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お風呂

掃除せずに換気扇は絶対回さないで!意外すぎる「お風呂のニオイ」の原因とは?すぐに出来る対処法をご紹介

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2022年10月11日

せっかく1日の疲れを取る場であるお風呂が臭い。これは相当のストレスになるのではないだろうか。お風呂は、温度・湿度が高く、カビや雑菌が繁殖しやすい環境にある。その上、エサが豊富だ。ここでは、お風呂が臭い原因やにおい別の対策などを紹介しよう。

  

1. お風呂が下水臭い原因や対処法

排水口
お風呂のにおいが下水臭い場合、どのように対処したらいいだろうか。

排水口が汚れている

お風呂が下水臭い場合、排水口をチェックしてみよう。排水口に皮脂や垢、髪の毛などがたまっていないだろうか。また、ヘアキャッチャーの裏側、排水口の内側が汚れていると、下水のようなにおいがする。

対処法

排水口のゴミ受けを掃除し、排水トラップなど外せる部品はすべて外し、使い古しの歯ブラシなどで、排水口の汚れを落とす。

排水トラップに問題がある

排水トラップに異常があり、排水管から下水のようなにおいが上がってきているのかもしれない。排水トラップはにおいだけでなく、害虫が内部への侵入を防ぐ働きがある。排水トラップを交換する必要があるだろう。

対処法

コップ1杯の水を排水口に流し込んでチェックしてみる。もし排水トラップの封水の減少が原因であれば、下水臭さも解消される。しかし、排水トラップが破損して封水がたまらなければ、新しいものに替える必要がある。

風呂釜や配管が汚れている

お風呂から下水臭いにおいがする場合、風呂釜や配管が汚れている可能性もある。お風呂の追い焚きをする場合、浴槽のお湯を風呂釜に吸い込んで温めるため、一緒に皮脂、垢、雑菌も吸い込むことになる。それらが蓄積すると下水のようなにおいを放つ場合も多い。

対処法

風呂釜洗浄剤で定期的に風呂釜を掃除することが大切だ。とくに家族が多く追い焚きを頻繁にする場合には、風呂釜に汚れがたまりやすい。

2. お風呂がアンモニア臭い原因や対処法

トイレ
お風呂のにおいがアンモニア臭い場合、どのように対処したらいいだろうか。

排水管を通ってにおいが上がっている

お風呂のにおいがツーンとした刺激のあるアンモニア臭である場合、排水管から昇ってくる悪臭である可能性が高い。一般家庭の排水管はトイレとつながっていることが多いので、気温が上がる夏場などにこの現象が起こることがある。

排水管を掃除する

お風呂がアンモニア臭い場合は、排水管を掃除することで改善されることが多い。お風呂の排水口に取り付けられている部品をすべて取り外し、ヌメリやゴミを取り除く。そのうえで、パイプクリーナー排水口用洗剤を流し込んで掃除をする。においが気になる場合には、月に1回程度排水管を掃除すると効果が実感できるだろう。

3. お風呂が酸っぱいにおいがする原因や対処法

お風呂掃除
お風呂から酸っぱいにおいがする場合、どのように対処したらいいだろうか。

床や壁が汚れている

お風呂が酸っぱいにおいの場合、原因は床や壁の皮脂、石けんカス汚れであることが多い。これらの汚れが酸化して酸っぱいにおいを出している。

床や壁を重曹で掃除する

床や壁を掃除する必要がある。酸性汚れに強く、さらに消臭効果の高い重曹を使おう。スプレーボトルに重曹小さじ1杯を入れ、ぬるま湯500mlと混ぜる。重曹スプレーをたっぷりと床や壁に吹き付け、15分~1時間程度放置する。あとはシャワーで洗い流せば完了だ。

4. お風呂がカビ臭い原因や対処法

換気扇
お風呂のにおいがカビ臭い場合、どのように対処したらいいだろうか。

換気扇にカビが発生している

お風呂がカビ臭い場合は、換気扇にカビが発生しているのかもしれない。換気扇はホコリも一緒に吸い込むため、ホコリが付着してカビのエサとなる。カビが付いたまま換気扇を回せば、カビの胞子がお風呂場全体に広がり、においが充満してしまう。

換気扇を重曹で掃除する

換気扇は重曹を使って定期的に掃除をしよう。換気扇がすっぽりと入りそうな大きめのバケツを用意し、1リットルのぬるま湯に対して重曹大さじ4杯を入れて混ぜておく。そこに取り外した換気扇の部品を入れ、ひと晩浸け置きしておく。あとは、水で洗い流して完了だ。

5. お風呂のにおいを予防するコツ

シャワー
お風呂タイムを快適に過ごすためには、普段からお風呂のにおいを予防することが大切だ。

こまめに掃除する

お風呂のにおいを予防するためには、とにかくこまめな掃除をすることだ。お風呂掃除は面倒くさいと思われがちだが、毎日5分、こまめに掃除をすることで、大掛かりな掃除は1年に一度の大掃除で十分となる。

使用後に浴室全体をシャワーで流す

お風呂を使ったあとは、シャワーで浴室全体を流そう。壁や床に石けんカスや皮脂がこびりついて、カビやにおいの原因になるからだ。50℃以上のシャワーで浴室全体を流すことで、黒カビやピンクヌメリを防止できる。

浴室をしっかり乾燥させる

お風呂のにおいはカビやヌメリが原因だ。カビやヌメリを発生させないためには、浴室をしっかり乾燥させることが大切だ。浴室の換気を徹底し、換気扇や浴室乾燥機を活用しよう。

結論

お風呂のにおいの種類には、下水臭い、アンモニア臭い、酸っぱいにおい、カビ臭いなどがある。それぞれのにおいによって対策も違ってくる。お風呂のにおいを防ぐためには、とにかくこまめな掃除が大切だ。お風呂上りに熱めのシャワーをかけ、しっかり乾燥させる。においのないお風呂でリラックスし、しっかりと1日の疲れを取ろう。
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  • 更新日:

    2022年10月11日

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