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洗濯機

洗濯槽の裏側にこびりついた頑固なカビを瞬間洗浄!?ほんのひと手間で終わる「アレ」を使った洗濯機の掃除方法とは

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年9月 1日

洗濯槽の掃除をするときは塩素系漂白剤を活用しよう。洗濯槽の裏側に発生した黒カビまで除去でき、清潔な状態で使用できる。この記事では、塩素系漂白剤を使った洗濯機の掃除方法をまとめた。注意点やおすすめの塩素系漂白剤も紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. 「塩素系漂白剤で洗濯機を掃除する」とはどういうこと?

塩素系漂白剤
塩素系漂白剤を使った洗濯機の掃除について解説しよう。塩素系漂白剤の効果と、酸素系漂白剤との違いを紹介する。

洗濯槽を洗浄すること

洗濯槽の裏側には衣類の汚れや洗剤の溶け残りがたまりやすい。これらはカビのエサや雑菌のエサになり、繁殖の原因になる。洗濯槽の裏側が雑菌やカビだらけになれば、洗濯物に付着するリスクが高まってしまう。洗濯でも役立つ塩素系漂白剤には強い洗浄効果と除菌効果がある。洗濯槽の掃除に活用すれば汚れや雑菌、カビをキレイに除去することが可能だ。

「酸素系漂白剤」ではダメなのか?

ワイドハイターなどの酸素系漂白剤は使いやすいが、塩素系漂白剤と比較して洗浄力がやや弱い。さらに泡が発生するため、使用を推奨していないメーカーもある。カビや汚れを徹底的に除去したいなら、塩素系漂白剤を活用してほしい。

2. 洗濯機に使用できる塩素系漂白剤とは?

洗濯機
塩素系漂白剤にはいろいろな種類がある。洗濯機に使用できないタイプもあるので、事前に確認しておくことが大事だ。

衣類・洗濯用の塩素系漂白剤

洗濯機の掃除には衣類用・洗濯用の塩素系漂白剤を使おう。たとえば洗濯用の塩素系漂白剤には、ハイターや衣類用ブリーチが当てはまる。日立やPanasonic、東芝など大手メーカーも衣類・洗濯用の塩素系漂白剤を推奨しているが、念のために説明書を確認してほしい。

洗濯槽クリーナーなどの専用洗剤

洗濯槽クリーナーといった専用洗剤を使用する方法がある。洗濯槽カビキラーなど市販の商品以外には、洗濯機メーカーから発売されている洗剤を選んでもよいだろう。洗濯槽クリーナーには塩素系と酸素系があるので、確認してから購入してほしい。粉タイプの酸素系クリーナーは、ドラム式洗濯機に使用できないので注意しよう。

キッチンハイターなどの台所用は?

日立やPanasonic、東芝などのメーカーが推奨しているのは、衣類用・洗濯用の塩素系漂白剤だ。キッチンハイターなどの台所用漂白剤は本来の用途と異なる。泡が多量に発生して故障や水漏れの原因になる恐れがあるので、使用は避けてほしい。

3. 塩素系漂白剤で洗濯機を掃除する方法

洗濯槽
塩素系漂白剤を使用した洗濯機の掃除方法をまとめた。「洗たく槽カビキラー」を例にあげて解説しよう。

用意するもの

  • ゴム手袋
  • 洗たく槽カビキラー:9kgの洗濯機まで1袋(550g)

やり方

  • 洗濯機の電源を入れて洗たく槽カビキラーを投入する
  • 洗濯機の水量を最高位に設定して給水する
  • 標準コースで1サイクル運転する
  • 運転が終わっても汚れが残る場合はすすぎを繰り返す
初めて洗たく槽カビキラーを使用する場合は、給水してから3時間ほどつけおきするのがおすすめだ。洗濯槽洗浄コースがあれば活用しよう。繰り返しすすいでも汚れが残るなら、もう一度同じ手順で掃除してほしい。

4. 塩素系漂白剤で洗濯機を掃除する際の注意点

塩素系漂白剤で洗濯機を掃除する
塩素系漂白剤は強力なので取り扱いには注意が必要だ。2つの注意点をあらかじめチェックしておこう。

酸性のアイテムとは絶対に混ぜない

毒ガスが発生するため、塩素系漂白剤は酸性のアイテムと混ぜてはいけない。酸性の洗剤はもちろん、お酢やクエン酸、アルコールなども酸性なので気をつけよう。必ず単品で使用して、換気しながら掃除することが重要だ。

洗濯機の取扱説明書は必ずチェックする

洗濯槽の掃除方法は、メーカーや洗濯機のタイプによって異なる。塩素系が使えない、ドラム専用を使用するなど、注意点が記載されているケースがあるので確認しておこう。塩素系漂白剤の説明書もあわせて読んでおくとよい。

5. 洗濯機の掃除におすすめの塩素系漂白剤3選

塩素系漂白剤
洗濯槽の掃除に使える塩素系漂白剤を3つに厳選した。それぞれの特徴と、おすすめのポイントを解説しよう。

SCジョンソン「洗たく槽カビキラー」

独自の成分を配合しており、つけおきをしなくても汚れがしっかりと落ちる。入れて洗濯機をまわすだけでよいため使い方も簡単だ。縦型やドラム式、二槽式洗濯機に使用できる。

エステー「洗浄力 洗たく槽クリーナー」

洗濯槽の裏側で繁殖した雑菌やカビを強力に除去できるのが魅力。縦型やドラム式、二槽式洗濯機に使用が可能だ。再付着防止剤を配合しているため、はがれたカビが洗濯槽に付着しにくい。

ミツエイ「洗たく槽クリーナー」

ステンレスやプラスチック槽の縦型洗濯機や、ドラム式洗濯機に使用できる塩素系漂白剤だ。洗濯槽の裏側に蓄積した黒カビや汚れを分解して除去できる。嫌なにおいまでスッキリ落とせるのが魅力だ。

結論

洗濯機の掃除には、衣類用・洗濯用の塩素系漂白剤がおすすめだ。その他にも専用の洗濯槽クリーナーがあるので、ぜひ活用してほしい。塩素系漂白剤を入れて1サイクルまわすなど、詳しい掃除方法は商品や洗濯機の説明書で確認しよう。注意点とおすすめの塩素系漂白剤も紹介したので、あわせてチェックしてほしい。
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  • 更新日:

    2022年9月 1日

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