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「あの洗剤」を使って掃除するのは絶対NG!?意外と知らない『トイレタンクの正しい掃除方法』とは

「あの洗剤」を使って掃除するのは絶対NG!?意外と知らない『トイレタンクの正しい掃除方法』とは

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年10月17日

トイレのタンクの内側に発生した汚れは外からだと見えないため、掃除をしたことがない方は多いだろう。しかし、黒カビが生えることがあり、キレイにしたほうがよいケースもある。この記事では、トイレタンクの掃除方法を外側と内側に分けて解説する。掃除をする必要性や注意点をあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. トイレのタンクは掃除すべき?

トイレ
まずはトイレのタンクを掃除する必要性を紹介する。掃除をしたほうがよい理由と、適した頻度について解説しよう。

黒カビなどを防ぐためにも掃除したほうがよい

トイレのタンクの内部には水が溜まっているので、黒カビや水垢が発生しやすい。さらに汚れたまま放置すると、便座に雑菌や汚れを含んだ水が流れる。
小まめにトイレ掃除をしていてもすぐ黒ずみやにおいが発生する場合は、トイレタンクの内部が汚れている可能性が高い。トイレのタンクの汚れが気になるなら、掃除をしたほうがよいだろう。

掃除の頻度はどれくらい?

フタを開けてトイレのタンクの掃除をする場合は、半年に1回を目安にする。また、フタを開けずに簡単に掃除ができる、トイレタンク用の洗浄剤を活用するのもおすすめだ。1~2週間に1回の頻度で使用すれば、キレイな状態が長く保てる。

2. トイレのタンクの外側(手洗器や金具)の掃除方法

トイレ
次にトイレのタンクの外側を掃除する方法をまとめた。詳しい掃除方法をチェックして、清潔に保ってほしい。

掃除の仕方

トイレのタンクの外側は水拭きすればよい。汚れが落ちない場合は、薄めた台所用の中性洗剤を使おう。洗剤を使用した後は成分が残らないように水拭きしてほしい。最後によく絞った布で、仕上げ拭きをするのがポイントだ。
手洗器は排水口を布で塞ぎ、スポンジと台所用洗剤で磨いてから水拭きで拭き取るとよい。金具についた水垢やカビは、柔らかい布と歯磨き粉を使って磨こう。その他の細かい部分は古い歯ブラシで掃除すればOKだ。

3. トイレのタンクの内側(黒カビなど)の掃除方法

トイレタンク
ここでは、トイレのタンクの内側を掃除するやり方を紹介する。フタを開けて内部を徹底的にキレイにしてほしい。

用意する洗剤や道具

  • ゴム手袋
  • トイレ用中性洗剤
  • スポンジ
布は使わなくなったタオルがおすすめだ。2枚ほど用意しておくとよい。そのほかには、トイレの止水栓を止めるときに、マイナスドライバーが必要なケースがある。

掃除の仕方

1.止水栓を閉める
止水栓の閉め方はトイレの機種で異なるので、事前に説明書やメーカーの公式サイトで確認しておこう。また、掃除のあと止水栓を開く際には、もとの位置に戻す必要がある。
開きが不足するとタンクに水が十分にたまらず、開けすぎると水があふれる恐れがあるので注意しよう。閉めるときに回した回数を記録する、元の位置を写真などで記録しておくといった対策をしてほしい。
2.レバーを回してタンクの水を抜く
止水栓を閉めたあとレバーを回せばタンク内の水が抜ける。
3.フタを外し裏側を洗って乾かしておく
トイレのタンクのフタを上に持ち上げて外し、中性洗剤と水拭きでキレイにして乾かしておこう。手洗器がついているタイプは、フタを持ち上げてから給水ホースを取り外そう。接続部分のナットを反時計回りに回して外すことが多いが、詳しい外し方は説明書で確認してほしい。1人で手洗器の給水ホースを外すのは難しいので、誰かに手伝ってもらうのがおすすめだ。
4.タンクの中を掃除する
トイレ用中性洗剤を布に染み込ませたら、タンク内部の側面に貼り付ける。5分放置したあと外して、洗剤が残らないように水拭きすればOKだ。汚れが酷いときは、トイレ用中性洗剤をスポンジにつけて擦ってから水拭きしてほしい。
5.止水栓を開きタンクに水を溜める
開いたときと同じ位置になるように止水栓を開こう。
6.タンクのレバーを回して洗剤を洗い流す
いつも通りにトイレのタンクのレバーを回して、水が溜まるか確認する。
7.フタを戻して終了
外したときと逆の手順で、トイレのタンクのフタを閉めれば掃除は終わりだ。

4. トイレのタンクを掃除するにあたっての注意点

トイレ
最後に、トイレのタンクを掃除する際の注意点を解説しよう。トラブルを避けるため、事前にチェックしておいてほしい。

酸性洗剤・アルカリ性洗剤(塩素系漂白剤)は使用しない

酸性やアルカリ性の洗剤を使用すると、タンク内部にある樹脂製やゴム製の器具を傷める恐れがある。止水不良などの不具合や、水漏れの原因になるので使用は避けてほしい。必ず「中性」のトイレ用洗剤を使うことが大事だ。

トイレ用中性洗剤は金具に付着しないように注意する

トイレ用中性洗剤が内部の金具につかないように掃除しよう。洗剤によっては残ると部品が劣化したり変色したりする恐れがあるため、使用する洗剤の量は最小限にして、掃除後は水拭きでキレイに拭き取ってほしい。

トイレの取扱説明書やメーカーのホームページも確認する

一部のメーカーでは、トイレのタンクの内部掃除を推奨していないケースがある。フタの取り外し方法や掃除方法が異なることもあるので、説明書や公式ホームページを確認しておくと安心だ。

結論

トイレのタンク内部には黒カビが発生することがある。便器の掃除をしてもにおいや黒ずみがすぐ発生するなら、掃除を検討してほしい。タンクの外側と内側の掃除方法をそれぞれチェックしておこう。タンクの内部を掃除する際は、トイレ用中性洗剤を染み込ませた布で湿布するとよい。内部の金具に洗剤が付着しないようにする、取扱説明書を確認しておくなど、注意点もチェックしておくことが大事だ。
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  • 更新日:

    2022年10月17日

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