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油シミ

服についた「頑固な油シミ」はコレで瞬間除去!今すぐ落としたい染み汚れを簡単に落とす『一撃染み抜き術』とは

投稿者:ライター ブルーナ明子 (ぶるーなあきこ)

鉛筆アイコン 2022年10月 5日

洗濯する際、時間がたった油シミに気付き、どう染み抜きすべきか悩むこともあるだろう。油シミは、家庭にある洗剤を使用して落とせる場合もある。今回は、時間がたった油シミの染み抜き方法について、注意点などもあわせて詳しく解説しよう。

  

1. 油シミとはどんな汚れ?

油シミ
油シミとはどんな汚れなのだろうか。こちらで特徴や原因を解説しよう。

油に溶けやすい脂溶性のシミ

油シミとは、脂溶性の油分を含むシミのことだ。脂溶性の汚れであるため、水には溶けず、水だけでは落とすことが難しいのが特徴である。

油シミになる原因

油シミの原因は、油分を含む料理の食べこぼしや調理時のはね返り、ファンデーションや口紅などの化粧品の汚れだ。また、子ども服についたクレヨンなども油シミの原因になる。

油シミの見分け方

油シミは、水やお湯に溶けない特徴を利用すると見分けられる。油シミに水やお湯を垂らし、シミの汚れが広がる場合は「水溶性のシミ」だ。一方、シミの汚れが広がらずに変化しない場合は「脂溶性の油シミ」であると判断できる。

2. 服についた軽い油シミの染み抜き方法

洗剤
服についた軽い油シミの染み抜きには、以下で紹介する方法を試してみてほしい。

食器用洗剤を使う

軽い油シミの染み抜きには、食器用洗剤が役立つ。まず、食器用洗剤の洗浄効果を高めるために、ぬるま湯に油シミを浸しておこう。ぬるま湯の温度は、服の素材を傷めないためにもそれぞれの洗濯表示を確認し、適温で準備するようにしてほしい。
ぬるま湯に浸した後、食器用洗剤を油シミ部分につけ、歯ブラシなどを使用して細かくこするように洗うと染み抜きできる。染み抜きした後は、食器用洗剤をつけた部分を十分に水洗いし、通常の洗濯をして完了だ。

重曹を使う

水と重曹を1対2の割合で混ぜてペーストを作り、それを油シミ部分につけて歯ブラシなどでこすると染み抜きできる。ペーストは、時間が経過すると固まってしまうため、作り置きせずに必要な分を毎度作るようにしよう。重曹を使って染み抜きした後は、通常の洗濯をして完了させてほしい。

煮洗いする

耐熱性が高い植物性の綿、木綿、麻などの繊維は、煮洗いで油シミを染み抜きすることもできる。ただし、ポリエステルなどの化学繊維やウールなどの動物性繊維は、煮洗いすると繊維を傷めてしまうため控えよう。また、アルミ製の鍋は洗剤との化学変化により鍋が黒ずむ場合があるため、ホーローやステンレスの鍋を使用してほしい。
お湯1Lに対して粉石けん大さじ1ほどを溶解したら、そこに染み抜きしたい服を入れて10分から15分ほどを目安にぐつぐつと煮よう。服を冷ましてから油シミの状態を確認し、まだ汚れが残っている場合は固形石鹸を使用してもみ洗いしてほしい。染み抜きできた後は、石鹸成分が残らないように十分に水ですすいで完了しよう。

3. 時間がたった頑固な油シミの染み抜き方法

クレンジングオイル
次に、時間がたった頑固な油シミの染み抜き方法を紹介しよう。

クレンジングオイルを使う

時間がたった頑固な油シミの染み抜きには、クレンジングオイルが役立つ。まず、油シミの下に清潔なタオルを敷き、油シミの上にクレンジングオイルをつけ、歯ブラシなどでタオルに汚れを移すように軽く叩いていこう。その後にぬるま湯に浸して油シミ部分をもみ洗いし、汚れとクレンジングオイルを落として通常の洗濯をすれば完了だ。

酸素系漂白剤を使う

粘り気の強い油シミなどには、酸素系漂白剤を使って浸け置きすると染み抜きできる場合もある。まず、洗濯表示を見て、酸素系漂白剤が使用可能であることとぬるま湯の適温を確認しよう。準備するお湯の温度は、高いほど油シミを落としやすくなるが、服の繊維を傷めてしまう危険性があるため、洗濯表示に従った温度で準備してほしい。
お湯の量に対して適量の酸素系漂白剤と洗濯用洗剤を溶かし、その中に服を入れて2時間ほど浸け置きする。その後に、洗濯機で通常の洗濯をすれば完了だ。

4. 服についたばかりの油シミの染み抜き方法

ハンカチ
次に、服についたばかりの油シミの染み抜き方法を紹介しよう。

油を拭き取る

まず、油シミをハンカチやティッシュで拭き取ることが大切だ。汚れが広がらないように、ティッシュなどにシミを吸収させることを意識して拭き取るとよいだろう。

水を含ませたティッシュで叩く

ティッシュに水を含ませたら、油シミ部分をトントン叩いて汚れを取る。このとき、油シミがにじんで広がらないように、外側から内側に向かって叩くようにしよう。

叩いた箇所を洗い流す

最後に叩いた部分を洗い流して乾燥させる。乾燥させてもシミが残る場合は、洗剤などを使用した方法を試してほしい。

5. それでも油シミが落ちない場合は?

クリーニング
家庭でできる染み抜き方法でも油シミが落ちない場合は、プロのクリーニング業者に染み抜きを依頼することをおすすめしたい。特にデリケートな素材の服は、無理に汚れを落とそうとすると繊維を傷めてしまう危険性もある。大切な衣類の質を保持しながら愛用するためにも、適宜クリーニングを利用することも検討しよう。

結論

今回は、時間がたった油シミについて、家庭にあるものを利用した染み抜き方法を詳しく解説した。油シミに気付いたときにはぜひ当記事を参考に、できるだけ早めに適切な方法で染み抜きをし、大切な服をキレイにしてほしい。
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  • 更新日:

    2022年10月 5日

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