目次
- ゴム手袋をはめたらスポンジにクレンザーを塗布する
- 優しく磨いて黒ずみを落とす
- 水を流して黒ずみが除去できているかチェックする
- トイレットペーパーを黒ずみに貼り付ける
- 酸性洗剤を吹きかけてしばらく放置する
- トイレブラシを使ってトイレットペーパーごと黒ずみをこする
- 水を流して黒ずみが除去できているかチェックする
- 黒ずみに塩素系漂白剤をかける
- 3~5分ほど放置する
- 水を流して黒ずみが除去できているかチェックする
- 黒ずみに重曹をかける
- クエン酸水を重曹に吹きかける
- 発泡したらトイレットペーパーを貼り付けて2時間ほど放置する
- トイレブラシを使って黒ずみをこする
- 水を流して黒ずみが除去できているかチェックする
1. トイレの黒ずみの原因とは?

トイレの黒ずみができる原因は複数ある。簡単除去するためには、まず汚れの種類を見分けることが大事だ。
主な原因は水垢・尿石・カビ
水垢は水道水に含まれるケイ酸塩が、尿石は尿に含まれるタンパク質が原因で発生する。水垢や尿石が原因の黒ずみは、便器の表面や水面近くにできることが多い。
また、水分や湿度、汚れなどの条件がそろうトイレは、カビが繁殖するのに適した環境だ。便器の水がでるところやフチ、水面の上部に発生することが多い。ほかにも水垢や尿石、カビが混ざりあった複合汚れになることもある。
2. トイレの黒ずみの簡単除去方法

トイレの黒ずみをスッキリと落とす、簡単除去の方法を紹介しよう。便器以外の黒ずみを落とす方法も紹介するので、ぜひチェックしてほしい。
便器の黒ずみの落とし方
トイレの黒ずみを簡単除去するために、まずは便器内の水位を下げておく必要がある。ラバーカップを便器の排水口に密着させて、押し込めばOKだ。バケツに水を入れて一気に流し込む方法もある。
【水垢による黒ずみの落とし方】
一部のメーカーではクレンザーの使用を推奨してない。便器のコーティングが剥がれる可能性があるので、事前に公式サイトや取扱説明書を確認しておこう。
【尿石による黒ずみの落とし方】
便器のフチに黒ずみができている場合、フチ裏にも発生している可能性が高い。つけおきでまとめて簡単除去しよう。なお、毒ガスが発生するので、酸性洗剤と塩素系洗剤を一緒に使用するのはNGだ。
【カビによる黒ずみの落とし方】
キッチンハイターやカビキラーなど、塩素系の洗剤を使用してもOKだ。毒ガスが発生するので、酸性洗剤と一緒に使用しないよう注意しよう。
【複合汚れによる黒ずみの落とし方】
クエン酸水は水(500ml)とクエン酸(小さじ1~2)を混ぜて、スプレーボトルに入れれば完成だ。洗浄力を高めたいなら、重曹をたっぷり使用するとよい。
便器以外の黒ずみの落とし方
【壁の黒ずみの落とし方】
トイレの壁に発生する黒ずみの原因は、ホコリやカビだ。トイレクイックルなど、トイレ用の掃除シートで拭こう。それでも黒ずみが落ちない場合は、消毒用のエタノールスプレーを吹きかけてから拭き取ってほしい。
【床の黒ずみの落とし方】
尿ハネに皮脂やホコリが付着したり、カビが生えたりするとトイレの床に黒ずみが発生する。トイレ用のシートで拭き取れば簡単除去が可能だ。それでも落ちないなら、トイレマジックリンなどトイレ用の中性洗剤で拭き掃除をしよう。
【タンク内の黒ずみの落とし方】
トイレタンク用の洗浄剤を使用すれば簡単だ。タンクに投入して一定時間放置するだけで、黒ずみが簡単除去できる。また、タンクのフタを外してトイレ用中性洗剤で掃除してもOKだ。外し方や正しい掃除方法は、メーカーの公式サイトや取扱説明書で確認してほしい。
3. 除去後にトイレの黒ずみを予防するコツ

トイレの黒ずみを簡単除去したあとは、できるだけキレイに保ちたい。効果的な黒ずみの予防方法を紹介しよう。
置き型の洗浄剤を使う
より手軽にトイレの黒ずみ対策がしたいなら、置き型の洗浄剤を活用しよう。水を流すたびに洗浄成分が便器内に広がるため、汚れにくくなる。黒ずみへの効果が高い置き型洗浄剤もあるので、ぜひチェックしてほしい。
こまめに掃除する
トイレの汚れを放置すると頑固な黒ずみになる。こまめに掃除することがトイレの黒ずみ対策として有効だ。トイレブラシで簡単にこするだけでも十分な効果が期待できる。もし黒ずみができたら、紹介した簡単除去の方法ですぐに掃除しよう。
結論
トイレの黒ずみの原因は水垢や尿石、カビだ。原因にあった方法で掃除すれば、黒ずみは簡単に除去できる。壁や床、タンクの黒ずみを掃除する方法も紹介したので、あわせてチェックしておこう。また、適切に対処すればトイレの黒ずみは簡単除去できるが、黒ずみが発生しないように予防することも大切だ。