目次
- バケツにぬるま湯1リットルに対してクエン酸大さじ1を加えてよくかき混ぜる。
- シャワーヘッドを入れて1~3時間程度浸け置きする。
- 水垢が緩んでくるので、ブラシでこすり洗いをする。
- 最後に水でクエン酸を洗い流して完了だ。
- 洗剤をぬるま湯に溶かしてからシャワーヘッドを1~3時間浸け置きする。
- カビが生えている場所をブラシでこすり落とす。
- 水で洗剤成分を洗い流す。
- カビが死滅する50~60℃の熱いお湯にシャワーヘッドを10分程度浸す。このとき、あまり熱いお湯を使うと、シャワーヘッドにダメージを与えてしまうので注意しよう。
1. シャワーヘッドは掃除が必要?

シャワーヘッドをよく観察してみてほしい。シャワーヘッドが白っぽくなっていれば、それは水垢が付着しているからかもしれない。とくに、節水タイプのシャワーヘッドはシャワーの穴を小さくしているため汚れが詰まりやすく、こまめな掃除が必要になる。
放置するとカビや雑菌の温床になる
頭や体を洗うときに近づけるシャワーヘッドには、皮脂や石けんカスなどが付着しやすい。また、浴室内の湿度や温度はカビや雑菌が繁殖するのに絶好の環境だ。シャワーヘッドの掃除をせずに放置すると、カビや雑菌があっという間に増殖してしまうだろう。せっかく体をキレイにしても、シャワーヘッドから雑菌やカビを含んだお湯が出ているとしたら、恐ろしくはないだろうか。カビは、アレルギーの原因ともなる。とくに小さな子どもや高齢者のいる家庭では、こまめな掃除が必要だ。
2. シャワーヘッドの掃除の仕方

それではシャワーヘッドは、どのように掃除をすればいいのだろうか。
水垢はクエン酸に浸け置きする
シャワーヘッドには、水垢が付きやすい。水垢がシャワーヘッドの穴に詰まると、水圧が弱まってしまうので定期的に掃除しよう。水垢の掃除にはクエン酸の浸け置き洗いが効果的だ。
塩素系漂白剤は使わずにカビを落とす
シャワーヘッドのカビを取り除くために、まず考えるのが塩素系漂白剤を使うことではないだろうか。しかし、塩素系漂白剤は効き目はあるが、シャワーヘッドの部品に影響を与えてしまう可能性もある。まずは、塩素系漂白剤を使わずにカビの掃除をしよう。
使うのは「中性洗剤」「重曹」「セスキ炭酸ソーダ」「オキシクリーン」などだ。このうちどれかを使って掃除をすれば、シャワーヘッドを傷めることなくカビを落とすことができる。
3. 掃除後のシャワーヘッドを清潔に保つコツ

シャワーヘッドは、使い方によって清潔な状態を維持することができる。掃除した後も清潔を保つようにしよう。
高い位置に置く
シャワーを使った後は、高い位置に置くことが清潔を保つコツだ。低い位置は湿気が溜まりやすく、カビの温床になる。設置されている留め具の上部にシャワーヘッドをかける習慣を付けよう。
水気を切って換気扇を回す
シャワーを使ったあとは、シャワーヘッドの水気を切ることでカビの発生を防いでほしい。また、お風呂全体のカビ対策も必要だ。浴室全体に50~60℃の熱湯をかけ回し、冷たい水で一気に室温を下げれば湿気を抑えることができる。さらに換気扇を回して、カビの温床となる湿度を下げよう。
結論
シャワーヘッドは、定期的に掃除をしないと水垢、皮脂汚れ、カビなどが発生する。シャワーヘッドの掃除には、クエン酸や重曹などの浸け置き洗いが効果的だ。カビ掃除には、シャワーヘッドへのダメージを少なくするため塩素系漂白剤を使わない方法をまずは試してほしい。シャワーヘッドの掃除を定期的に行って、清潔なバスタイムを楽しもう。