目次
1. 寒い冬につらい家事といえば?

冬に寒さを感じやすい家事をまとめた。なぜつらいと感じるのか、理由を解説しよう。
洗い物や窓拭き、お風呂掃除など
冬に水を使用する家事をすると体が冷える。たとえば水を使っての食器洗いや窓拭き、お風呂掃除があげられるだろう。
そのうえ窓拭きは屋外で作業する必要があり、お風呂場は暖房がついていないことが多い。寒い環境で作業するため、よりつらいと感じやすいわけだ。洗い物やお風呂掃除はお湯を使用すれば寒さが軽減できるものの、お湯がでるまでには時間がかかる。
料理や洗濯も寒い冬はつらい
野菜などの食材を水で洗ったり、冷凍した食品を触ったりといった作業がある料理は、寒さを感じやすい。朝食を作る場合、十分に暖まっていない部屋で作業するのは寒いだろう。
また、洗濯物を干すときに寒さを感じる方も多いようだ。濡れた洗濯物は冷たく、天日干しをするなら屋外で作業する必要がある。このように毎日の家事で寒いと感じる機会は多い。
2. 寒い冬の家事を快適にこなすには?

冬の家事の寒さを軽減する4つの方法を紹介する。寒い冬でも、快適に家事をするためのポイントをまとめた。
洗い物は食器洗い乾燥機に任せる
食器洗い乾燥機を活用すれば、冷たい水で食器を手洗いする必要がない。さらに最新機種は手洗いより洗浄力が高く、そのうえ節水にもなる。ガス代や電気代とあわせても、トータルだと割安になる計算だ。
その他には時短になる、手荒れになりにくいといったメリットがある。なお、食器洗い乾燥機で洗えない調理器具は、古新聞で汚れを拭き取ったりつけ置きしておいたりすると汚れが落としやすい。
洗濯物は浴室乾燥機で乾かす
洗濯物を屋外に干すと寒いので、浴室乾燥機で乾かしたほうがよいだろう。電気代がかかってしまうが、ちょっとした工夫で節電できる。浴室乾燥機の前に換気モードで湿気を取り除き、水分を拭き取っておけば洗濯物が乾きやすい。
乾きにくい衣類は、吹き出し口の近くに干すのがおすすめだ。洗濯物が乾いたら早めに洗濯物をとりこんで、浴室乾燥機のスイッチをOFFにしよう。月に1回ほどフィルターを掃除すれば、運転の効率が下がりにくい。
住宅を断熱リフォームする
断熱リフォームして、冬でも家事がしやすい住宅にするアイデアだ。窓や壁、床(基礎)などを断熱性が高いものにすることで、寒い季節でも暖かく過ごせるようになる。熱が逃げにくくなるため、暖房代の節約にもなるだろう。部屋全体を効率よく暖められる、床暖房もおすすめだ。
外の窓拭きやベランダ掃除などをやらないという手も
外の窓拭きやベランダ掃除など頻繁にやらなくてよい家事なら、寒い時期にする必要はない。年末の大掃除も避けて、暖かくなってから念入りに掃除しよう。なお、冬は油汚れが固まりやすいので、換気扇掃除も寒い時期以外にしたほうがよい。
3. お金をかけずにできる寒い冬の家事対策

お金をかけずにできる冬の家事の寒さ対策をまとめた。どれも簡単に試せる方法なので、寒い冬を乗り切るためにチェックしておこう。
自分自身が防寒する
家事をするときに自分が防寒するのは、寒さ対策の基本だ。厚着をする、スリッパやルームシューズをはくなどの対策をするだけでも、十分に暖かく感じるだろう。着ぶくれしすぎると家事がしにくいので、吸湿発熱性のインナーを着用してもよい。他には貼るタイプのカイロがあると便利だ。
窓に断熱効果のあるシートを貼る
窓にプチプチなどの断熱効果があるシートを貼って、外からの冷気を遮断しよう。暖かい空気が逃げにくくなるので、暖房代の節約にもなる。
ふかふかのキッチンマットを敷く
冷えやすい足元にキッチンマットを敷いて、対策をしてほしい。料理や食器洗いのときの寒さを軽減できるだろう。毛足が長いタイプのキッチンマットを選ぶのがポイントだ。
足元専用の小型のヒーターを置く
換気扇を使用すると足元の冷たい空気が上に吸い込まれるため、寒さを感じやすくなる。専用の小型ヒーターで足元を温めるのが効果的だ。マットタイプなら家事で動くときにも邪魔になりにくい。
4. 寒い冬の家事はひと工夫して乗り越えよう

寒い冬に家事をするのは大変だ。快適に家事をするためにも、十分な対策をしておきたい。紹介した方法を取り入れて、寒い冬の家事を暖かく乗り越えよう。
結論
寒い冬に洗い物やお風呂掃除、料理などの家事をするのはつらい。寒さを軽減するためのポイントをチェックしておこう。食器洗い乾燥機や浴室乾燥機があるご家庭なら、上手に活用するとよい。住宅を暖かく保つために、断熱リフォームを検討するのもおすすめだ。自分自身が防寒する、キッチンマットを敷くなど、お金をかけずにできる寒さ対策をあわせて紹介したので、ぜひ実践してほしい。