目次
1. 窓ガラスの汚れの原因とは?

窓ガラスにはさまざまな汚れが付着する。窓ガラスの掃除につかえる裏技の前に、汚れる原因をチェックしておこう。
外側と内側で汚れが異なる
窓ガラスの内側の汚れは、手垢やホコリ、調理で発生した油汚れなどだ。窓を開閉するときに触ることで、手垢が付着する。キッチンの窓ガラスには、調理の際に発生した油を含んだ煙がつく。
手垢や油汚れはベタベタとしているため、ホコリが付着してさらに汚れやすくなる。タバコを吸う方がいるご家庭は、タバコのヤニにも注意しよう。こういった複数の汚れが混ざると落とすのが難しくなる。
窓ガラスの外側の汚れは、土や砂、花粉などだ。交通量が多い環境だと、排気ガスで黒く汚れることもある。さらにこれらの汚れと雨水が混ざることで、水垢が発生するケースもあるだろう。
窓ガラスの外側や内側の汚れは水拭きだけで落とすのは難しい。汚れは不潔な印象を与え、さらに放置すれば頑固な汚れになる。月に1回~半年に1回の頻度を目安に、掃除の裏技でキレイにすることが大事だ。
2. 窓ガラスの掃除が簡単になる裏技

窓ガラスの掃除が楽になる裏技を2つ紹介しよう。どちらも簡単な裏技なので、ぜひ試してみてほしい。
掃除は曇った日にする
窓ガラスの掃除は曇った日がおすすめだ。晴れた日は窓ガラスに日光が反射するため、汚れが見えにくくなる。また水分の乾燥が早いので拭き跡も残りやすい。
あとで確認したとき拭きムラが残っていたというケースは多いので、汚れが見えやすい曇りの日を選ぶのが裏技のポイントだ。もしも晴れの日に窓ガラスの掃除をするなら、日の光が弱い朝や夕方を選ぼう。
外側を先に掃除する
窓ガラスはまず外側を掃除して、その後に内側を掃除するとよい。外側のほうが汚れはつきやすいため、先に終わらせたほうが汚れている部分とキレイになった部分が見分けやすい。内側を掃除する際に外側の汚れをチェックして、残っている場合はもう一度掃除するとよいだろう。
また、窓ガラスを掃除するなら、サッシ・レールや網戸なども一緒にキレイにしておきたい。ただし窓ガラスを先に掃除すると、あとで土埃が飛び散って窓ガラスに付着する恐れがある。網戸、サッシ・レール、窓ガラス外側、窓ガラス内側の順番で掃除するのが、裏技のポイントだ。
3. 窓ガラス掃除に使える裏技アイテム

身近な裏技アイテムを使用すれば、専用の洗剤がなくても汚れを落とせる。3つの裏技アイテムと、掃除のやり方を紹介しよう。
新聞紙
新聞紙のインク油には油汚れを分解して落とすほか、ツヤを出す効果もある。まずは新聞紙とぬるま湯(バケツ1杯)を用意しよう。新聞紙をクシャクシャにまるめてから、ぬるま湯で湿らせてほしい。
新聞紙を軽く絞り、窓ガラスの外側を上から下の順番で拭く。ギザギザを描くように擦るのが裏技のコツだ。汚れが落ちないようなら、新しい新聞紙を用意して同じ手順を繰り返そう。
あとは乾燥した新聞紙を丸めて、小さな円をかきながら上から下に拭き取れば完了だ。窓ガラスの内側も同じ手順で掃除していこう。拭き跡が残らないように丁寧に拭くのが、裏技のポイントだ。
食器用洗剤
食器用の中性洗剤を使用して窓ガラスの掃除をする方法だ。まずはたっぷりの水で窓ガラスを水拭きしよう。それから水100mlに対して、食器用洗剤小さじ1弱を加えて混ぜたら、布に含ませて軽くしぼり窓全体を拭いていこう。
外側の窓ガラスを上から下に向かって拭き、隅や角は指を入れるように拭く。あとは水拭きをして食器用洗剤を拭き取ろう。最後に仕上げとして乾拭きすれば終わりだ。内側の窓ガラスも同じ手順で掃除するが、水が垂れないように固くしぼった雑巾を使用すると周りが濡れにくい。
重曹
アルカリ性の重曹を使った裏技は、手垢や油などベタベタとした酸性の汚れに効果的だ。まずはぬるま湯100mlに対して、小さじ1の重曹を入れてよく混ぜる。スプレーボトルに入れたら、窓ガラスに吹きかけよう。
結論
窓ガラスの汚れは裏技で簡単に除去できる。外側や内側にはさまざまな汚れが付着するので、こまめに掃除をして清潔に保とう。曇った日を選ぶ、外側から先に掃除するなど、基本的なポイントをチェック。新聞紙や食器用洗剤、重曹など裏技アイテムを上手に活用して、窓ガラスの汚れを徹底的に除去してほしい。