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ブラインド

そんなやり方があったのか!『水不要』でブラインドの汚れやホコリを一掃する『掃除術』とは

投稿者:ライター ブルーナ明子 (ぶるーなあきこ)

鉛筆アイコン 2022年9月26日

ブラインドを掃除したいが、どのようにすればよいかわからないという場合もあるだろう。今回は、ブラインド掃除のコツをはじめ、ブラインドの掃除方法や必要な道具、注意点、清潔に保つコツ、ブラインド掃除に便利なグッズなどについて解説しよう。

  

1. ブラインド掃除のコツ

ブラインド掃除
まずは、ブラインド掃除のコツを紹介しよう。

簡単にホコリを取り払う

ブラインド掃除をするときにはじめから雑巾などで汚れを拭きとると、羽根に傷を付けたり、余計に汚れを広げたりする原因になる。そのため、まずはホコリを取り払うことからはじめることが大切だ。手早くホコリを取り払いたい場合は、細いノズルなどのアタッチメントを掃除機に付けて使おう。アタッチメントがない場合は、ハケやハンディモップなどで取り払ってほしい。

水洗いできるものは取り外して洗う

ブラインドを水洗いして掃除すると、新品のようにキレイにできることもある。

洗う前に素材を確認する

ブラインドを水洗いするときには、事前に素材を確認することが大切だ。ブラインドに用いられる素材は、ウッド、バンブー、布、アルミなどがある。その中でも天然由来のウッドやバンブーは、水を含ませるとねじれや腐食などを生じさせる原因になるため、水洗いは控えてほしい。

2. ブラインドの掃除方法や必要な道具

掃除機
次に、ブラインドの掃除方法や必要な道具を紹介する。どの種類のブラインド掃除にも、養生のための新聞紙、手をけがから守るゴム手袋、汚れを取る軍手、アタッチメントを付けた掃除機を準備しておこう。また、安全に作業できる安定性の高い踏み台があるとスムーズに作業ができるだろう。

水拭きできない場合

  • ブラインドの下に、床の汚れを防ぐための新聞紙を敷く
  • ゴム手袋をはめて、掃除機でブラインドの表面に付着したホコリを取り払う
  • 軍手をはめたら、ブラインドの羽をそれぞれの指の間に挟んで汚れを拭き取る

水拭きできる場合

水拭きできる場合では、弱アルカリ性の重曹水をスプレーすると、落としにくい油汚れも手間なく掃除できる。そのため、重曹、スプレーボトル、ぬるま湯、バケツ、雑巾もあわせて準備しておこう。
  • ブラインドの下に、床の汚れを防ぐための新聞紙を敷く
  • ゴム手袋をはめて、掃除機でブラインドの表面に付着したホコリを取り払う
  • スプレーボトルに重曹大さじ1杯をぬるま湯500mlの割合で溶かして、重曹水を準備する
  • 重曹水を吹きかけたら30分ほど放置して汚れを浮かせる
  • バケツにも重曹水を作り、軍手に重曹水を含ませて固く絞る
  • ゴム手袋の上から軍手をはめて、ブラインドの羽をそれぞれの指の間に挟んで汚れを拭き取る
  • 最後に、水を含ませて固く絞った雑巾で汚れと重曹水を十分に拭き取る

取り外して丸洗いできる場合

ブラインドを取り外して丸洗いするときは、浴室で掃除するのがおすすめだ。掃除には、柔らかいスポンジと台所用洗剤などの中性洗剤、乾燥した清潔な雑巾を準備しておこう。ただし、洗う前には必ず、丸洗いできるブラインドかどうか取扱説明書で確認してほしい。
  • ブラインドを取り外して浴室の床に広げる
  • 中性洗剤を含ませた柔らかいスポンジでブラインドの羽の両面を優しく洗う
  • シャワーなどを使用して、洗剤の成分や汚れが残らぬように十分に優しく洗い流す
  • 乾燥した清潔な雑巾で十分に水分を拭き取る
  • 風通しの良い場所で十分に乾燥させる

3. ブラインドを掃除する際の注意点

ゴム手袋
ブラインドを掃除する際には、どのような点に気をつければよいのだろうか。

中性洗剤を使う

ブラインドの掃除には、アルカリ性のレンジ・換気扇用洗剤、研磨作用のあるクレンザー、酸性洗剤は塗装をはがす危険性があるため、中性洗剤を使用してほしい。また、漂白剤は脱色したり、黄変したりする可能性があるため使わないようにしよう。

スラットは丁寧に扱う

ブラインドのスラット(羽)は、1度折り曲がると元に戻らない。そのため、掃除のときに壁にぶつけたり、物を上から落としたりしないように気をつけよう。

ゴム手袋をして掃除する

ブラインドの金属製のスラット(羽)は鋭利であり、素手で掃除すると指を切ってしまう可能性がある。そのため、ブラインドを掃除するときはゴム手袋をして掃除しよう。

4. 掃除後のブラインドを清潔に保つコツ

ブラインド掃除
掃除後のブラインドは、できるだけ長い間キレイに保っておきたいものだ。ここでは、掃除後のブラインドを清潔に保つコツを紹介しよう。

湿度が低くなりすぎないようにする

空気が乾燥すると静電気が発生しやすく、ブラインドに汚れが付着しやすくなる。そのため、加湿器を使用したり、観葉植物を置いたりして湿度を下げすぎないようにしよう。しかし、湿度が高すぎるとカビを発生させるため、夏は50%~60%、冬は40%~50%を目安に湿度を調整することが大切だ。

窓が結露しないようにする

窓が結露するとカビを発生させる危険性が高まる。そのため、こまめに換気したり、窓の結露を防ぐアイテムを窓に貼ったり、室温を高めすぎないように調整することが大切だ。適宜、窓用ヒーターを設置したり、除湿器を使用するのもよいだろう。

静電気除去スプレーを活用する

ブラインドに静電気が発生すると汚れが付着しやすくなるため、静電気除去スプレーを布に含ませたものでブラインドを拭くなどして活用するのがおすすめだ。

5. ブラインド掃除がしやすい便利グッズ

ハンディモップ
最後に、ブラインド掃除がしやすい便利グッズを紹介しよう。

専用クリーナー

手早くブラインドの掃除を済ませたい場合は、1度に羽を複数枚はさむ形状の専用クリーナーがおすすめだ。専用クリーナーで羽をはさんでスライドさせるだけで羽の表裏両面をキレイにできる。

マイクロファイバー素材の雑巾

マイクロファイバー素材の雑巾なら、極細の化学繊維が用いられているため、こするだけでも汚れを落とせる。また、水分を拭きとった跡も残りにくいため、洗剤を使用後の仕上げ拭きにもおすすめだ。

ハンディモップ

ハンディモップで汚れを拭き払えば、汚れを舞い上げずにからめとってブラインドをキレイに掃除できる。ホコリなどの汚れの舞い上がりが少ない帰宅直後に使うと、効率的に掃除できるだろう。

結論

今回は、ブラインド掃除のコツから、ブラインドの掃除方法や必要な道具、注意点、清潔に保つコツ、あると便利な掃除グッズなどについて解説した。ブラインドは、知らぬ間に汚れが溜まってしまっている場合も多いため、気付いたときには当記事を参考に適切な方法でブラインドを掃除してほしい。
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  • 更新日:

    2022年9月26日

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