- 窓を開けて換気をする
- ごみ取りネットを外す
- 塩素系クリーナー(塩素系漂白剤)を投入する
- 最高位まで給水する
- 標準コースに設定して1サイクル運転する
- 終わったあと汚れが残っている場合はすすぎを繰り返す
- 窓を開けて換気をする
- ごみ取りネットを外す
- 酸素系クリーナー(酸素系漂白剤)を投入する
- 最高位まで給水する
- 5分ほど回したら4~6時間ほど放置する
- 5分ほど回したら浮いた汚れをごみ取りネットですくい取る
- 汚れが酷いときは手順6を繰り返す
- 汚れが浮いてこなくなったら標準コースで1サイクル運転する
1. 洗濯機の掃除をしないとカビが発生する
洗濯機の洗濯槽にはカビが発生するので、定期的なカビ取りが必要だ。洗濯物に付着していた皮脂や食べカス、ホコリ、石鹸カスをエサにカビは繁殖する。
湿度が高くエサが豊富なので、知らないうちにカビの温床になっているケースは多い。その状態で洗濯をすれば、洗濯物に汚れやカビ、雑菌が付着してしまう。
剥がれたカビが洗濯物についたり、嫌なにおいが発生したりしている場合、カビが発生していると考えられる。カビや雑菌が付着した衣服を着用するのは不衛生なので、定期的に簡単な掃除をして清潔に保ちたい。
洗濯機の適切な掃除頻度
1ヶ月に1回を目安に洗濯機のカビ取りをしよう。定期的に簡単なカビ取りをすれば、清潔な状態を保てる。ただし、1ヶ月に1回はあくまで目安なので、洗濯機の使用状況にあわせてカビ取りをしてほしい。
たとえば、あまり洗濯をしないご家庭なら2ヶ月に1回でも十分だ。頻度や日にちを決めておき、適した頻度で簡単なカビ取りをしよう。ただし、何年も洗濯機を掃除していない場合など、専門の業者に依頼したほうがよいケースもある。
2. 洗濯機の簡単なカビ取り方法
洗濯機の簡単なカビ取り方法を2つ紹介しよう。それぞれの基礎知識と、簡単なやり方をまとめた。
塩素系漂白剤を使う
塩素系漂白剤は強い殺菌効果があるため、洗濯機のカビ落としが簡単にできる。一方で強いにおいがあり、さらに酸性のものと混ぜると有毒ガスが発生するので注意が必要だ。
説明書で使い方や注意点をよく読んだうえで使用しよう。初めて使用する場合や汚れがひどい場合は、3時間ほどつけ置きする。槽洗浄コースがあるなら活用するとよい。
酸素系漂白剤を使う
酸素系漂白剤を使えば、強い発泡の力で簡単にカビを落とせる。掃除に手間がかかるが、刺激が少なく強いにおいがないので使いやすい。一方でドラム式など、一部の洗濯機に使用できないことがあるので注意しよう。
詳しい使い方や対応する洗濯機を事前に確認しておくことが大事だ。途中で泡があふれそうになったときは、洗面器ですくって捨ててほしい。浮いた汚れを捨てるバケツがあると便利だ。
3. 洗濯機のカビを簡単に予防する方法
洗濯機のカビは日頃からの対策で予防できる。2つの簡単な方法を紹介するので、カビ取りのやり方とあわせてチェックしておこう。
洗濯機のフタを閉めっぱなしにしない
カビは湿気が多い環境を好むため、フタを閉めると繁殖しやすい。洗濯機を使用したあとは、フタを開けっぱなしにして乾燥させよう。ただし、小さなお子さんやペットがいるご家庭だと、中に入ってしまう可能性がある。洗濯機のある場所に入れない、留守中は閉めておくなどの対策が必要だ。
洗濯物を洗濯機に入れっぱなしにしない
汚れた洗濯物を洗濯機に入れっぱなしにすると、汚れが内部に付着する。湿度が上がってカビが繁殖しやすくなるので、洗濯かごの代わりに使用するのはNGだ。
洗濯が終わったあとも、湿気がたまらないようにすぐ干してほしい。なお、洗剤や柔軟剤は適量を使う、風呂の残り湯は使わないといった簡単な方法も効果があるので、あわせて実践しよう。
結論
月に1回の頻度で簡単なカビ取りをすれば、洗濯機を清潔に保てる。洗濯物にカビや雑菌を付着させないために、正しい掃除方法をチェックしておこう。塩素系漂白剤や酸素系漂白剤の特徴と使い方を確認して、ぜひカビ取りをしてほしい。洗濯機のフタを開けておく、洗濯物を入れっぱなしにしないなど、簡単なカビ予防もあわせて実践することが大事だ。