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電気ブランケット

電気ブランケットの洗い方 | 手洗いや洗濯機での洗濯方法を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年12月19日

毛布にもひざ掛けにもなり、冬の必需品ともいえる電気ブランケット。冬の終わりに洗濯したいと思っても、電化製品なので洗い方を迷うことは多いだろう。しかし電気ブランケットは、ポイントさえ押さえれば自宅で洗濯できることがほとんどだ。今回は、電気ブランケットの正しい洗い方や洗う際の注意点について紹介しよう。

  

1. 電気ブランケットを洗う前に確認すべきこと

洗濯表示
電気ブランケットを安全に洗うために、まずは以下の2点を確認しよう。

洗濯表示や説明書を確認する

最近の電気ブランケットは自宅で洗えるタイプが多いが、古いものだと洗濯がNGの場合もある。まずは洗濯表示(※)や説明書をチェックして、お持ちの電気ブランケットが自宅で洗濯可能かどうかを確認しよう。洗濯表示のタグには、洗濯機か手洗いか、水の温度の上限など、洗い方の詳細が記載されている。もし「タライに×のついたマーク」があれば、自宅での洗濯は不可である。

コントローラー部分を外す

洗える仕様のブランケットであっても、コントローラーなど水に濡らせない部分は取り外す必要がある。洗えるブランケットであれば容易に引き抜けるようになっているはずなので、必ず洗濯前に取り外そう。

2. 電気ブランケットの正しい洗い方

洗濯機
手洗いまたは洗濯機で洗えることを確認できたら、実際に洗ってみよう。それぞれの正しい洗い方を説明する。

手洗いでの洗い方

まずは手洗いによる電気ブランケットの洗い方だ。洗濯表示にタライに手が入ったマーク、またはタライに「手洗イ」と書かれたマークがある場合は、手洗い推奨である。(※)
  • 大きめの洗面器やタライにぬるま湯を張る
  • 洗濯用の中性洗剤を適量入れる
  • びょうぶ畳みにした電気ブランケットを沈め、20回ほど押し洗いする
  • 汚れが落ちたら、水を替えながら押し洗いをして泡がなくなるまですすぐ
  • 浴槽のふちなどにかけて、水を切る
水を切る際にねじったりすると中の配線が切れる原因になるため、どこかにかけるか畳んで押しながら脱水しよう。静電気が気になる場合、柔軟剤を入れて再度すすぐのもおすすめだ。

洗濯機での洗い方

洗濯機による正しい洗い方も解説する。洗濯表示にタライのマーク、または洗濯機のマークがある場合は、洗濯機で洗うことが可能だ。
  • コネクタ部分が内側になるよう電気ブランケットを畳み、洗濯ネットに入れる
  • 洗濯機に、中性洗剤(必要なら柔軟剤も)とブランケットを入れる
  • 手洗いコース・毛布コースなど弱流のコースを選び、スタートする
  • 脱水は1分ほどと短めに終わらせる
洗濯槽やコネクタの破損を防ぐため、コネクタ部分は内側に折り込もう。長すぎる脱水は故障の原因となるため、30秒~1分ほどで終わらせると安心である。

3. 電気ブランケットの洗い方の注意点

NG
故障を防ぐために、電気ブランケットの洗い方で注意すべき点も知っておこう。

ドラム式洗濯機で洗わない

ドラム式洗濯機は、布をたたくような洗い方で汚れを落とすのが特徴だ。衝撃により内部の配線が傷んだりコネクタ部分が割れたりする恐れがあるため、基本的に使用は避けよう。ドラム式をお使いの方は、まず説明書で電気毛布などがNGでないか確認するとよいだろう。

乾燥機は使わない

乾燥機の高熱も電気ブランケットの故障の原因になりかねない。できるだけ使用せず、干して乾燥させるようにしよう。

4. 電気ブランケットの正しい干し方

サーキュレーター
電気ブランケットに雑菌などを繁殖させないためにも、脱水が終わったらなるべく早く風通しのよい場所で干すようにしよう。

物干し竿を使ってM字干しする

大きさのある電気ブランケットは、物干し竿を2本並べてM字干しすると効率的に乾かせる。2本の竿をまたぐようにかけ、真ん中を少しへこませよう。1本の竿にかけるよりも風に当たる面積が広くなり、速く乾かすことができる。

部屋干しする際は風を当てる

部屋干しをする場合も、サーキュレーターなどで風を当てることで乾くスピードを速められる。より速く湿気を飛ばしたい場合、何度か裏返しながら風を当てるとよいだろう。

5. 洗濯後の電気ブランケットを清潔に保つ方法

電気ブランケット
手間がかかる電気ブランケットの洗濯はそう頻繁には行えない。洗濯以外で電気ブランケットを清潔に保つ方法も紹介する。

使ったら陰干しする

電気ブランケットにはどうしても汗や皮脂、食べ物の汚れなどが付着しやすい。カビやダニを発生させないためにも、使用後はしばらく風通しのよい場所で陰干しして、湿気を飛ばしておこう。

布団クリーナーでダニを除去する

ダニが気になる場合は、布団クリーナーや掃除機でお手入れをするのがおすすめだ。ダニ退治や除菌モードがあるタイプなら、より効果的にダニやハウスダストを除去できる。

密封して保管する

長期保管の際は、圧縮袋に入れて密封することでダニやカビを防ぎやすくなる。洗濯をして十分乾燥させたあと、湿気の少ない場所で保管しよう。ただ、あまり圧縮しすぎると配線が切れる恐れもあるため、加減しながら圧縮しよう。

結論

ワンシーズン使った電気ブランケットは、皮脂や小さなシミなどで意外に汚れているものだ。そのまま収納してしまえばカビやダニの発生も招きかねないため、ぜひキレイに洗濯してから保管してほしい。ここで紹介した正しい洗い方を実践して、故障させることなく安全に洗濯しよう。
(参考文献)
※消費者庁「洗濯表示(平成28年11月30日まで)」
※消費者庁「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」
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  • 更新日:

    2022年12月19日

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