のお風呂用洗剤を使用し、水垢にはクエン酸、浴槽にはアルカリ性の洗剤や重曹など、汚れに応じて洗剤を使い分けるのもポイントだ。
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  • 更新日:

    2022年8月20日

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