目次
- クエン酸
- 水
- スプレーボトル
- 歯ブラシ
- 割り箸
- キッチンペーパー
- まずはクエン酸スプレーを作る。スプレーボトルに200mlの水を入れ、小さじ1杯のクエン酸を混ぜよう。あとはよく振って、クエン酸をしっかり溶かしておく。
- 風呂ドアの通気口に、クエン酸スプレーを吹きかける。
- 通気口の隙間に歯ブラシを入れ、たまったホコリをかき出す。歯ブラシで届かない部分は、キッチンペーパーを巻いた割り箸で掃除しよう。
- 最後にシャワーで、クエン酸スプレーや残ったホコリを流したら完了だ。
1. 風呂のドアの通気口とは?掃除は必要?

風呂のドアにある通気口といっても、どの部位かピンとこない人もいるだろう。ここでは通気口が風呂のドアのどこにあるか、なぜついているのか解説する。あわせて掃除の必要性も紹介しよう。
換気に欠かせない「ガラリ」のこと
風呂のドアにある通気口は「ガラリ」と呼ばれ、ドアの下部に位置している。この通気口には、換気扇を回した際に外から空気を取り入れる役割がある。スリットが入っていて空気を通せるが、風呂場の水が外に出ないよう複雑な構造になっているのが特徴だ。
ホコリなどがたまるため定期的な掃除が必要
ドアの通気口は空気を取り込む場所のため、一緒にホコリも吸引しやすい。前述のように複雑な構造のためひとたび入ったホコリも出にくく、気がつくとたまってしまいがちだ。そのため、通気口は定期的に掃除する必要がある。掃除を怠るとホコリがたまって空気が通りにくくなり、換気の効率を下げる可能性もあるので注意しよう。
2. 風呂のドアの通気口を掃除する方法と頻度について

ここからは、風呂ドアの通気口を掃除する方法を見ていこう。あわせてカビが生えていた場合の対処法や、通気口の掃除頻度についても紹介する。
用意する洗剤と掃除道具
風呂ドアの通気口に付着する汚れは、石鹸カスや水垢がほとんどだ。白くこびりついている石鹸カス(金属石鹸)や水垢はアルカリ性の汚れなので、その反対の性質をもつ酸性のクエン酸などで落とすとよい。
掃除の仕方
【通気口にカビが生えていたときは?】
通気口にカビが生えていたら、カビ取り剤を使用するとよい。通気口にカビ取り剤を吹きかけ、しばらく放置してから洗い流そう。ただし、クエン酸スプレーとカビ取り剤を併用するのはNGだ。塩素系のカビ取り剤を酸性の洗剤と混ぜると、人体に有害なガスが発生する。そのためクエン酸スプレーとカビ取り剤の両方を使用する場合は、それぞれ使う時間をしっかりあけるようにしよう。
【通気口の掃除頻度は?】
通気口は風呂掃除のついでに掃除するのが望ましい。毎日の掃除では、浴槽を軽く洗ったり排水口の髪の毛を取ったりする程度でOKだが、週に1回ほどを目安に風呂全体を掃除しよう。その際に通気口もチェックし、汚れていた場合は掃除するのがよい。
3. 風呂のドアの通気口に汚れをためないために

風呂のドアの通気口をせっかく掃除したなら、キレイな状態を長くキープしたい。通気口に汚れをためない対策を紹介するので、日頃から取り入れてみよう。
フィルターを貼りつける
風呂の通気口には専用のフィルターを貼りつけるとよい。フィルターを貼ることで、ホコリが通気口の内部に入るのをガードできる。フィルターが汚れてきたら剥がして取り換えればOKで、衛生的な状態を簡単に保てるのがうれしい。フィルターはホームセンターなどに売っているのでチェックしてみよう。
こまめに掃除をする
通気口を清潔に保つ一番のコツは、やはりこまめに掃除をすることだ。上で紹介したように風呂掃除のついでに掃除するほか、部屋掃除の際に掃除機で通気口のホコリを吸うのもよいだろう。ホコリがほかの汚れと混ざって落ちにくくなる前に、こまめに掃除することをおすすめする。
結論
風呂のドアについている通気口は、風呂掃除のついでにキレイにするのが望ましい。通気口にはホコリがたまったりカビが生えたりしやすいので、換気能力を落とさないよう、日頃からこまめに掃除しよう。ほかにはフィルターを貼るなどの方法も予防に有効なため、汚れを防いでキレイに保ちたい。