このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
カーペットの掃除

カーペットの染み抜き方法と裏技 | 汚れや嫌な臭いの落とし方は?

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2023年2月20日

カーペットの汚れは、染み抜きの裏技でキレイに落としたい。汚れの種類によって効果的な方法が異なるので、基本的な知識をチェックしておこう。この記事では、カーペットのシミ抜きの裏技を汚れの種類別に解説する。重曹を使ったお手入れ方法も紹介するので、あわせてチェックしてほしい。

  

1. カーペットのシミや汚れの原因とは?

コーヒーをこぼした様子
カーペットのシミの原因は、飲み物や調味料、インク、ペットの尿などだ。さらに毛足が長いため、ホコリや食べカス、ゴミ、髪の毛、ペットの毛がからまりやすい。放置するのは不衛生なので、シミは染み抜きの裏技で落として、汚れもしっかりと掃除しよう。

シミの種類に応じた染み抜きをする

カーペットのシミは、「水溶性」「油性」「そのほか(不溶性)」に分類できる。適切な染み抜きの方法はそれぞれ異なるので、まずはシミの種類を確認することが重要だ。
水溶性のシミとは、主に調味料や飲み物があげられる。例えば、ソースやしょうゆ、紅茶、コーヒー、牛乳などだ。血液も水溶性のシミだが、お湯を使うと固まるので染み抜きの方法には注意してほしい。
油を含んでいるものは油性のシミだ。調味料やケチャップやマヨネーズ、チョコレート、カレーには油が含まれる。クレヨンや口紅、ファンデーションなども油性のシミに分類される。
そのほかのシミには泥やガム、墨があげられる。そのほかのシミは種類によって染み抜きの方法が違うので、事前に確認しておくことが大事だ。シミの種類に適したシミ落としの裏技を実践してほしい。

2. カーペットの染み抜き方法や裏技

カーペットの掃除
カーペットの染み抜き方法を、水溶性と油性、そのほかの汚れに分けて紹介しよう。スッキリとキレイに落とす裏技をまとめた。

水性汚れの染み抜き方法

水性汚れがついた直後に、ぬるま湯でぬらして固く絞った布でトントンとたたく。霧吹きに入れたぬるま湯を吹きかけて、乾燥したタオルを押し付けてもOKだ。布が汚れたらキレイな部分に変えながら、汚れを移すように染み抜きをしてほしい。
時間がたったカーペットの水性汚れには、薄めた中性洗剤を使った裏技を試してみよう。布を浸して軽く絞ったあと、シミがついた部分を上から抑えるようにたたく。中性洗剤が残らないように、繰り返し水拭きをすれば染み抜きの裏技は完了だ。

油性汚れの染み抜き方法

油性汚れの染み抜きは、カーペットの色によって使用するアイテムが異なる。白いカーペットの場合は、酸素系液体漂白剤、重曹、雑巾、ゴム手袋を用意しよう。次に、液体タイプの酸素系漂白剤(20ml)と重曹(大さじ1)を混ぜる。シミにかけたら少し放置して、ぬらして電子レンジで温めた布でたたくように拭く。水を少量かけて乾いた雑巾で拭いたあとは、水拭きで洗剤をキレイに拭き取ろう。
ただし、酸素系漂白剤で染み抜きをすると色落ちすることがある。目立たない場所で試して色落ちするようなら、ぬるま湯で薄めた中性洗剤を布に含ませてしっかりと拭き取ろう。カーペットが濃い色の場合は、色落ちを防ぐためにアルコールと中性洗剤を使うとよいだろう。アルコールを使う際はカーペットを傷めないよう、少しずつ行うようにしよう。
カーペットにクレヨンやインクが付着したら、マニキュアの除光液を使った裏技を試す。シミに数滴落としてたたくように吸い取り、最後に中性洗剤と水拭きで仕上げをすればOKだ。

そのほかの汚れの染み抜き方法

泥汚れは乾燥させて、それから柔らかいブラシで落とす。ガムは、乾燥させたあとに、ヘラでこそげ落とそう。ガムの上に氷を入れたポリ袋を乗せて固める裏技もある。
泥汚れやガムが取れたら、水で薄めた中性洗剤を布に含ませて繰り返し拭き取ろう。洗剤が残らないように水拭きすれば、染み抜きは終わりだ。
また、カーペットに墨をこぼした場合は、すぐにティッシュペーパーで吸い取る。中性洗剤と歯ブラシを使い、墨がついた部分の擦り洗いをしよう。あとはぬるま湯を浸して絞った布で拭き取ってほしい。

3. 重曹を使ったカーペットのお手入れ方法

重曹
カーペットを清潔に保つには、重曹を使ったお手入れが有効だ。2つの方法を紹介するので、染み抜きの裏技とあわせてチェックしてほしい。

重曹スプレーで汚れを落とす

スプレーボトルに、40度くらいのぬるま湯(200ml)に重曹(小さじ1/2)を入れる。よく混ぜたあと、カーペット全体に重曹スプレーを軽く吹きかけよう。
それからぬらして固く絞ったタオルで、毛足を逆立てるように拭き上げる。あとは換気をしたりエアコンをつけたりして、カーペットを乾燥させれば完了だ。アルカリ性の重曹を使うことで、皮脂汚れなど酸性の汚れを中和して落とせる。

嫌な臭いにおいには重曹をふりかける

消臭効果がある重曹を使った裏技だ。まずは粉末の重曹をカーペット全体にふりかける。ゴム手袋をつけた手でなじませて、1時間ほど放置しよう。寝る前にふりかけて朝まで放置してもOKだ。あとは重曹が残らないように掃除機で丁寧に吸い取れば、嫌なにおいがスッキリと消える。

結論

汚れの種類によって適した染み抜きの方法は異なる。水溶性と油性、そのほかに分けて染み抜きの裏技を紹介したので、ぜひ試してみてほしい。また、重曹を使ったお手入れでカーペットは清潔に保てる。汚れを落とす方法や、嫌なにおいを取る方法を紹介したのであわせて実践しよう。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2023年2月20日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧