このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
排水口

掃除しても漂ってくる『排水口』の悪臭はコレで一発解決!しつこい臭いが簡単に消えさる『必殺!消臭術』とは

投稿者:ライター ブルーナ明子 (ぶるーなあきこ)

鉛筆アイコン 2022年10月25日

排水口の臭いが気になるが、どのように対処すればよいかわからない場合もあるだろう。そこで今回は、排水口の臭いの原因をはじめ、気になる臭いを取る方法や予防する方法などについて、排水口の場所別に詳しく解説しよう。

  

1. 排水口の臭いの原因

排水口
まず、排水口の臭いの原因から紹介しよう。

ゴミ受けが汚れている

食べカス、調理時のゴミや油、洗剤などの汚れが排水口のゴミ受けに残ったままでは、雑菌が繁殖してヌメリを生じ、悪臭の原因となることがある。

排水トラップがきちんと取り付けられていない

排水口の内部にはワントラップといわれる排水トラップが備えられている。これは、封水することで下水道から害虫が侵入したり臭いが上がったりすることを防ぐ機能がある。
しかし、このワントラップが適切に取り付けられていない場合は、下水道の臭いが上がってきて気になる臭いの原因になることもある。

封水がなくなっている

ワントラップを適切に取りつけても臭いが出る場合は、封水が蒸発してしまい、なくなっている可能性もある。長期間家を留守にしたときなどに起こりやすいといわれている。

排水管にゴミが溜まっている

排水管にゴミや油などの汚れが蓄積すると、排水管の中の水が流れなくなり、悪臭の原因になることがある。

塩ビ管のつなぎ目や床に隙間がある

シンク下の塩ビ管同士のつなぎ目、あるいは塩ビ管とシンク下の床部分に隙間があると、そこから下水の臭いが上がってくることがある。この場合は水漏れの原因にもなるため、速やかに塩ビ管を交換したり、補修用パテなどで修理したりすることが大切だ。

2. 排水口の臭いを取る方法

排水口
ここでは、排水口の臭いを取る方法を紹介しよう。

キッチンの排水口の掃除方法

キッチンの排水口の掃除には、重曹(1カップ)、クエン酸(小さじ2杯)、60度ほどのお湯(1カップ)、スポンジ、古歯ブラシを準備しておこう。
  • スポンジ、古歯ブラシを使用して排水口のゴミを取り除く
  • 排水口に重曹(1カップ)をまんべんなく振りかける
  • クエン酸(小さじ2杯)を60度ほどのお湯(1カップ)に溶かしてクエン酸水を作る
  • 排水口に振りかけた重曹にクエン酸水をかけて発泡させ、30分ほど放置して汚れを浮かす
  • 重曹とクエン酸を十分に洗い流して乾燥させる

お風呂の排水口の掃除方法

お風呂の排水口の掃除には、お風呂用の洗剤、パイプクリーナー、歯ブラシを準備しておこう。
  • ヘアキャッチャーの汚れを取り除き、排水トラップを分解する
  • お風呂用洗剤と歯ブラシを使用して、ヘアキャッチャーと分解した排水トラップの汚れを取り除く
  • 排水口から市販のパイプクリーナーを注ぎ、指定の時間放置してから洗い流す

洗面所の排水口の掃除方法

洗面所の排水口の掃除には、中性洗剤、パイプクリーナー、歯ブラシを準備しておこう。
  • 中性洗剤と歯ブラシを使用して、ヘアキャッチャーの汚れを取り除く
  • 排水口から市販のパイプクリーナーを注ぎ、指定の時間放置してから洗い流す

洗濯機の排水口の掃除方法

洗濯機の排水口の掃除には、ゴム手袋、ゴミ袋、割り箸、雑巾、古歯ブラシ、スポンジ、バケツまたは洗い桶、排水管用の洗剤、塩素系漂白剤を準備しておこう。
  • 洗濯機の電源プラグを抜き、水道の蛇口を閉める
  • 排水口の部品を外す
  • 割り箸などを使用してゴミを取り除く
  • 塩素系漂白剤を用いて、古歯ブラシやスポンジで部品の汚れを取り除く(汚れが落ちにくい場合は、浸け置きしてから洗う)
  • パイプクリーナーを排水口に注ぎ、指定の時間放置してから洗い流す

3. 排水口の臭いを予防する方法

排水口
ここでは、排水口の臭いを予防する方法を紹介しよう。

油を排水口に流さない

油を排水口に流すと排水口の部品に汚れが付着して腐敗し、気になる臭いを発生させる。そのため、油はクロスや紙などで拭き取り、できる限り排水口に流さないことが大切だ。

60℃程度のお湯を流す

50℃を超えるお湯は雑菌の繁殖を抑えることができる。ただし、排水管の耐熱温度は60℃ほどであるため、流すお湯の温度は60℃までにしておこう。

ゴミ受けにアルミホイルを入れる

水をアルミホイルにかけるとアルミニウムイオンが発生する。これは抗菌作用をもつため、雑菌の繁殖だけでなく発生も抑えられる。排水口の直径よりも大きいアルミホイルを丸めて玉を作り、1個から2個、ゴミ受けに入れておくと気になる臭いの予防になる。

アルコールやクエン酸をスプレーする

アルコールは雑菌の発生を抑える作用を、クエン酸は抗菌作用を持つ。そのため、毎日シンクを使用した後にアルコールやクエン酸水をスプレーすると気になる臭いを予防できる。

4. それでも排水口の臭いが消えない場合は?

排水管
排水口を掃除したり、予防策を実践したりしても排水口の気になる臭いが消えないこともあるだろう。その場合は、素人では手の届きにくい部分に汚れが溜まっていたり、部品が破損していたりする場合もある。そのため、排水口の臭いが消えないときには、専門業者に清掃や点検を依頼することを検討してみよう。

結論

今回は、排水口の臭いの原因から、気になる臭いを取る方法、予防する方法などについて、排水口の場所別に詳しく解説した。排水口の臭いの対策は家庭にあるアイテムで実践できることも多いため、ぜひ当記事を参考に適切な掃除や予防をしてほしい。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2022年10月25日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧