2023年1月 3日目次
- 静電気防止、花粉防止
- 速乾
- 生地へのダメージ防止
- 消臭や防臭
1. 柔軟剤が香る洗濯のやり方
洗濯物からふわっと柔軟剤のよい香りをさせるには、いくつかのコツを押さえる必要がある。ここでは柔軟剤が香る洗濯のやり方を具体的に解説しよう。
柔軟剤の香りをしっかり付ける洗濯のコツ
【洗濯物の量を少なめにする】
洗濯物が多いと柔軟剤がすべての衣類にしっかり届かず、香りが残りにくくなる。柔軟剤が香る仕上がりのためには、洗濯物の量を少なめに抑えることが大切だ。洗濯物の量は洗濯機の8分目までを目安にし、柔軟剤が効果を十分に発揮できるようにしよう。
【脱水時間は普段どおりにする】
柔軟剤を香らせるには脱水時間を短くすればよさそうだが、脱水が不十分だと洗剤の溶け残りが生じるなどでニオイやごわつきの原因になる。柔軟剤の香りを楽しみたいのに嫌なニオイがつくと本末転倒なので、脱水時間は通常どおりに設定するのがおすすめだ。
【無香料の洗濯洗剤を使用する】
香り付きの洗濯洗剤を使っていると、柔軟剤の香りを感じにくくなる。柔軟剤が香る洗濯方法としては、無香料の洗濯洗剤を使うことが重要だ。無香料の洗剤なら柔軟剤の香りを邪魔せずに洗えて、お気に入りの香りをしっかり楽しめるだろう。
【部屋干しにする】
洗濯物に柔軟剤の香りを残すには部屋干ししよう。洗濯物を外干ししていると、紫外線や風の影響で柔軟剤の香りが薄くなりやすい。部屋に干すとそれらの影響を受けにくく、香りをキープしたまま洗濯物を乾かせるのがメリットだ。
【つけ置きもおすすめ】
柔軟剤が香る仕上がりを目指すなら、つけ置きもおすすめだ。洗濯機で洗い・すすぎの工程が終わったあと、柔軟剤を入れて1時間ほどつけ置きしてみよう。こうすることで洗濯物に柔軟剤の香りがつきやすく、脱水後も香りを楽しめる。
2. 柔軟剤の効果とは？
柔軟剤といえば、衣類によい香りをつけたり柔らかく仕上げたりするために使うイメージが大きい。しかし柔軟剤には、それ以外にもさまざまな効果がある。柔軟剤の効果を一覧で紹介するので、どんなときに柔軟剤が役立つのか覚えておこう。
柔らかくするだけではない柔軟剤のいろいろな効果
柔軟剤は衣類の表面をコーティングして生地の凹凸を減らすため、繊維どうしの摩擦を防げる。それによって静電気が起きにくくなったり、ダメージから衣類を守ったりできる。また静電気が生じにくいと、花粉の付着も減らせるのがうれしい。
また、繊維がコーティングされると水切れもよくなる。そのため洗濯物が早く乾きやすくなり、こまめに洗濯したい人に便利だ。さらに近年は消臭や防臭効果をプラスした柔軟剤も多く、ニオイが気になる人にも適している。
3. 柔軟剤の効果を得るための正しい使い方
アロマが香る、洗濯物がふんわりするなど柔軟剤の効果を得るためには、正しい使い方を押さえておこう。ここでは柔軟剤を入れるタイミングと使用量の2点を解説する。
柔軟剤の正しい使い方
柔軟剤の効果を得るためには、投入するタイミングに注意したい。柔軟剤を入れる正しいタイミングは、洗濯のすすぎの工程が終わったあとだ。その前に柔軟剤を入れるとすすぎの際に流れてしまい、効果を感じにくくなってしまう。柔軟剤はすすぎが終わってから入れるか、洗濯開始時に柔軟剤投入口に入れておこう。柔軟剤投入口に入れておくと、すすぎのあとに柔軟剤が自動的に投入される。
また、柔軟剤は適量を守って使うことも大切だ。より効果を高めようとたっぷり入れたくなる気持ちもわかるが、柔軟剤を入れすぎると吸水性が下がって衣類が長持ちしにくくなったり、肌触りが悪くなったりすることもある。
4. 柔軟剤の香りは工夫ひとつで長持ちする
紹介してきたように、柔軟剤の香りは工夫ひとつで長持ちする。柔軟剤が香る洗濯のやり方として、最後にもう1つ、柔軟剤選びに関わるポイントを解説しよう。
香りが強い柔軟剤を使う手もある
柔軟剤の香りを感じるためには、香りが強い柔軟剤を使うのも手だ。たとえばP＆G、花王、ライオンなどのメーカーのホームページでは、各製品の香りがどれくらい強いかという目安をチェックできる。しっかり香る柔軟剤がほしい人は、香りのレベルが強い製品を選ぶとよい。
ただし香りが強すぎる柔軟剤は、香害のリスクもあるため要注意だ。あまりにも香りが強く感じる場合は洗い直すなどして香りを抑えるか、職場や人混みに着ていくのを避けたい。柔軟剤の香りでまわりに不快な思いをさせないよう、適度な香りをキープしよう。
結論
ふとしたときに衣類から柔軟剤がふわっと香ると、気持ちが明るくなったり癒されたりするだろう。柔軟剤が香る洗濯のやり方としては、洗濯物の量を少なくする、無香料の洗濯洗剤を使う、部屋干しにするなどの方法が挙げられる。また、すすぎ後に柔軟剤を入れた水でしばらく浸けおきするのも効果的だ。
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