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布団

布団のカビ対策 | 発生した場合の掃除方法や湿気を防ぐコツを解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年12月 4日

寝ているときの汗で湿気がたまりがちな布団にはカビが発生しやすい。そこで今回は、布団のカビ対策方法を紹介しよう。発生したカビの掃除方法や、カビを予防するコツ、適切な保管方法などを解説する。嫌なカビをすっきり落とし、キレイな布団をキープする参考にしてほしい。

  

1. 布団のカビを防ぐための対策

エアコン
まずは布団のカビを予防するための対策方法から見ていこう。ベッドのかけ布団やマットレスのカビ対策と、敷布団の対策をそれぞれ紹介する。

ベッドのカビ対策

ベッドは高さがあり、床に布団を敷くよりも通気性がよいことから、カビ対策は不要だと思われがちだ。しかしベッドでも通気性が悪くなれば、カビが発生する場合もある。ベッドのフレームに使われる木材や、スプリングを覆う布などにもカビができやすいので、ひどい場合はベッドまわりが丸ごとカビてしまうおそれもあるのだ。
そのようなベッドのカビ対策には、エアコンや除湿機を活用しよう。カビは湿度の高い環境で発生するため、エアコンや除湿機で湿度を下げると繁殖しにくくなる。

敷布団のカビ対策

【フローリングに敷布団を敷く場合】
フローリングの床に布団を敷いている場合は、すのこを活用するとよい。フローリングにすのこを置き、その上に布団を敷くことで、布団と床の間に隙間を作れる。それによって湿気が布団にたまりにくくなり、カビの発生を抑えられる。
【畳に敷布団を敷く場合】
畳に布団を敷くなら、エアコンや除湿機を活用して湿度を下げつつ、起床後は布団を上げて湿気を逃がそう。布団を敷きっぱなしにすると、布団と畳の間に湿気がこもってカビが発生しやすくなる。
なお、畳に布団を敷く場合はすのこを使わないほうがよい。畳は柔らかいため、すのこがこすれると傷ついてしまうおそれがあるためだ。

2. 布団にカビが発生した場合の対処法

布団
万が一布団にカビが発生してしまった場合は、次の方法でカビを落としてほしい。布団にカビが生えた場合と、床にもカビが広がっている場合の対処法を紹介するので、それぞれ試してみよう。

布団のカビの取り方

【敷き布団のカビの取り方】
敷き布団にカビができた場合は、エタノールと重曹で対策するとよい。用意するのはエタノール、水、重曹、ぬるま湯、ティッシュ、スポンジだ。
  • まずはエタノールスプレーと重曹スプレーを作る。エタノールスプレーは、80mlのエタノールと20mlの水を混ぜて作ろう。重曹スプレーは、100mlのぬるま湯に重曹を小さじ1杯混ぜて作るとよい。
  • ティッシュを水で軽く濡らし、敷き布団のカビをやさしく拭き取る。カビの胞子を広げないように注意しながら、使い終わったティッシュはすぐに捨てよう。
  • カビの上に重曹スプレーを吹きかけ、5分ほど放置する。
  • スポンジに重曹スプレーをつけ、水分を軽く絞ったらカビをなでるように洗う。
  • カビの上にエタノールスプレーを吹きかけ、残ったカビを除菌する。
  • 日当たりと風通しのよい場所に布団を干し、完全に乾かす。水分が残ったまま片付けると、カビが再び繁殖するので注意しよう。
【カバーやシーツのカビの取り方】
カバーやシーツは洗濯機で洗えるので、カビを除去してから洗濯するのが望ましい。用意するものは酸素系漂白剤、歯ブラシ、洗面器、お湯だ。酸素系漂白剤を使う際はゴム手袋を着用し、しっかり換気しよう。
  • 酸素系漂白剤を洗面器に入れ、規定量のお湯で希釈する。40~60℃のお湯を使うことで、漂白剤の効果が十分に発揮されやすい。
  • 洗面器の中でカバーやシーツを1時間ほど浸け置きする。カビの範囲が広く洗面器では浸けきれない場合は、浴槽や洗濯機を活用するとよいだろう。
  • 残ったカビは歯ブラシでこすって落とす。
  • カバーやシーツを洗濯機で洗い、カビや漂白剤をしっかり流そう。
  • 最後に日当たりと風通しのよい場所で布団を干し、完全に乾かせば完了だ。

床のカビの取り方

床にもカビが生えてしまった場合は、エタノールと住宅用の中性洗剤を使おう。カビに住宅用の中性洗剤を吹きかけ、しばらく時間を置いてから雑巾で拭き掃除する。仕上げにエタノールスプレーで除菌しよう。
ただし畳やフローリングの場合は、エタノールのアルコールに触れるとコーティングが剥がれたり変色したりする場合がある。心配な場合は、カビ取りの専門業者に掃除を依頼するのもおすすめだ。

3. 布団を保管するときのカビ対策

布団
布団にカビを発生させないためには、保管方法にも気を配りたい。ここでは布団を保管するときのカビ対策を2つ紹介する。

除湿剤を使う

布団を入れるクローゼットや押入れには湿気がこもりやすい。そのため布団を保管する際は除湿剤を使うのが向いている。除湿剤はドラッグストアやホームセンター、通販サイトなどで簡単に購入できる。湿気を吸収した除湿剤には水がたまるので、こまめに状態を確認し、使い終わった除湿剤はすぐに処分しよう。

こまめに換気する

クローゼットや押入れの湿気を逃がすためには、こまめに換気することも肝心だ。扉を開けておく、エアコンや除湿器で部屋の湿度を下げるなどの対策を試してみよう。クローゼットや押入れに扇風機やサーキュレーターを向け、空気を循環させるのもよい。

結論

布団のカビを予防するには、とにかく湿気を逃がすことが重要だ。エアコン・除湿剤・すのこなどを活用し、布団に湿気がこもらないよう注意しよう。もしカビが生えてしまった場合は、エタノール・重曹・酸素系漂白剤などを適宜使い、カビが残らないようしっかり掃除してほしい。
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  • 更新日:

    2022年12月 4日

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