目次
- 馬毛ブラシ
- 豚毛ブラシ
- 革靴用クリーナー
- シューズクリーム
- クロス
- 仕上げ磨き用グローブ
- 木製のシューズキーパー
- 馬毛ブラシでホコリや汚れを落とす
- クリーナーをフロスになじませて全体を軽く拭く
- 豚毛ブラシで少量のシューズクリームを均一に伸ばす
- 仕上げ磨き用グローブで乾拭きする
- シューズキーパーを革靴に入れて休ませる
- クロス
- ティッシュと新聞紙
- 革靴用クリーナー
- シューズクリーム
- 防水スプレー
- 木製のシューズキーパー
- 雨や汚れを拭き取ったら靴の形を整える
- ティッシュでくるんだ新聞紙を革靴の中に入れる
- 風通しの良い日陰で半日くらい乾燥させる
- 塩吹きがあればシューズクリーナーで拭き取る
- シューズクリームを全体に薄く塗る
- 防水スプレーをかける
- 木製のシューズキーパーを入れて風通しの良い日陰に保管する
1. 革靴の手入れ方法1|新しく購入したとき

新品の革靴は乾燥しているため、そのまま履くとヒビが入りやすく水も染み込みやすい。履く前に手入れをしておくことが重要だ。
履き下ろす前の手入れの仕方
シューズクリームを塗り、防水スプレーを振ることでひび割れやシミを防げる。靴ひもがある場合はまずほどいて外しておく。それからシューズクリームを薄く伸ばしながら、むらなく丁寧に塗布しよう。あとは靴から30cmほど離して、防水スプレーを全体に吹きかければOKだ。
なお、シューズクリームによる保湿が必要なのは、スムースレザーとコードバンだけだ。スエードレザーやヌバックレザー、パテントレザーは防水スプレーでお手入れする。クリーナーなどそのほかのお手入れアイテムも、革の種類に対応したものを選ぼう。
2. 革靴の手入れ方法2|日々の基本的なケア

1ヶ月に1回の頻度で行いたい、基本的なお手入れ方法を紹介する。靴底のお手入れ方法とあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
用意するもの
馬毛ブラシはホコリ落とし、豚毛ブラシはクリームをなじませるために使用する。クロスは古い布、仕上げ用グローブはナイロンのストッキングで代用が可能だ。シューズクリームは革靴と似た色を選んでほしい。
手入れの仕方
汚れを落とすときはシワの方向にそってブラッシングしよう。クリーナーが多すぎるとシミの原因になるので、手入れの際には注意する。なお、履いたあとは毎回ブラッシングで汚れを落として、シューズキーパーを入れるのがおすすめだ。
靴底の手入れや防水スプレーも忘れずに
汚れやすい靴底の汚れはブラシなどで擦って落とす。それから柔軟性や防水性を高める「ソールガード」を塗布するとよい。また、お手入れが終わったあとは、汚れの付着を防げる防水スプレーを革靴全体に吹きかけよう。1ヶ月に1回の頻度で使用するとよい。
3. 革靴の手入れ方法3|雨に濡れたときのケア

雨に濡れた革靴を放置するのはNGだ。変色やカビを避けるために、正しい方法でお手入れしよう。
用意するもの
革靴が濡れると白いシミ(塩吹き)が染み出すことがある。革の塩分や汗などが染み出したものなので、シューズクリーナーを使って拭き取ってほしい。
手入れの仕方
ひび割れたり硬くなったりするので、手入れの際に直射日光で乾燥させるのは避けよう。濡れた新聞紙を入れたままにすると乾きが遅くなるため、小まめに取り換えるのがおすすめだ。
4. 革靴を長持ちさせるためのポイント

手入れとあわせて実践したい、革靴を長持ちさせるポイントを紹介する。大事な革靴を長く履くために、ぜひ実践してほしい。
履くときは靴ベラを使う
革靴に指を押し込んで履くと、かかとの部分に負担がかかりやすい。伸びたり破れたりして型くずれの原因になる。靴ベラを使用して、かかと部分へのダメージを減らすことが重要だ。
毎日同じ革靴を履かない
毎日同じ革靴を履くと、汗による湿気がたまって湿った状態になる。湿ったままだと劣化が早くなるので、ほかの靴とローテーションしてほしい。湿気が乾くまで半日~1日ほどかかるため、1回履いたら1~2日は休ませよう。
保管方法にも気をつける
革靴は木製のシューズキーパーを入れて保管するとよい。湿気を吸収でき、さらに型くずれやシワを防ぐ効果がある。保管場所は風通しの良い日陰がおすすめだ。靴箱に保管するなら乾燥剤を活用するとよい。
あまり履かない、または長期保管する場合は、必ず汚れを落としておく。木製のシューズキーパーを入れてから、ホコリの付着を防止するため箱に入れて保管してほしい。除湿剤や乾燥剤を一緒に入れておけばカビ予防になる。
結論
小まめに手入れすれば革靴は長持ちする。クリーナーで汚れを落としたり、シューズクリームで保湿したり、基本的なやり方をチェックしておこう。新品の革靴のお手入れ方法や、雨で濡れた場合のお手入れ方法も紹介したので、あわせて確認してほしい。靴ベラを使う、保管方法に気をつけるなど、長持ちさせるコツとあわせて実践することが大事だ。