目次
- マスク
- ゴム手袋
- カビキラーなどお風呂用カビ取り剤
- フロアワイパー(あれば天井専用ワイパー)
- ドライシート(3~5枚)
- ドライシートを付けたフロアワイパーで天井の水気を拭き取る
- 新しいドライシートに付け替えたらカビ取り剤を吹きかける
- フロアワイパーで天井全体にカビ取り剤を塗布する
- 10~15分ほど放置したらシャワーで洗い流す
- 新しいドライシートに付け替えて天井の水気を拭き取る
- 換気扇を回して湿気を除去する
1. お風呂の天井に生えたカビの落とし方

湿度が高いお風呂の天井はカビだらけになりやすい。放置するとカビの胞子がお風呂場全体に広がるので、正しい落とし方で除去しよう。
用意するもの
お風呂の天井は高いのでフロアワイパーを使って掃除する。ドライシートの代わりに、複数枚に重ねたキッチンペーパーや古い布を使ってもよい。
カビの落とし方
カビ取り剤を目線の斜め上に塗ると、垂れてきてもかかる心配が少ない。シャワーで洗い流すときは、体にかからないように十分注意しよう。
カビを落としたあとはアルコールで除菌を
お風呂の天井に発生したカビを落としたあとは、アルコールで除菌するのがおすすめだ。フロアワイパーにドライシートを付けて、アルコール消毒液を吹きかける。あとは天井を吹けば除菌は完了だ。なお、掃除のあとも月に1回くらいの頻度で除菌をすれば、カビの発生を予防できる。
2. お風呂の天井のカビを落とすときの注意点

お風呂の天井に発生したカビを掃除するときの注意点をまとめた。トラブルを避けるために、4つのポイントを確認してほしい。
洗剤がかからないように注意する
天井を掃除すると洗剤が垂れる可能性があるので、必ずマスクとゴム手袋を着用する。メガネやゴーグルを装着すれば、目に入る心配がない。また、カビ取り剤が肌に付着しないように長袖で作業しよう。漂白効果で色落ちする可能性があるので、変色してもよい服を選ぶとよい。
安定した足場の上で作業をする
フロアワイパーでも天井に届かない場合は、安定した足場が必要だ。グラついたり小さかったりする足場だと、転倒するリスクがある。両手で押さえて動かないかどうか、チェックしてから天井のカビ取りをしよう。
扉をあけて換気扇を回しておく
塩素系のカビ取り剤は刺激が強いため、カビ取りをする際には換気をする。窓やドアを開けるか、換気扇を回してから作業することが重要だ。窓やドアは同時に2箇所開けると効率よく換気ができる。
酸性のものとは絶対に混ぜない
酸性のものと混ぜると毒ガスが発生するため、塩素系のカビ取り剤は単独で使用してほしい。酸性の洗剤はもちろん、お酢やクエン酸、アルコールなどもNGだ。天井のカビ取りが終わったあとは念入りに洗い流し、手や顔などもしっかりと洗ってほしい。
3. お風呂の天井にカビが生えるのを防ぐには?

お風呂の天井に生えるカビの予防方法を解説する。以下を実践することで、掃除の手間を軽減できるだろう。
24時間換気がおすすめ
お風呂の湿気を除去して乾いた状態に維持することが、カビ対策として有効だ。お風呂に入ったあとは換気して、フロアワイパーに付けたドライシートやタオルで拭く。水切りワイパーを活用するのもおすすめだ。換気扇は2時間以上回すようにしよう。浴室乾燥機能がある場合は24時間換気を活用するとよい。
燻煙タイプやスプレータイプの防カビ剤を使う
市販のカビ防止剤を定期的に使用することでカビを予防できる。燻煙タイプやスプレータイプなどいろいろな種類があるので、特徴を比較してから選んでほしい。使い方や持続時間をチェックしておこう。
4. お風呂の天井のカビ取りにおすすめのアイテム3選

お風呂の天井のカビ取りや予防におすすめのアイテムを、3つに厳選した。それぞれの特徴と魅力を紹介するので、選ぶときに参考にしてほしい。
SCジョンソン「カビキラー」
スプレータイプのカビ取り剤で、吹きかけるだけでカビを退治できる。独自の浸透成分を配合しており、カビの根まで破壊することが可能だ。菌やバクテリアにも作用するため、お風呂のにおい対策にも効果がある。
レック「GN黒カビくん 天井カビとりワイパー」
柄が長いタイプのスポンジだ。柄は伸縮できるので天井の高さや掃除したい場所にあわせて調整でき、ハンディタイプとしても使用できる。柄の角度を変えられるため隅も掃除しやすい。先端のスポンジは交換ができるので衛生的だ。
ライオン「ルック おふろの防カビくん煙剤」
銀イオンの煙によってカビの発生を予防する。お風呂の全体に広がるので、天井や床、換気扇の裏まで効果を発揮。銀イオンは食器などにも使われる安全な成分なので、小物やお子さん用のおもちゃがあるお風呂でもそのまま使用できる。
結論
お風呂の天井に発生したカビは、カビ取り剤を使って除去しよう。フロアワイパーを使って塗布してから、シャワーで洗い流す。洗剤がかからないように準備する、扉をあけて換気をするなど、注意点もあわせて確認しておこう。また、お風呂の天井のカビは、換気をしたりカビ防止剤を使ったりといった対策で予防できる。カビ取りや予防におすすめのアイテムも紹介したので、ぜひチェックしてほしい。