目次
1. シンクのサビの原因とは?

シンクにサビが発生する主な原因は、「塩分」「もらいサビ」「塩素系のヌメリ取り剤」だ。塩や醤油など塩分を多く含んだ調味料が付着すると、サビが発生しやすい。
また、空き缶やヘアピンなど、サビやすいものをシンクに置くとサビが移る。もらいサビの原因になるので、置きっぱなしにせずすぐ処分しよう。
塩素系のヌメリ取り剤は、排水口周りにサビを発生させることがあるので注意が必要だ。そのほかには、金属タワシや粉末クレンザーで傷つけることで、サビが発生するケースもある。
シンクのサビを放置してはいけない理由
シンクのサビを放置すると進行して広がる。頑固なサビになると落とすのが大変なので、すぐに対処することが重要だ。ステンレスのシンクだと酸化皮膜が剥がれてしまい、さらにサビやすくなるので注意。サビ取りの裏技をチェックして、悪化する前にスッキリと除去しよう。
2. シンクのサビ取りに使える裏技
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シンクのサビ取りに効果的な裏技を紹介する。3つのアイテムを使った裏技と、サビを落とす際の注意点を解説しよう。
洗剤代わりに使えるアイテム
【重曹】
重曹の研磨作用を活用してサビ取りをする裏技だ。まずは食器用中性洗剤などで、シンクについた汚れを落としてほしい。水でキレイに流したあと、濡れた状態のままサビの上に重曹をふりかけよう。
10分ほど放置してから柔らかいスポンジで優しく擦る。そのあと、水拭きで重曹を拭き取ってから乾拭きをすればOKだ。重曹の代わりにクリームクレンザーを使用してもよい。
【クエン酸】
スプレーボトルに、水(100ml)とクエン酸(小さじ2)を入れてよく混ぜよう。シンクのサビに吹きかけたら、ラップもしくはクッキングペーパーをかぶせておく。
30分ほど放置したあと、柔らかいスポンジで擦ってサビ落としをしてほしい。最後に水拭きをして、クエン酸を拭き取ってから乾拭きをしよう。落ちないときは同じ手順を繰り返すとよい。
【歯磨き粉】
歯磨き粉は研磨作用があるため、軽いサビなら簡単に落とせる。古い歯ブラシに歯磨き粉を塗布したら、擦ってサビ取りをしよう。円をかくように優しく擦るのが裏技のポイントだ。最後は水拭きで歯磨き粉を拭き取ろう。
シンクのサビ取りする際の注意点
シンクを強く擦ると傷がつき、そこからサビが発生しやすくなる。サビ取りをする際は力の入れすぎに注意しよう。金属たわしや粉末クレンザー、ナイロンたわしの使用もNGだ。
落としたサビが残るともらいサビの原因になるので注意しよう。サビ取りが終わったあとはキレイに洗い流し、乾拭きをすることが大切だ。塩素系漂白剤の使用はなるべく避け、使用後は念入りに洗い流してほしい。
3. サビ取り後のシンクをキレイに保つコツ

サビ取り後のシンクに、サビを発生させない対策を紹介しよう。サビ取りの裏技とあわせてチェックしてほしい。
汚れたらすぐ掃除する
サビの原因になる塩分や油を掃除することが大事だ。油を放置すると酸化して表面の皮膜が傷つくため、サビができやすくなる。調理のあとは汚れをキレイに拭き取ることが大事だ。落ちにくい汚れは、台所用中性洗剤と柔らかいスポンジを使って掃除しよう。
シンクに水滴を残さない
シンクに傷がある場合、水分によってサビができることがある。鉄製のものを濡れた状態で放置すると、もらいサビも発生しやすい。シンクに残っている水分はこまめに拭き取ろう。マイクロファイバークロスなど、吸水性が高い布巾があると便利だ。
金属製のものを置かない
もらいサビの原因になるので、シンクの上に金属製のものを置かないようにしよう。使用後に洗った缶詰は、すぐに別の場所に移してほしい。包丁やキッチンバサミ、トングなど、金属製の調理器具にも注意が必要だ。すぐに水気を拭きとって収納しよう。
結論
シンクにサビが発生する原因は、塩分やもらいサビだ。放置すると広がって落としにくいサビになるので、サビ取りの裏技ですぐに除去してほしい。重曹や歯磨き粉など、身近なアイテムを上手に活用しよう。シンクのサビを予防する方法も紹介したので、サビ取りの裏技とあわせてチェックしてほしい。