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ズボンの裾上げ

【ズボンの裾上げが一瞬で完成…】実は簡単な裾上げの手縫い方法とは?多くのメリットも徹底紹介

投稿者:ライター ブルーナ明子 (ぶるーなあきこ)

鉛筆アイコン 2022年10月 2日

自分で手縫いしてズボンの裾上げをしたいが、やり方がわからなかったり、難しいのではないかと心配したりする場合もあるだろう。そこで今回は、ズボンの裾上げを自分で手軽にできる簡単な4つの方法とコツ、裾上げテープの使い方などを紹介しよう。

  

1. ズボンの裾上げは自分で手縫いできる

ズボンの裾上げ
ズボンの裾上げは意外と簡単に自分で手縫いできる。こちらではメリットも紹介しよう。

実は意外と簡単

ズボンの裾上げを手縫いするのは、特別な技術や縫い方を習得していなくても、コツをおさえれば誰でも簡単にできる。

しかもメリットが多い

自分でズボンの裾上げを手縫いする最大のメリットは、針と糸があれば、すぐに裾上げができる点だ。また、ミシンを使用すると騒音に配慮する必要があるが、手縫いであれば深夜や早朝などでも時間を気にせずに裾上げができるのもメリットだろう。また、子どものズボンなどは裾を切らずに手縫いしておくと、成長後に調整し直すことも簡単だ。

2. 普通のズボンの裾上げを自分で手縫いする方法

ズボンの裾上げ
こちらでは、普通のズボンの裾上げをするときの縫い方を2つ紹介しよう。手縫いする前にズボンの長さを決め、裏返したうえで裾上げする分だけ折り返しておく。待ち針やクリップで固定して準備しておこう。

流しまつり縫い

  • 針を縫い代の裏側から表側に向けて出す
  • 針を出した位置から5mmほど先の、表布の織り糸を1本から2本ほどすくう
  • 縫い代の裏側から針を出す
  • 2と3の作業を繰り返して手縫いする
  • 裾を一周して手縫いしたら、玉止めで完成させる
表布の織り糸を多くすくいすぎると、表の布にひびくため注意しよう。

たてまつり縫い

  • 縫い代の裏側から針を刺して表側に向けて出す
  • 針を出した位置の真上になる場所の表布の織り糸を1本から2本ほどすくう。
  • 針を縫い代に入れ、斜め下の位置から出す
  • 2と3の作業を繰り返して手縫いする
  • 裾を一周して手縫いしたら、玉止めで完成させる
この方法は、布の端を落ち着かせることができるのが特徴だ。織り糸をすくう幅を狭くすると縫い目がより目立ちにくくなる。しかし、表布の織り糸を多くすくいすぎると、流しまつり縫い同様に表の布にひびくため注意してほしい。

3. 作業着やデニムのズボンの裾上げを自分で手縫いする方法

ズボンの裾上げ
こちらでは、作業着やデニムのズボンの裾上げを自分で手縫いする方法を紹介しよう。手縫いする前にズボンの長さを決め、折り返したところを待ち針やクリップで固定して準備しておこう。ズボンの生地が厚く、カットしてから裾上げする場合は、仕上げたい位置から4cm長い位置でカットするとよい。そして、裾部分から1cmの位置、3cmの位置でアイロンを一周させて折り目を付けておくと裾上げ作業が簡単にできるだろう。

なみ縫い

  • 針を縫い代側から表布側に出す
  • 出した位置から3mmほど先に針先を合わせ、表布から縫い代側まで通す
  • 1と2の作業を繰り返して手縫いする
  • 裾を一周して手縫いしたら、玉止めで完成させる
なみ縫いは、まつり縫いよりも丈夫に仕上げられるのが特徴だ。なみ縫いするときに縫い幅を広くとると強度が低くなるため、3mmほどを目安に縫い進めることをおすすめしたい。

返し縫い

  • 針を縫い代側から表布に出す
  • 針を出した位置から3mmほど戻し、表布側から縫い代側に向かって入れる
  • 針を入れた位置から6mmほど先で、縫い代側から表布側に出す
  • 2と3の作業を繰り返して手縫いする
  • 裾を一周して手縫いしたら、玉止めで完成させる
返し縫いは、縫い目が直線状につながるため、ミシンと同等といえるほど強度が高いのが特徴だ。そのため、厚みのあるデニムや作業着の裾上げに適した縫い方の1つである。厚手の生地を手縫いするときは、デニム用の針や糸を準備するとよいだろう。

4. もっと楽にズボンの裾上げをしたければ「裾上げテープ」という手も

アイロン
もっと手軽かつ簡単にズボンの裾上げをしたければ「裾上げテープ」を使用する方法もある。

裾上げテープがあると便利

裾上げテープとは、アイロンで熱を与えると接着剤が溶けて布同士を糸なしで接着できるアイテムだ。手縫いする時間が取れなかったり、ミシンが手元になかったりする場合でも、アイロンさえあれば短時間で裾上げできるのが特徴である。裾上げテープは、手芸店をはじめ、100均でも手に入れることが可能だ。
欠点は、裾上げテープを貼り付けるときにシワになりやすい点や、接着力・耐久性は糸よりも低いため、洗濯を繰り返すと裾上げが乱れる可能性もある点になる。

5. ズボンの裾上げを手縫いできるようになれば既製服のサイズ調整も簡単!

ズボンの裾上げ
ズボンの裾上げを手縫いできるようになれば、既製服のサイズ調整も簡単にできるようになる。生地の素材や厚みに応じて適切な針や糸、手縫い方法を選ぶと、耐久性も高く仕上げられるはずだ。それぞれの縫い方と特徴を理解しておくと、よりスムーズに裾上げできるようになるだろう。

結論

今回は、ズボンの裾上げを自分で手軽にできる簡単な4つの方法とコツ、裾上げテープの使い方や特徴などについて解説した。コツをおさえれば、手縫いでも簡単に裾上げできるため、ぜひ当記事を参考にズボンの長さを調整し、快適に着用してほしい。
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  • 更新日:

    2022年10月 2日

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