目次
1. ペットボトルの収納に悩んでしまう理由

ペットボトルの収納はなぜ面倒くさいのだろう。ペットボトルの特徴を理解することで、収納の悩みを解決しよう。
かさばる、生活感が出すぎるなど
ストック用のペットボトルは、ほとんどの方が2Lサイズを選ぶのではないだろうか。2Lのペットボトルはかさばるうえに重いので、収納場所を探すのも大変だ。収納場所によっては出し入れをするのもひと苦労となる。
収納場所が見つからないペットボトルをそのまま、あるいは段ボールに入れっぱなしで部屋に置いておくと、どうしても生活感が出てしまう。オシャレな雑貨やクールな家具を置いても、隣にペットボトル入りの段ボールが無造作に置いてあっては台無しだ。
【段ボールのままではゴキブリが寄り付く?】
ペットボトル入りの段ボールを置きっぱなしにすると、見た目が悪いだけではない。段ボールがゴキブリの巣になってしまう可能性もある。段ボールはゴキブリが好む「暖かい」「多湿」「暗い」「狭い」の4拍子がそろった環境なのだ。
さらに、段ボールに使われている接着剤にはデンプンが含まれているため、ゴキブリのエサにもなる。今までゴキブリなど発生しなかった新築の家でも、外から段ボールを持ち込むことで、段ボールに産み付けられたゴキブリの卵がふ化してしまう可能性もある。
2. ペットボトルを上手に収納するコツ

大量のペットボトルは、どのようにすればスッキリと、しかも出し入れしやすく収納できるのだろうか。
収納する際に意識するポイント
【直射日光を避ける】
ペットボトルを収納する場所は、直射日光の当たらない場所を選ぼう。ペットボトルが未開封であっても、太陽の光が当たると腐りやすい。また、水の入った透明のペットボトルは虫眼鏡のように光を集めてしまうため、火災の原因にもなることもある。
【用途やサイズで分ける】
ペットボトルの収納は、用途やサイズで分けると使いやすくなる。飲料水や調理用のために使う水は、キッチンの近くに置いておくのが一番使い勝手がいい。スキマ収納を利用するといいだろう。備蓄用のペットボトルなら、クローゼットや床下収納など目に付きにくい場所に収納しよう。
【出し入れのしやすさを考える】
毎日使うペットボトルは、出し入れのしやすさもポイントだ。使いたいときにサッと取り出せて、補充するときにも面倒にならない収納場所にしよう。これなら出しっぱなし問題も解決しやすいだろう。
3. ペットボトルの収納アイデア

ペットボトルを収納するときのポイントがわかったところで、具体的な収納アイデアを紹介しよう。
500mlや2Lのペットボトルの収納アイデア5選
【キャスター付き収納 スチールワゴン】
キャスター付きの収納スチールワゴンなら、狭いキッチンに置いても自由に移動させることができる。カゴの位置を調節すれば、ペットボトルのサイズによってスペースを有効に活用できる。
【折りたたみコンテナ】
夏場はよく使う水のペットボトルだが、冬場になるとあまり消費されなくなる。折りたたみコンテナなら、使わないときには折りたたんで収納できるので、邪魔にならない。
【ラック収納】
重くてかさばるペットボトルの収納には、スチールラックを使ってはいかがだろう。丈夫なので、重いペットボトルも安心して収納できる。収納するペットボトルの大きさに合わせて高さを調節することも可能だ。動かしたいときには、自分でキャスターを付けることもできる。
【フタ付き収納ボックス】
フタ付きの収納ボックスなら、ホコリや直射日光を避けることができ、同時に見せない収納も実現可能だ。2Lのペットボトルなら立てて、500mlのペットボトルなら横に並べて収納できる。また、スタッキングできるボックスであれば、省スペースでたくさんのペットボトルが収納できる。
【ラタンボックス】
ナチュラルテイストの部屋に合わせて、ラタンボックスはどうだろう。ペットボトルの上がのぞいてしまわないように、高さには注意して選ぼう。フタが付いていないラタンボックスは、お気に入りのクロスをかぶせておけば隠す収納ができる。
4. ペットボトルの収納におすすめのアイテム3選

ペットボトルは機能的かつオシャレに収納したい。ペットボトル収納におすすめのアイテムを紹介しよう。
ニトリ「収納ケース Nインボックス レギュラー」
ニトリの「収納ケース Nインボックス レギュラー」は、組み合わせが自由で、さまざまな置き方ができるのが魅力。ペットボトルのサイズにかかわらず、収納しやすい。
軽くて丈夫なため、持ち運びにも便利だ。何よりもお手軽価格がうれしい。
山崎実業「シンク下 ボトルストッカー タワー」
山崎実業の「シンク下 ボトルストッカー タワー」は、スリムな4段ストッカーだ。ペットボトルも8本収納できる。斜め設計でペットボトルの出し入れがしやすいようになっている。底面には滑り止めも付いていて安心だ。
バウヒュッテ「スリムボトルラック」
バウヒュッテの「スリムボトルラック」は網目の細かいファインメッシュ。ボトルの底面に凹凸のある炭酸飲料でも安定収納ができる。前後の移動に特化した固定式キャスターが付いており、重いペットボトルを複数収納した状態でも安全に取り出し可能だ。2Lなら30本、500mlなら48本収納できる。
結論
ペットボトルの収納に悩む主な理由は、「かさばる、重い、生活感が出る」などだ。また、ゴキブリの温床ともなるので、ペットボトルの収納に段ボールを使うのはNG。ペットボトルを収納するときのポイントは、直射日光を避けること、用途・サイズで分けること、出し入れのしやすさも考慮することだ。日常生活に欠かせなくなっているペットボトルをスマートに収納しよう。