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シンク掃除

シンク掃除におすすめの洗剤は?水垢汚れをピカピカにする方法を解説

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2023年1月11日

リモートワークで、家で過ごす時間が増えたという方も多いのではないだろうか。家で過ごす時間が長くなると、当然料理をする頻度も高くなる。今まで気にならなかったシンクの汚れも、気になってくることが多くなるだろう。毎日のように使うシンクだからこそ、キレイをキープしておきたい。ここでは、シンク掃除のやり方や注意点などを紹介しよう。

  

1. シンクが汚れる原因とは?

シンク
シンクには、さまざまな汚れが集まってくる。主な汚れの原因は以下のようなものだ。
  • 水垢
  • ヌメリ
  • 油汚れ
  • 石鹸カス
  • カビや雑菌
  • サビ
これらの汚れをキレイに掃除するためには、汚れに合った方法で掃除をする必要がある。

シンクの適切な掃除頻度

シンクの汚れは、蓄積すると掃除をするのも大変になる。また、調理する場所でもあるので、衛生面でも問題だ。では、どれくらいの頻度でシンクの掃除をすればいいのだろうか。
理想的な頻度は、毎日だ。毎日といっても、たった5分程度で済む掃除だ。毎日、簡単な掃除を習慣にするだけで、汚れも落ちやすいうえ蓄積しにくくなる。その結果、シンク掃除の手間や時間の短縮につながるのだ。毎日はできないという方は、最低でも週に1回は掃除することをおすすめする。

2. シンクの正しい掃除方法

掃除道具
シンクには、さまざまな汚れが混在している。汚れに合った洗剤を選ぶことが、シンク掃除を楽にするコツだ。

シンクの掃除におすすめの洗剤

【重曹】
ナチュラルクリーニングとして、使い勝手のよい重曹。弱アルカリ性で肌にもやさしい。そのまま粉末状で使えば、クレンザーのような研磨作用がある。シンクにこびりついた油汚れは、重曹を付けたスポンジで軽くこすればピカピカになるだろう。

【クエン酸】
食器や野菜などを洗うシンクは、水垢が溜まりやすい場所だ。水垢はアルカリ性汚れなので、酸性の洗剤でなければ落とすことができない。クエン酸はアルカリ性汚れに強い洗剤だ。お酢のように強い刺激臭がなく無臭で、水にも溶けやすい。水200mlに小さじ1杯のクエン酸を混ぜてスプレーボトルに常備しておけば、シンク掃除に便利だ。

【セスキ炭酸ソーダ】
セスキ炭酸ソーダは、重曹と炭酸ソーダを混ぜた洗剤だ。重曹よりもアルカリ度が高く、水に溶けやすい。また、重曹よりも洗浄力が高く、シンクの油汚れに対して高い洗浄力を発揮する。水500mlに対してセスキ炭酸ソーダ小さじ1杯を溶かし、シンクにスプレーして掃除するとよいだろう。

シンクの掃除方法

洗剤の種類を上手に使った、シンクの基本的な掃除方法を紹介しよう。

【用意するもの】
  • セスキ炭酸ソーダ水スプレー
  • クエン酸水スプレー
  • 掃除用ブラシ
  • 掃除用スポンジ
  • メラミンスポンジ
  • 掃除用ヘラ
  • 乾拭き雑巾
【掃除方法】
  • シンク全体にセスキ炭酸ソーダ水をスプレーして、スポンジでこすり洗いをする。
  • 水栓にセスキ炭酸ソーダ水をスプレーして、メラミンスポンジで拭き取る。
  • 水栓のまわりやシンク全体に白くなっている部分は、クエン酸水をスプレーしてヘラでこそげ落とす。
  • シャワー付きの水栓の場合は、シャワーヘッドも汚れている。汚れが目に付きにくい場所だが、常に濡れているのでカビなどの雑菌が繁殖しやすい。クエン酸水スプレーを使って掃除をしよう。
  • ゴミ受けや排水口のヌメリ汚れには、セスキ炭酸ソーダ水をスプレーして掃除する。水で洗い流しながら、ブラシで汚れを取り除こう。
  • 水でシンク全体を洗い流し、最後に乾燥した雑巾で水分を拭き取れば完了だ。

3. シンクを掃除する際の注意点

シンク
シンクを掃除するときには、注意する点がいくつかある。

掃除前に素材を確認する

【ステンレス製の場合の注意点】
ステンレスはサビに強いので、シンクの素材として多く使われている。シンクの表面がツヤ出し加工されたシンクには注意が必要だ。研磨力のある重曹、クレンザー、メラミンスポンジは、せっかくの加工に傷を付けてしまう可能性があるので注意してほしい。

【ホーロー製の場合の注意点】
汚れに対しての耐性が高いので、掃除が簡単に済むのがホーロー製のシンクだ。できるだけ汚れを溜めないようにこまめに掃除をするとよい。また、研磨力のある洗剤やスポンジ、洗浄力の高い酸性やアルカリ性の洗剤は避けるようにしよう。できるだけ表面にキズが付かないようにして、中性や弱アルカリ性、弱酸性洗剤を使うようにしてほしい。

【人工大理石製の場合の注意点】
人工大理石製シンクには、熱に弱いという性質がある。熱い鍋などをシンク内に置かないように注意しよう。シンクを掃除するときも、40℃くらいのお湯を使い、熱湯は避けることだ。基本的には、中性洗剤を使って掃除をするとよい。

掃除後もシンクをキレイに保つ

【排水口にゴミを溜めない】
排水口には調理ゴミ、食べかすなどが溜まる。これらのゴミを放置しておくと、雑菌が繁殖してヌメリ汚れの原因となる。排水口用のネットなどを使って細かいゴミをキャッチし、毎日取り換えるようにしよう。

【シンクに水気を残さない】
シンクに水気が残ってしまうと、乾燥したときに水垢ができてしまう。この水垢が蓄積されるとなかなか取れないため、掃除も大掛かりなものになりがちだ。水垢を防ぐためには、1日の終わりにシンクの水気をサッと拭きとることが大切。水垢だけでなく、雑菌の繁殖も抑えることができる。

結論

シンクにはさまざまな種類の汚れが集まってくる。重曹、クエン酸、セスキ炭酸ソーダなど汚れに合わせた洗剤で掃除をすることが大切だ。シンク汚れは蓄積させず、毎日掃除をするのが理想的といえる。また、シンクをキレイに保つためにはゴミを溜めず、シンクに水気を残さないことだ。こまめに掃除をし、いつもピカピカのシンクで気持ちよく料理をしよう。
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  • 更新日:

    2023年1月11日

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