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布団

布団は『アレ』しておくだけでカビの発生が抑えられるってほんと!?意外過ぎるその方法とは?

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年10月15日

布団にカビが発生したら、カビ取りをする必要がある。放置すると健康への悪影響も考えられるので、すぐに対処することが重要だ。この記事では、効果的な布団のカビ取り方法を紹介する。カバーやシーツのカビ取り方法や、布団のカビを防ぐ予防法とあわせて解説しよう。

  

1. 布団のカビを放置するリスク

布団
湿気が溜まりやすく、皮脂などの栄養源も豊富な布団はカビが発生しやすい。カビを放置するリスクと、カビ取りの必要性を確認しておこう。

健康被害をもたらすおそれがある

カビが発生すると、見た目が悪くなるうえにおいの原因にもなる。さらに放置すれば繁殖して広がり、床やベッドに移ってしまうだろう。カビが発生した布団を使用していると、胞子を吸い込むことになるので注意が必要だ。
カビはアレルギーの原因になるなど、健康にも悪影響をもたらす。くしゃみや鼻水、肌荒れといった症状が発生するおそれがあるのだ。とくに免疫力が弱った方や小さなお子さん、高齢者の場合、さまざまな病気の原因にもなりかねない。健康のためにも、布団にカビが生えたらすぐカビ取りをすることが重要だ。

2. 布団のカビ取り方法

洗濯機
布団にカビが生えたときの対処方法を3つ紹介する。基本のカビ取りや重曹をおすすめしない理由も解説するので、参考にしてほしい。

クリーニングに出す

大事な布団ならクリーニングに出すのが最もおすすめだ。自宅でカビ取りをするとキレイに除去できなかったり、布団を傷めてしまったりする可能性がある。クリーニングの専門的な道具と技術で除去してもらうほうが、仕上がりがキレイだ。
布団の宅配クリーニングなら、店舗に持ち込む必要がない。ただし、布団クリーニングは料金がかかるので、自宅でカビ取りしたり買い替えたりしたほうがよいケースもある。

市販のカビ取り剤を使う

カビホワイトの「カビソフト除去スプレー」など、布団に使用できるカビ取り剤を使用しよう。ゴム手袋をつけたら水に濡らしたタオルに含ませて、カビを拭き取る。あとは乾燥させればOKだ。
ただし、市販のカビ取り剤は布団へのダメージになる恐れがあり、さらに色柄物には使えないものが多い。大事な布団や色柄物の布団のカビ取りをするなら、クリーニングのほうがよいだろう。

新しく買い替える

カビ取りの方法ではないが、新しく買い替えるという選択肢もある。カビが広範囲に広がっている場合、すべてを除去するのは難しい。布団が劣化している可能性も高いので処分を検討しよう。なお、寿命が近い古い布団は、クリーニングに出すよりも新しいものに買い替えたほうがよいだろう。

重曹は布団のカビ取りに不向き?

重曹には雑菌の繁殖を抑える制菌効果があるが、カビ取りをするには不十分だ。洗浄力が弱く、布団にカビが残ってしまう可能性が高い。発生したカビにはカビ取り剤を使用して、重曹は予防として活用するとよいだろう。

3. 布団のカバーやシーツのカビ取り方法は?

布団カバー
布団カバーやシーツのカビ取り方法をまとめた。塩素系漂白剤や酸素系漂白剤を使ったカビ取りを紹介する。

塩素系漂白剤でつけ置きしてみるのはあり

ハイターなど、衣類用の「塩素系漂白剤」でつけ置きしよう。パッケージに書いてある適量を水に混ぜたら、30分ほど浸してキレイにすすげばよい。布団カバーやシーツが傷むので、2時間以上のつけ置きはNGだ。
一方で塩素系漂白剤は白物のカビ取りにしか使えない。色柄物の布団カバーやシーツには、ワイドハイターやオキシクリーンなどの「酸素系漂白剤」を使おう。適量をぬるま湯に溶かしたあと30分ほどつけ置きすればOK。あとはカビを歯ブラシで擦って落とし、それから通常通りに洗濯してほしい。

4. 布団にカビが生えるのを防ぐには?

布団
布団を清潔に使用するためには、日頃からのカビ対策が重要になる。カビ取りとあわせて、3つの効果的な予防法を紹介しよう。

布団はこまめに干す

湿気はカビが生える原因になるので、小まめに布団を干して乾燥させてほしい。1~2週間に1回ほど、天気がよい日を選んで干すのがおすすめだ。夏は片面1時間ずつ、冬なら片面2時間ずつを目安にしよう。
天気や花粉のせいで天日干しができない場合は、室内に干すだけでも一定の効果がある。エアコンのドライ機能や、扇風機と組み合わせると効率がよい。布団乾燥機を使って湿気を飛ばすのもよいだろう。
【万年床ももちろんNG】
布団を万年床にすると床との間に湿気が溜まる。畳みやフローリングにカビが生えることもあるため、敷きっぱなしはNGだ。すぐに収納すると湿気が押入れに溜まるので、布団をめくって1時間ほど放置してからがよい。なお、どうしても敷きっぱなしにしたい場合は、布団の下にすのこを敷くと湿気が溜まりにくくなる。

カバーやシーツはこまめに洗濯する

カバーやシーツに付着する皮脂や汗はカビの栄養源だ。1週間に1回の頻度で洗濯してキレイに落とそう。また、洗うのが難しい場合は、除菌スプレーを吹きかけるとよい。使用後は湿気が残らないように、しっかり乾かすことが重要だ。

定期的にコインランドリーで洗濯するのもおすすめ

コインランドリーで洗濯をすれば、布団に染み込んだ汚れをキレイに落とせる。自宅では洗うのが難しい敷布団の丸洗いも可能だ。高温乾燥機で湿気をしっかり飛ばせるため、ダニを駆除する効果もある。ただし、材質によっては洗えない布団もあるので、あらかじめチェックしておこう。

結論

自宅でカビ取りをするときは、まずは市販のカビ取り剤を使用してみよう。布団を傷めたくないなら、クリーニングに出すのがおすすめだ。カビの範囲が広い場合は落とすのが難しいので、買い替えを検討しよう。また、布団のシーツやカバーのカビ取りには、塩素系漂白剤や酸素系漂白剤が有効だ。その他にカビを予防する方法も紹介したので、あわせて実践してほしい。
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  • 更新日:

    2022年10月15日

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