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タオルのカビを除去する裏技 | 簡単な落とし方や予防法を解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2023年1月24日

タオルに発生したカビは簡単な裏技で除去できる。清潔なタオルを使用するために、効果的な方法をチェックしておこう。この記事では、タオルのカビを除去する裏技を3つ紹介する。タオルに黒カビが発生する原因や、予防方法とあわせてまとめた。

  

1. タオルに黒カビが発生する原因とは?

タオル
タオルに黒カビが発生する主な原因は汚れと水気だ。カビは湿気を好むため、濡れた状態が続くタオルは黒カビが繁殖しやすい。濡れたまま放置したり、乾燥に時間がかかったりすると、発生する可能性が高くなる。
さらにタオルで体を拭くと、皮脂や汚れ、雑菌が付着する。黒カビのエサになることで、繁殖が促進されるわけだ。キレイに見えるタオルでも汚れているケースは多い。毎日洗濯しないご家庭だと、黒カビは発生しやすいだろう。
また、洗濯機に発生した黒カビがタオルに付着する恐れがあるので、注意が必要だ。洗濯槽の裏側で繁殖しているケースは多い。洗濯物に黒いカスがついていたり、嫌なにおいがしたりする場合は、カビの除去が必要だ。

タオルの黒カビが及ぼす健康被害

黒カビが発生したタオルを使用すると、肌に黒カビが付着する。ニキビや肌荒れの原因になるので、注意が必要だ。さらに黒カビを吸い込むとアレルギーや病気の原因になる。
黒カビが発生したタオルは見た目が悪い。嫌なにおいもするため、そのまま使用するのは不衛生だ。清潔なタオルを使用するためにも、裏技でカビを除去してほしい。

2. タオルの黒カビを除去する裏技

熱湯
タオルの黒カビは洗濯機で落とすのは難しいため、裏技で除去する必要がある。3つの裏技のやり方を解説するので、ぜひ試してみてほしい。なお、タオルに使用できるお湯の温度は、洗濯表示(※1)でチェックしておこう。

酸素系漂白剤を使う

ワイドハイターやオキシクリーンなど、衣類用の酸素系漂白剤を使った裏技だ。液体タイプより、洗浄力が高い粉末タイプを使用するとよい。あとはぬるま湯(40~50度)と洗い桶、ゴム手袋を用意しよう。
洗濯桶にぬるま湯を入れて、パッケージの分量通りに酸素系漂白剤を投入する。それから黒カビが生えたタオルを30分ほど漬け置きしよう。黒カビが残っている場合は漬け置き時間を長くする。除去できたら、軽く絞って洗濯機でまわせば裏技は完了だ。

煮洗いする

黒カビは熱に弱く、50度以上のお湯で死滅する。酸素系漂白剤で落ちない黒カビは、煮洗いの裏技で除去してほしい。酸素系漂白剤(粉末)と洗濯用洗剤(粉末)、菜箸、大きめの鍋(アルミ製以外)、ゴム手袋が必要だ。
鍋に水(2L)を入れて、酸素系漂白剤(10g)と洗濯用洗剤(5g)を混ぜる。火にかけて沸騰したら、黒カビを除去したいタオルを入れよう。3~5分ほど煮たら火を止めて、お湯が冷めるまで定期的に混ぜながら放置する。黒カビが除去できたら、タオルを取り出してぬるま湯ですすげばよい。

お湯に浸け置きする

煮洗いに抵抗があるなら、お湯で漬け置きするだけでも除去は可能だ。バケツと酸素系漂白剤(粉末)、ビニール袋(バケツが収まるサイズ)、バスタオル、お湯(90度)、菜箸、ゴム手袋を用意する。
バケツにお湯と規定量の酸素系漂白剤を入れたら、黒カビが生えたタオルを入れる。菜箸でしっかりと漬け込むのが裏技のポイントだ。あとはビニール袋とバスタオルで保温して、2~3時間ほど漬け置きしよう。タオルを取り出したあと、通常通りに洗濯機でまわせば裏技は完了だ。

3. タオルの黒カビを防ぐ方法

タオル
タオルの黒カビを除去したあとは、予防法を実践することが大事だ。効果的な2つの裏技を解説する。

タオルを濡れたままにしない

黒カビは湿気を好むので濡れたまま放置するのはNGだ。使用したあとのタオルはすぐに洗濯する。洗濯するのが難しい場合は、ハンガーにかけて一度乾燥させるとよい。洗濯が終わったあとも、早めに洗濯機から取り出して干す。
また、乾燥に時間がかかると黒カビが繁殖しやすい。タオル同士の隙間をあけて風通しをよくしたり、部屋干しするときに扇風機を当てたりして早く乾かすことが重要だ。

洗濯槽を掃除する

洗濯槽の裏側に発生する黒カビを除去すれば、タオルなどの洗濯物を清潔に洗濯できる。洗濯槽クリーナーを使用して、洗濯槽裏に発生した黒カビを徹底的に除去しよう。
洗濯機の使用頻度によっても異なるが、1~2ヶ月に1回の頻度で掃除するのがおすすめだ。なお、洗濯機を洗濯カゴ代わりにしない、使用していないときはふたを開けるなどの裏技で、黒カビの発生は予防できる。

結論

黒カビが発生したタオルを使用すると、健康への悪影響が心配だ。裏技を使って除去することで、清潔なタオルを使用できる。酸素系漂白剤や煮洗い、お湯での漬け置きなど、効果的な裏技をチェックしておこう。タオルを濡れたまま放置しない、洗濯槽を掃除するといった予防法も、あわせて実践してほしい。
(参考文献)
※1:消費者庁「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」
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  • 更新日:

    2023年1月24日

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