目次
- 1. ジーンズを「洗わないほうがよい」は間違い?
- 2. ジーンズを洗う前の確認事項と注意点
- 3. ジーンズの洗い方|洗濯機で洗う場合
- 4. ジーンズの洗い方|手洗いする場合
- 5. 型崩れしにくいジーンズの干し方
- 6. ジーンズを洗わないときもお手入れをしておこう
- 洗濯ネット
- 中性洗剤もしくはジーンズ専用の洗剤
- ジーンズを裏返して折りたたみ、洗濯ネットに入れる。
- コースは「ドライコース」や「手洗いコース」などを選び、脱水を1分に設定する。
- 中性洗剤かジーンズ専用の洗剤を投入する。界面活性剤や漂白剤が入っている洗剤は汚れを落とす力が強いが、ジーンズに使うと生地を傷めてしまう場合があるので避けよう。
- 通常の洗濯物同様に洗う。
- 洗濯桶
- 中性洗剤もしくはジーンズ専用の洗剤
- 洗濯桶に水を張り、水4リットルに対して10mlほどの中性洗剤を入れる。とくにデリケートなジーンズなら、洗剤の分量はさらに少なくするとよい。水をよく混ぜて洗剤をしっかり溶かしておこう。
- ジーンズを10分ほどつけ置きする。
- 水を替えてすすぐ。ジーンズに洗剤が残らないよう、泡が出なくなるまでしっかり流そう。
- 洗濯機で脱水する。ジーンズが洗濯槽の内側に沿うように入れ、1分ほど脱水すれば完了だ。
1. ジーンズを「洗わないほうがよい」は間違い?

洗濯するとジーンズらしい色味や風合いが損なわれるという理由から、「ジーンズは洗わないほうがよい」と聞いたことがある方も多いのではないか。しかし、それは希少性が高くて年代物のアンティークジーンズについていわれてきたことだ。実は、一般的なジーンズはその限りではなく、しっかり洗濯したほうがよい。
ジーンズにも汚れが溜まる
ジーンズを洗濯すべき理由は、はいているうちに汚れや汗が付着するためだ。綿製品であるジーンズは、洗わずに汚れや汗を放置すると嫌なにおいのもとになったり、生地が傷んだりしやすい。ジーンズをキレイに長くはくためには、きちんと洗濯して汚れや汗を落とそう。ただし、色落ちしたり風合いを損ねたりしないためにも、正しい洗い方で洗濯することが重要だ。
どれくらいの頻度で洗濯する?
とはいえ、必ずしも着用後に毎回洗濯しなくてもよい。基本的には2週間から1ヶ月に1回を目安に、汚れやにおいが目立つ前に洗濯しよう。もちろん、1回の着用で汚れたと感じた場合は着用後すぐに洗濯してもOKだ。
2. ジーンズを洗う前の確認事項と注意点

ジーンズは洗ったほうがよいが、風合いをキープしつつキレイに仕上げるには洗い方に注意しよう。ここではジーンズを洗う前に確認したいポイントや注意点を紹介する。
ロールアップは伸ばす
ジーンズの裾をロールアップしている場合、洗濯前に伸ばしておこう。ロールアップを伸ばさずに洗うと、折った部分がシワになったり色落ちしたりする場合がある。また、ロールアップの内側にはゴミやホコリが溜まりやすいので、伸ばした際にそれらが入っていないかチェックしよう。
ボタンやファスナーを閉める
ジーンズはボタンやファスナーを閉めたまま洗濯しよう。開けっ放しにしているとボタンまわりの生地が劣化したり、ファスナーの金具が生地にこすれて傷ついたりするおそれがある。型崩れの原因にもなるため、これらはしっかり閉めてから洗濯機に入れたい。
裏返して洗う
ジーンズの洗い方のポイントは裏返して洗うことだ。生地どうしがこすれると色落ちや傷みのリスクがあるが、裏返すことで表面のこすれを防げる。
3. ジーンズの洗い方|洗濯機で洗う場合

ここからは洗濯機を使ったジーンズの洗い方を見ていこう。ジーンズを傷めにくい洗い方のコツも交えて紹介する。
用意するもの
コースの選び方と洗濯方法
4. ジーンズの洗い方|手洗いする場合

お気に入りのジーンズで色落ちや縮みを極力減らしたい場合は、手洗いでの洗い方を試してみよう。ジーンズをつけ置きしてから押し洗いする洗い方なら、生地の摩耗を軽減できる。
用意するもの
つけ置きと押し洗いの手順
5. 型崩れしにくいジーンズの干し方

ジーンズは干し方によって乾いたときの仕上がりに差が出る。正しい洗い方がわかったら、型崩れしにくい干し方も押さえておきたい。
裏返したまま日陰で筒干し
ジーンズに直射日光が当たると色あせしやすいので、裏返したまま日陰で筒干しするのが望ましい。生乾きの時間が長いと雑菌が繁殖して嫌なにおいのもとになるため、風通しのよい場所に干して短時間で乾かそう。
乾燥機はNG
綿製品であるジーンズは、乾燥機にかけると高温の熱風によって生地が縮みやすい。そのため、ジーンズを早く乾かしたいからといって乾燥機を使うのはNGだ。
6. ジーンズを洗わないときもお手入れをしておこう

ジーンズは着用後に毎回洗濯しなくてもよいが、できれば洗わないときもお手入れするのが理想だ。洗濯するほどでもないが汚れやにおいが気になるときは、洗剤を含ませた布で部分洗いをし、裏返して陰干ししよう。また、においを消したい場合はスチームアイロンを当てるのもよい。
紹介した洗い方と軽いお手入れ方法を使い分け、ジーンズを常に清潔に保とう。
結論
「洗わないほうがよい」といわれてきたジーンズだが、一般的なジーンズは汚れを落として衛生的にはくためにも、きちんと洗濯するべきだ。紹介した洗い方で傷みや色落ちを抑えつつ、お気に入りのジーンズをキレイにしよう。